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オリーブの花と実

今年は玄関のオリーブの木に沢山花が咲いた!
蕾(つぼみ)は出来ていたので期待はしていたけれど、小さい花なので大幅に変わらなく気が付かないレベル。

これは蕾

拡大すると、タイトル画や↓のようになるけれども、マクロで撮ると小さい花なのだ。


我が家のこのオリーブは新築祝いで30年ぐらい前に花屋の友達に頂いたもの。枯れもせずに長生きしている。一度だけ歴史に残る夏の猛暑の時、20日位出張中で雨が降らずに焦げ焦げになって葉っぱが全部茶色くなっていた時があるのだが・・焦げるという動詞がしっくりくる。メインの木は枯れてなかった、さすがオリーブ。

その時から、自動水やり機を買って定期的に(冬は3日に1回、夏は1日1回)水をやっているのでさらに元気になる。
ちなみに、夏は朝に水をやると昼間に根っこが高温になりすぎてしまうので、夕方にやるのも手。うちのは タカギのこれ、なかなか便利です。

これの入り口は水道の蛇口で、出口は一つなのでうちでは8箇所に分配して玄関と2階のベランダに定期的に水をやっている。普段は朝9:00になるとシャーっと花壇とオリーブの木に水が出るので通行人は お! と思っているに違いない。
ある時水が出なくておかしいと思い確認したら電池切れだった・・・それから夏の出張前のチェックリストには水やり機の電池残量確認という項目もある。ま、夏以外なら15日位停まっていても大丈夫。

そんな30年前のオリーブだけど水だけやって土の栄養だけで育っていたが一向に花も咲かないので実もならない・・・ それ位楽しませて欲しいので色々と調べると栄養不足だと実がならないのだと・・・
・・・ということで、オリーブの栄養で検索するとこれが出てきたので買ってみる。円柱の粒を鉢の外側に何個か埋めておけばいいとの事。本来は年に数回決まった時があるようだかその辺は適当でいいことにする。

それから2年後には花が咲くようになった! これ以外にも4本程別に植っているのだが、そちらは花も咲かなかったが今年そのうちの1本は小規模で咲くようになった。

調べると、1本単体だけだとオリーブの実はなりにくいというのが書いてある。うちには合計5本もあるのになかなか実がならない・・・そう言えば花が咲くようになったのは1本だけでこの7年ぐらい前からだ・・・

実がなるようになったのは5年ぐらい前から・・・初めて見た時は大変嬉しかったのを覚えている。

花が咲かなければ実がならないのは分かるが、色々な事象と情報から考察してみると、花を咲かせる為の栄養と環境が足りなかったのではないかと思う。環境には時間も含まれる、ある程度若いと花は咲かないのだと・・・

発芽して数年間栄養を与え続けたので花が咲いて、それが2本以上あると実がなるのだと予想する。以前は1本だけだったが、どこかの花粉が飛んできたのか虫がつけてくれたのか分からないが数個の実がなったということだ。

今年は一行目に書いたように、かつてないレベルの大量の花が咲いたので少しは期待出来る・・・が、花が咲いている時に雨が降ると収穫量が下がるというのも聞くのでどうなるかな??

これらは以前に実った実、場所は違えど色の変化をどうぞ。

緑の実

あと、多くの人が間違えて認識しているのは緑のオリーブと黒のオリーブと木の種類が違うのではなくて、緑のオリーブの時間がたつと黒く変化するのだ!! 

紫の実

こんなのは知らないから緑だったのが紫のまだらになって黒くなった時には驚いた。

黒い実


フランス・プロバンス地方へ行くと(その他有名なのは、イタリア・トスカーナ&リグリア、スペインの何処か、日本では小豆島)色々な種類のオリーブオイルが売っている。これに関しては木の種類が違うので味も違う。コーヒーのようにブレンドして売っているのもある。喉が痛くなるようなのもあるし・・・オイルが黄色いのから緑色のもある。何しろ奥が深いのだった。

更に、多くの人が間違えて認識をしているのは、木から採れたてのオリーブは硬くて渋くて食べられたものではない。レストランで出てくるのやらお店で売っているのは塩漬けしておいて柔らかく渋抜きをしているのであんなに美味しいのだ。絞ってもたいしてオイルは絞り出せないだろうから観賞用と自己満足用に育てたい・・・が、もし30個とか採れるようだったら塩漬けしてみよう。

これは前に書いた つぶやき


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