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【メディア】Tarzanオンラインで講師『背面トレーニング』

マガジンハウス社の雑誌Tarzanでは誌面だけでなく、オンラインeventを開催し本誌で伝わらないコアな部分を直接読者に伝える取り組みをしています。その講師を務めさせていただきました。

なぜ、背面トレーニングか?

そうだ!体を鍛えよう!
と思い立つと初めに思い浮かぶのはお腹、そして脚や腕。。鏡に映った自分の姿を見た時に確認できふ部分ばかりになっていませんか??

実は背面は自分から見えていないだけで、他人から最も見える部分なんですよ。例えばお尻、背中、もも裏やふくらはぎ、、、。

私はスポーツトレーナーという仕事柄、人の体つきを無意識に分析してしまう癖があります。鍛えている人はすぐに見分けがつきます。だけど、普段見えない部分、つまり背面までしっかりと鍛えている人は少ない。ここに成果を出す人とそうでない人の差が生まれます。

脚を長く見せるには大臀筋ではなく、中臀筋を鍛えよ!?

いきなり筋肉の名称を出されても!
という人も多いかもしれません。以下の画像を見て下さい。

visible bodyより

赤が中臀筋、黄緑が大臀筋。
骨盤の最も高い位置は腸骨陵といってミッキーマウスの耳のような形をしています。ここには中臀筋という筋肉が付着し、股関節の外転という脚を横に広げる動作を担当しています。スクワットの様に股関節を伸展(脚を後ろに蹴る動作)では大臀筋が働きます。つまり、中臀筋を鍛えて脚を長く見せるにはスクワットよりも股関節を外転させる動作が必要になります。

しかし、多くの場合、ヒップアップといえばスクワットやヒップスラストといったトレーニングが支流となり中臀筋を鍛える様な種目はフォーカスされることは少ないように思えます。

ボディメイクの視点だけでなく、スポーツパフォーマンスの視点でも中臀筋を鍛える意義は大いにあります。
スポーツ動作は片脚で支持する場面が多く、骨盤が不安定になってしまう。そこで骨盤がグラグラしてしまってはバランスが崩れてパフォーマンスは低下。それをカバーしてくれるのが中臀筋となる。

写真や文章で伝えるには限界があるので気になる方は雑誌TarzanTarzanオンラインをご覧下さい。

これからメディアはどうなる?

昔は体の情報収集は雑誌か専門書から得るしかなかった。今はYouTubeなどのSNSやネット記事など様々な媒体から情報を得られますよね。便利な反面、誤った情報も多くなってます。残念ながらアクセス数やいいね数、フォロワー数や再生数が欲しいが故に専門的な知識も無いまま発信をしてしまうケースも多く見られます。

信用できる媒体から情報収集する

Tarzanの様に30年以上の歴史があり、専門家の監修のもと制作しているメディアはやはり強いと思います。さらに一般のユーザーの考えにも理解があり、わかりやすさも追求しています。

紙媒体から今回のチームTarzanの様な映像媒体へ移行させることが出来れば利便性は増し、情報収集に迷う人の道標になるのではないでしょうか。

問題は料金

YouTubeなどの無料情報とTarzanなどの有料情報では、見る人の手軽さが全く異なりますよね。そこが問題です。どうしても無料の情報収集から入るのが自然で、有料情報を得ようとする人は少数でしょう。このギャップが誤情報を拡散させる要因となっていると思います。今後のメディアの課題はここをどう変革していくかだと思います。

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