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@JAM EXPO 2022 8/27(土)

会期としては2日目。通常のフェス形式としては1日目となる27日に自分が見たのは以下のステージ。

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まず、メインのストロベリーステージに入った。スタンディング席は余裕があったらから、うまくいけばメンバーの表情が分かる位置まで行けるような気もしたが、せっかく、指定席券を購入したので、指定席で見ることにした。

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●開会式
元AKBの峯岸みなみや元大阪さんのEONら元アイドルが司会陣に名を連ねているのが面白いと思った。
●TEAM SHACHI
何気に生で見たのは初めてだ。やっぱり、赤は可愛い。あと、ももクロの赤と話し方も似ているよね。
そして、隣に体格のいい障害者の男性オタクがいたが、“オーバーアクションなんですみません”と言ってきたりするなど、やけに腰が低かったのが印象的だった。そして、こういう言い方は失礼だとは思うが、障害者とは思えないほど激しいフリコピ・オタ芸を披露していて感心してしまった。
ある意味、隻腕でありながらHR/HM界きってのパワフルなドラマーの1人であるデフ・レパードのリック・アレンに通じるものがあると思った。
しかも、彼はSHACHIのパフォーマンスが終わったら帰ってしまった。それだけのために高額なチケットを買ったのか?それも驚きだ。
●JamsCollection
名前はよく聞くけれど、見たのは多分初めて。
こういうフェス向きの楽曲が多いグループって感じかな。
●NMB48
前日のSpecial Dayのステージに続いて見てしまった。
“ナギイチ”(2012年)、“僕らのユリイカ”(2013年)、“ドリアン少年”(2015年)といった夏曲の連打はたまらない!
最近はNMBに限らず、他のAKBグループや乃木坂もかつてのように毎年、夏曲を出さなくなってしまったが残念で仕方ない。
夏曲はMVの撮影を国内外のリゾート地・観光地で行うから金がかかる。
また、秋元系アイドルというのは何かとフェミとか世間の批判の対象になりやすいから、10代メンバーを水着姿にすると、少女の性的搾取と言われてしまう。
さらに、2010年代半ばまでは、それこそ、「ポニシュ新規」(AKBの夏曲“ポニーテールとシュシュ”きっかけでファンになった人)という言葉が生まれたくらい、ある楽曲をきっかけにファンが増えることがあったけれど、気付けば、ほとんどのファンが握手会など接触系イベント目当てでCDを買うだけになってしまい、楽曲の良し悪しは関係なくなってしまった。だから、金もかかり、批判もされやすい夏曲なんて作る必要はなくなったんだよね…。
それにしても、“ドリアン”はこの曲のセンターを務めた須藤凜々花のせいで、なんか、好きと言いにくい曲になってしまったよね…。良曲なのに…。
何しろ、2017年の選抜総選挙のスピーチで結婚発表というとんでもないことをしたからね。この総選挙で3年連続4度目の1位となったさっしーや、卒業を発表したまゆゆを差し置いて、スポーツ紙やワイドショーの話題が須藤だらけになってしまったんだから、そりゃ、AKBグループのファンからすれば、ふざけんなって話だしね。
そして、今回のステージで“ワロタピーポー”の時はペンライトを緑にするという決まりがあることを初めて知った。
ワロタ→(笑)→www→草→草原→緑という感じらしい…。フーンって感じだが…。

そして、特典会スペースへ移動した。
地下アイドルの対バンライブでは物販という名のチェキ撮影会に参加したことはあるけれど、アトジャにしろ、TIFにしろ、何にしろ、アイドルフェスの現場で物販・特典会に参加したのは実はこれが初めてだ。

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参加しようと思った理由は、ちょうど、絶対自分が見たいと思うステージがない時間にSAY-LAが特典会をやっていたからだ。また、自分が購入した先行特典チケットには特典参加券が付いていて、これがあれば無料で2Sチェキが1枚撮れるからだ。
なので、SAY-LAの推しメン、沙藤まなかとチェキを撮ることにした。体調不良で声が出にくいということで筆談交えてのトークとなった。
やっぱり、元保育士ってこともあって大きなお友達の扱いがうまいよね。そして可愛い!最近は美しいの要素もあるかな。

