note版「むだ死にしない技術」

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1章 むだ死にしたくなければ、ピロリ菌に気をつけろ。

胃がんの99%の原因に、ピロリ菌感染が関与している。
しかし、「ピロリ菌が胃がんの原因である」という事実の認知度が、あまりにも低い。WHO(世界保健機構)では、いまから20年以上前の1994年に「ピロリ菌は胃がんの原因である」と認定した。2014年にはピロリ菌除菌に重点をおくべきだと発表している。
ところが日本では、いまだに除菌すべきか、すべきでないかという議論が起こる現状がある。

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2章 むだ死にしたくなければ、リスクを恐れるな。

胃がんのほかにも、感染症が原因で予防が可能ながんがある。肝臓がん、子宮頸がんがその代表的なものだ。両方ともウイルスが原因である。ウイルスを放置してがんになった場合に命を落とすリスク、そしてワクチンや薬剤で治療をおこない副作用が出るリスク……医療にはリスクがつねにつきもので、医師によれば「医療とはつねに台風の中、高速道路を全速力で走っているようなもの」という。

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3章 むだ死にしたくなければ、「忙しい」を言い訳にするな。

「忙しい」で健康診断を受けないのは怠慢だ。
僕だって時間を作って年に1回は人間ドックを受けている。
23歳の頃から毎年必ず受診していて、2006年に検察の強制捜査が入った直後という慌ただしいときでもちゃんと受けていた。定期的に身体のデータをとって自分の健康状態を把握する。たったこれだけのことだが、自分にとっては大事な健康法だ。

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4章 むだ死にしたくなければ、歯医者に行け。

僕は、数年前から家を持たず、日本でも海外でもホテルに住まうノマド生活をしている。持ち物は少ないが、電動歯ブラシとデンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液はつねに携帯している。就寝中は専用の薬液を塗ったマウスピースを装着し、ホワイトニングをする。
なぜ、これだけ歯を大切にするのか。
それは、歯のケアは全身の疾病の「予防」の根幹にかかわるからである。

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5章 むだ死にしたくなければ、QOLを意識しろ。

ここでは先手を打ってやっておくとQOLが格段に上がる、視力矯正手術をすすめたい。
僕はもともと近視で、0.1〜0.15くらいだった。
2011年にレーシックを受けて、現在も左右とも1.5の視力を維持している。その後に収監されることになるのを予測して手術したわけではなかったが、裸眼で過ごせて何かとハードな刑務所生活に役立った。

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終章 これからの生存戦略と医療

平均寿命と健康寿命というものがある。
たとえば男性は平均寿命が79.55歳、健康寿命が71.19歳。
つまり、9.02年は何かしらの病気を抱えて生きることになる。女性の場合はもう少し長くて、平均寿命が86.30歳、健康寿命が74.21歳、12.40年、通院しながら生活することになる。いかに健康寿命を延ばすかが大事で、自分自身のためでもあるし、国の医療費削減のためにもなる。

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おわりに −−もう早死にするわけにはいかない、僕の健康法。

ここまでいまの医療と病気の予防の現状を、100の文句を言って1をきいてもらうつもりで攻めていきたいと思って語ってきた。僕もこんな本を出したからには、早死にするわけにはいかない。

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