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いかに「語られる」ブランドになるかを考えることこそ、マーケティングの真ん中

個人的に気に入ってずっと使い続けているタオルブランドが「LITTLE SUNSHINE」。我が家のタオルはほとんど「IKEUCHI ORGANIC」とこのブランドで占められているのですが、ずっと使い倒してきたせいか、少しずつほころびが出てきているものもあって、前に実店舗で買ったセレクトショップのオンラインショップでまとめて購入することにしたんです。

数日後に届いて、箱を開けると1枚のレターが入ってました。

紙に特徴もなければイラストなんかが施されているわけでもない。ほんとにワードのみで作ったようなペラのレターです。

でもこのレターを読んだ時に、すごくグッとくるというか、やっぱり好きなブランドだなぁと思ったんですよね。内容そのものが素敵だというのもあると思います。無骨というか潔さすら感じるブランドビジョンで、ふだんその手のものと向き合っている身としては、隠れたくなるくらい切れ味のいい文章だと思いました。でもたぶん、感動したのはそれだけではないんだろうな、と思ったんです。

なぜそうなったのか。
そのあたりについて考えてみたく、この商品との出会いを振り返ってみます。

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確たる根拠はないけれど「そうかもしれない」と思うことは、日々の生活や仕事の中で結構あると思うんです。普段は通り過ぎてしまうそういう感覚が後々顔を出してはヒントを与えてくれることも。正解やノウハウばかりが並ぶSNSでは発言することに気が引けてしまう「なんとなく」を月に2回を目処に書き残していきます。読んだ方々にとって、日常の「小さな兆し」に気づくきっかけになれれば。

仮説の手前

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