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そして、ブルーベリーステージに移動。
普段のコンサートなどではあまり利用されない通路の裏にこうしたスペースがあるんだから驚きだ。
多分、オタク的にはアイドルフェスって、このくらいのスペースが好まれているんだと思う。特に地下・半地下アイドルのオタクには。

そんなわけでこのステージで見たのはこれ。

●ナナランド
前日のSpecial DayステージでNGT48がナナランドのレパートリー“冗談じゃないね”をカバーしていて、それで本家のバージョン(まぁ、ナナランドの“姉貴分”のまねきケチャや、ナナランドの前身dropのレパートリーでもあるが)を聞きたくなったというのもあり、2日連続でナナランドを見ることになった。やっぱり、盛り上がる曲だよね。

そして、再びストロベリーステージに戻ることにした。
ストロベリーステージの指定席に入るたびに電子チケットを見せなくてはいけないのは面倒くさい。フェスのような長時間拘束のイベントの時はいつ、スマホのバッテリーが切れるか分からないから、やっぱり、チケットは紙の方がいいような気もする。もしくは、VIP席のリストバンドは通常とわけているようだから、だったら、指定席購入者のリストバンドも違うものにすれば良かったのでは?

というか、チケットによって入場できるスペース、使用できる階段とかが区分けされているようだが、非常に分かりにくい。それで、知らずに行こうとしてしまった者を不正行為を働いた者扱いするのは納得がいかない。

それから、動線が悪すぎるね。結局、アリーナ席(通常の会場だと1階スタンド席)のある2階をぐるっと回るハメになる。しかも、2つの小ステージとトークステージ、縁日エリアが通路上にあり、さらにステージ自体は通路の裏側だけれど中規模ステージの入口もあるし、売店や休憩スペースもある。正直言って、移動しにくい。

そんなわけでストロベリーステージに戻って見たのは以下のアイドル。

●C;ON
TIFで見てユニークなユニットだと思ったので、もう一度見てみたってところかな。
TIFの時は小さなステージだったけれど、こういう楽器奏者がいるユニットは横アリのような大きな会場が似合う。そして、サザンの“エロティカ・セブン”のカバーをレパートリーにしているので、彼女たちを知らなくても、この曲で会場を沸かすことができるというのは強みだよね。

そして、本当はこの後に出る#ババババンビも見ようと思ったが、ストロベリーステージに入る前にパイナップルステージに入場規制がかかっていて、長い待機列が出来ていたので、#ババババンビを見るのを諦めることにした。どうでもいいことだけれど、#ババババンビって、ボボボーボ・ボーボボみたいだよね。

おそらく、アトジャで一番見られない可能性があるステージはパイナップルだと思う。
ブルーベリー、キウイはそこそこの広さがあるから、余程のことがなければ長時間待つことはないと思う。また、オレンジやピーチは小さなステージだから、すぐに入場規制はかかるけれど、通路上にあるから、エリア内には入れなくても、何となくステージは見られる。というか、通行しているだけでも視界に入ってくる。
でも、パイナップルは一旦、建物の外に出て1階にある別室に入る形だから、入場者数をきちんとカウントして、退出した者の分だけ入れるというシステムをきちんと取らざるを得ない。仕方ないんだよね。
でも、個人的には、ライブハウスっぽい広さ、特に地下アイドルの対バンライブ会場みたいな広さで、このステージは雰囲気はあると思う。

