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予想通りの馬嘉伶卒業発表

まちゃりんが2024年2月でAKB48を卒業すると発表したことについて驚いたというオタクは1人もいないと思う。
何しろ、在籍期間の約8年間でCDシングル表題曲の選抜メンバーとなったのは2018年の“ジャーバージャ”しかない。しかも、この曲は通常より選抜メンバー数の多い楽曲だから、本来なら選抜されていなかったかも知れないわけだし。
さらに、カップリング曲を含めてもレコーディングに参加した曲は数えるほどしかない。

こうした非選抜メンバーの活躍の場はこれまで劇場公演だったが、AKBがチーム制を廃止したことにより、こうした人たちの仕事もなくなってしまった。ぶっちゃけ、選抜メンバーと劇場公演メンバーが16人ずつ、それにプラスして控えメンバーが何人かいれば回せるようになってしまった。だから、今年だけで40人以上がAKBからの卒業を発表している(実際の卒業は来年になるメンバーや選抜メンバーを含む)。

ただ、非選抜メンバーの全てが単なるベンチウォーマーではない。いわゆる村外の仕事が多いメンバーもいる。まちゃりんはそうした外仕事をコンスタントにこなしているメンバーの1人だ。

日本語の台詞はネイティブレベルには到達していないのに、何故か演技仕事が次から次へと舞い込んでいることには驚いてしまう(決して演技が下手という意味ではない)。特に舞台仕事の多さには驚くばかりだ。

ほとんどがアイドル関係も共演する2.5次元寄りの作品で、上演期間も10日以内の短いものとはいえ、今年だけで7作品にも出演しているのだからビックリだ(再演含む)。

それだけ、AKBの外で仕事をしていれば、まぁ、選抜仕事がなくても忙しいし、下手すると中途半端に入ってくるAKBの仕事の方がスケジュール調整の面で面倒になってくるというのは想像に難くないしね。

なので、最近の卒業ラッシュ状態を見て、まだ、まちゃりんは発表しないのだろうかと思ったくらいだった。

卒業後は女優、モデル、デザイナーなど幅広く活動することを目指すということだが、女優だけを前面に出さないのは日本語の台詞による演技を見ていると正解だとは思う。まぁ、女優業はイントネーションがそれほど気にならない2.5次元寄りの舞台を中心にして、あとはタレント業ってことなのかな?タレント業ならイントネーションもそんなに気にならないしね。

それにしても、AKB運営はまちゃりんを飼い殺し状態にしていたよね。勿論、安易にリストラ宣告すると外国人だから、差別されたと批判される可能性もあるからできなかったというのもあるのだろうし、一方でイントネーションの問題もあるから選抜メンバーにしにくいというのもあったとは思うけれどね。

まぁ、演劇関係者に気に入られてそちら方面で活躍できるようになったのだから、結果としては中途半端に選抜に入ったり出たりを繰り返して、村外の仕事をするチャンスを逃してしまう人よりも運が良かったってことなのかな?

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