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大場美奈卒業コンサート@パシフィコ横浜 Day1 〜卒業してもずっと可愛くてすみません〜

あるアイドルに興味をもつきっかけには色々ある。まぁ、大抵はビジュアルというか、顔が好みかどうかだと思うが、それ以外にも、トークが面白いとか性格が良いなどといった理由で推すようになることもある。

また、決して多くはないが、演技力の高さに注目しているうちにファンになってしまうこともある。AKB48時代の川栄李奈もそのパターンだと思う(まぁ、ルックスも好みだったが)。川栄は朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のヒロインを務めるなど世間的にも女優として認知され、AKBグループ出身者では、バラエティタレント、アイドルプロデューサーとして活躍する指原莉乃と並ぶ大成功者となっている。

個人的には演技面で川栄に迫るポテンシャルを持っていると感じているのが大場美奈だ。
彼女の演技力に注目するきっかけとなったのは、2013年から19年にかけて放送されたAKBグループの冠バラエティ番組「AKB48SHOW!」だ。
彼女は番組内でシリーズ化されたコント「妄想少女」でSKE48のメンバーが自分の可愛さに嫉妬し、自分に嫌がらせをしているという妄想にかられたアイドル大場美奈を演じている。

これが見事ハマリ役となり、演技も評価されたことから、彼女はその後、いわゆる村外仕事(AKBグループが主体でない現場)でも女優として活動するようになった。

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舞台でも「増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和 〜奥の細道、地獄のランウェイ編〜」ではヒロイン役、「ハケンアニメ!」で主演を務めたことからも彼女の演技力がいかに評価されているかが分かると思う。

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ちなみに、「妄想少女」で毎回、大場美奈の妄想に付き合わされるハメになるマネージャーを演じたのが野間口徹だ。
彼がその後、「有村架純の撮休」などの作品でマネージャー役をやっているのは、おそらく、このコントを見た人がキャスティングしたのではないかと個人的には推察している。

「妄想少女」をきっかけに演技仕事が増え、それによって、本格的に女優業をやってみたくなり、SKEを卒業するというのは当然の成り行きだと思う。

だから、自分は彼女の卒業を心から祝したいと思う。  

コンサート自体は感動的なシーンも笑えるシーンもあったが、とりあえず、みなるんって、こんなに可愛いかったんだなというのを改めて認識できるものだった。
そして、みなるんのアイドル人生を振り返るというコンセプトのため、AKB時代の曲も歌い、AKB時代の盟友もゲスト出演したので(ぱるるも出てきた!しかも、しゃべった!)、SKEのコンサートを見ているというよりかは、AKBのコンサートを見ているような気分になった。

ゲスト出演といえば、予想通り、野間口徹が出てきた!やっぱり、「妄想少女」のコントは面白いよね!
また、みなるんのヒストリー映像が流れたが、きちんとスキャンダルにも触れていたことにも感心した。

そして思った。会場に来られなかったAKBやSKEの元メンバー(ゆいはんや川栄、玲奈など)がビデオメッセージを寄せたけれど、Jのはないんだね…。
というか、今日のステージを見た印象だと、Jがいなくなって、SKEの風通しがだいぶ良くなっているように感じた。

それにしても、オシて開演したとはいえ、終演時間が20時半近くになるとは思わなかった。結構長くやっていたんだな…。まぁ、卒コンって、大抵長いけれどね。

あと、本編終了後にすぐにアンコールを求めてはいけない。余韻に浸りたい観客や、メンバーの休憩や着替えのことを考えてからアンコール発動をしなくてはいけないという謎ルールがAKBグループのオタにはあったけれど、コロナ禍で発声禁止になっても、そして本公演のように着席鑑賞義務付けの公演でもやっているんだと懐かしくなってしまった…。まぁ、さすがに声出ししないと、あまりにも無音状態が続くから、拍手も何もない状態はかつてに比べると短くなっていたけれどね。

これって、おっさんオタが多い弊害だよね。自分が疲れやすいから、メンバーにも休みを与えなくてはいけないと思っているし、この世代には自分は業界通だと勘違いしているのが多いから、着替えの時間が必要とか言っているんだろうね。素人は素直にリアクションすりゃいいんだよ!

そういえば、1曲目に懐かしの元メンバーと一緒に“走れ!ペンギン”をやって、歌い終わると、“公演は以上。規制退場にご協力を”って呼び掛けるの面白かったな。しかも、その影ナレをやっていたの野間口徹だし。

とりあえず、みなるんを中心に歌われたことによって、改めて楽曲の良さを確認できた曲も多かったな。元々、良曲だというのは知っていたけれど、“ファースト・ラビット”とか“センチメンタルトレイン”とか“鈴懸なんちゃら”とかね。どうでもいいが、ファーストとラビットの間には中黒があるのに、センチメンタルとトレインの間にはないのかよ。統一しろよ!本当に両方とも秋元康が書いたのか?

ところで、みなるんが卒業したらSKEに推しメンっていなくなるのかなと一瞬思ったりもしたが、よく考えたら谷推しだったことを思い出した。本当、美人になったよね。

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《追記》
まさか、2週連続で(正確には前回から6日)でパシフィコ横浜に来るとは思わなかった。
しかも、メンバーのコロナ感染で延期にならなければ、「乃木坂46スター誕生!」のイベントでパシフィコではなく、ぴあアリーナMMだけれど、翌日もみなとみらいに来るはずだったんだよね…。そして、ぴあアリーナには20日前にLiella!で来たばかりだ。みなとみらいはあまり、縁のない場所なのにね…。

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《追記その2》
本当、コロナ禍になってからのコンサートとか演劇って、仕切りが悪いよね。いきなり、会場入口で問診票を記入しろとか、本公演では言ってないけれどチケットの裏側に連絡先を書けとか、そんなのばかり。中に入ってから言われたら、そりゃ、そこで作業するから入口が混み合うのは当然だよね。それのどこが感染症対策なんだよ!
ホームページとかツイッターでは告知しているのかもしれないが、そんなの見ているヒマなんてないんだしさ。しかも、本公演の開催日は新年度初日の4月1日で開演が17時とはやいんだしさ。
コンサートの運営なり、チケット発券会社なりは購入者の個人情報を把握しているんだから、メールを前日に送れば済むことだろ!そのくらいやらないで、何が感染症対策だよ!

退場時に消毒に協力しろとか言っておきながら、スタッフは手ではなく服に消毒液をかけてくるし、やっているフリしているだけじゃん!

《もう一つ追記》
隣の席に座っていたオッサン、ペンライトも振らずにずっとメモを取っていたが、関係者席に入れなかったマスコミか?それともブロガーか?


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