ここで見たのは以下のアイドル。

●わんふぁす!
イマイチ、このグループに関する知識がないのでよく分からないのだが、最初は4人で歌っていたのに、2曲目から7人になったのは何故?
しかも、明らかに他のメンバーとビジュアルが異なる制服姿の娘もいるし…(個人的にはこの娘はめちゃくちゃ好み)。それから、このグループのファンと思われる人が特定のメンバーの歌唱パートになると笑っていたけれど、未熟者キャラで売っているのか?
● Luce Twinkle Wink☆
彼女たちはこれまでにTIFで何回か見ているけれど、きちんとメンバーの表情が分かる位置で見られたのは今回が初めてだ。メンバーの1人と目が合ったような気がする。
●SAY-LA
何気にこの日のタイムテーブルの中で一番見たかったのは彼女たちかも知れない。推しメンのもんちゃん(まなか)は本当に可愛い!そして、喉の調子が悪くて声がきちんと出ないのに、頑張って自分のパートをこなそうとしている姿には感動してしまった。
それから、今年は出ないのかなと思っていた新曲が11月に出ると発表されたのも朗報だった。
ところで、最近、SAY-LAは積極的にSNSを使って発信しているが、一つ気になることがあるんだよね。それは、地下アイドルというハッシュタグがつけられていること。
オリコンのデイリーチャートで首位を獲得し、フィンランドのApple MusicのJ-POPチャートの上位に入ったことがあるのに地下なのか?って思ってしまうんだよね。
大手CDショップで購入できるCDをリリースしても、Apple Musicや Spotifyといった世界的配信サービスで音源を聞くことができても、所属レーベルがインディーズなら地下ってこと?
単独公演・ツアーをやっていても、対バンライブが多く、その会場での物販(主にチェキ撮影会)が主たる収入源となっていたら地下ってこと?
それって、秋元系アイドルの握手会商法(コロナ禍になってからはオンラインイベントが主になっている)とほとんど同じだよね?
楽曲のCDリリースもダウンロード販売もストリーミングもない。
ライブ現場以外では、グループの公式サイトやSNS、YouTubeでしか聞けない。しかも、そこにアップされているのはライブ映像か、スタジオでの練習映像みたいなものだけ。そして、単独公演・ツアーもテレビ・ラジオ出演もしたことないというグループなら、100%地下と言っていいと思うけれど、SAY-LAはシングル5作がオリコンのトップ10内に入っているし、デイリー首位も獲得しているからね…。
というか、コロムビアという大手レコード会社に所属し、メンバーの1人はレコード大賞最優秀新人賞候補である新人賞受賞者(こういう全員勝者みたいな談合的なシステムやめようよ!)なのに民族ハッピー組は、定期公演や対バンライブ会場でのチェキとか、オタクとの接触系イベントを主たる収入源にするというモロ、地下な活動をしているわけだしね。
所属レコード会社とか対バンライブとかチェキとかは関係ないよね…。 
話はそれたが、SAY-LAって、TIFには出ないのに、アトジャに出るのは何故なんだろうか(TIFのグラビアイベントにメンバーは出ていたが)。
まぁ、民族ハッピー組がTIFにもアトジャにも出ないのは、事務所の社長が関西人で守銭奴だから、フェスではプロモーションはできても金儲けはできないという発想なんだと思う。だから、ファンから集金したものがダイレクトに自分たちのものになる定期公演や接触系イベント中心の活動にしているんだと思う。

その後、再度ストロベリーステージに戻った。
ぶっちゃけ、パイナップルがスタンディングのステージだし、小規模ステージだから狭い中に立たなくてはならなかったのでちょっと座って休もうというのが本音だった。

そこで見たのがこちら。

●Devil ANTHEM.
TIFではコラボステージでしか見ていなかったので、ちょっと単独のステージも見てみたいという興味もあった。多分、この曲、TIFのコラボでやったやつだよねという楽曲も聞くことができた。

そして、デビアンを見終わったところであることに気付いた。

ストロベリーステージのスタンディングエリアがガラガラじゃん!

もしかすると、VIPエリアを除いた一般スペースの前方に行けるのでは?

そして、試しに移動してみると、一般スペースの2列目に余裕で入ることができた。そのスペースを確保した時には、DIVAちゃん優勝者ステージとしてフィロソフィーのダンスの日向ハルがソロ歌唱している最中だった。
そして、引き続き、IDOL OF THE YEAR優勝者ステージとして、BABY-CRAYON〜1361〜のパフォーマンスとなったが、この頃には余裕で一般エリアの最前につくことができた。

この後、AKBグループ2組とハロプロが出るのに、このガラガラ状態はどういうことなんだ?と思ってしまった。

おそらく、AKBグループの熱心なファンにしろ、ハロプロの熱心なファンにしろ、TIFの入場規制にこりてしまったから、高額なVIPエリアチケットを買った人が多いんだろうね。
自分みたいなDDはともかく、絶対見たい1つか2つのアイドルさえ見られればいい、会期中もその絶対見たいアイドルが出る1日しか参戦しないって人は、それに全集中して、高額チケットを購入したってことなんだろうね。

だから、一般スタンディングエリアも、座席指定エリアもガラガラ。

つまり、フェスなのに自分が絶対見たい1組か2組のためにだけ来ている人が圧倒的多数になってしまったということ。

2015年、2017年あたりのTIFでHKT48は伝説を作り、あらゆるオタクをステージに呼び込んだけれど、TIFだろうと、アトジャだろうと、というか、一般の邦楽フェスだろうと、今の日本の音楽フェスでは、そういうフェスならではの盛り上がりというのが経験できなくなってしまっている気がする。結局、運営側が特典付きの高額チケットを売って手早く儲けることしか考えていないんだよね。特にコロナ禍になって、その守銭奴主義は悪化したと思う。
こんなのじゃ、音楽シーン全体を盛り上げることなんてできないよね。フェスっていうのは、ちょっと知っているだけとか、あまり知識がないといったレベルのアーティストのパフォーマンスを見て、そのアーティストのファンになってしまうというのが醍醐味なのにね。

2017年までのHKTだったら、普段は秋元系アイドルを聞かないような人まで呼び込んで、フロアーを沸かすことができたと思うけれど、自分が元々推しているアーティストのパフォーマンスだけを見に来る人が主流になってしまった現状では、そんな光景は二度と見ることは無理なんだろうね。
VIPエリアは7割程度、一般スタンディングエリアは2割程度、指定席エリアもその程度しか埋まっていないからね…。
指定席エリアのチケット購入者は一般スタンディングエリアにも入場可能なシステムだし、複数ステージが同時進行だから、そもそも満席にはならないとはいえ、こんな寂しいフェスでいいのかな。金曜日ならまだしも、27日は土曜日だし、学校はまだ夏休み中なわけだしね…。

というわけで、スタンディングエリアで見たのは以下のアイドル。

●HKT48
“スキ!スキ!スキップ!”を聞いたの久しぶりだ!
それから、“桜、みんなで食べた”をフルで聞いたのも久しぶりな気がする。
卒業間近のじーな(&今回はコロナで参加できなかったなつ)の送別的な意味合いなのだろうか?
●STU48瀬戸内PR部隊
結局、披露する楽曲がCDシングル表題曲とライブで盛り上がる定番曲中心のセトリだと、ユニットで出る意味ってないよねって気がする。
結局、人件費・交通費・食費・宿泊費などの経費を削減しているだけにしか見えない。
というか、一応、反戦ソングとされている“花は誰のもの?”で話題になっているSTUのユニットが部隊と名乗っているのおかしくないか?
そもそも、個人的には、これのどこが反戦ソングの名曲なんだって思うけれどね。“国境が消えたら 争うことなんかなくなる”なんて言っているけれどさ、それって、国境を無視して侵攻してきたロシアと同じ主張だよね?
まぁ、でも、今年の秋元康関連楽曲では唯一、世間で話題になった楽曲だから、STUの紅白出場の可能性はかなり高まっているとは思う。坂道シリーズのどれかが落選し、AKBの復活がないというのは理解できても、STUが選ばないというのはドルオタにとっては納得できないな。
●OCHA NORMA
TIFで見た時はコロナ感染で欠席しているメンバーがいる状態&コロナで出演を断念したハロプロの先輩BEYOOOOONDSのかわりも務めるといった立ち位置だったので、きちんとした状態の彼女たちのパフォーマンスを見るのは今回が初めてと言っていいのかな。
とりあえず、ライブで盛り上がるタイプのグループだと思った。デビューCDシングル収録曲の“お祭りデビューだぜ!”あたりの印象で、BEYOOOOONDSに次ぐコミック・グループ的なイメージがあるけれど、こうやって、ライブをみてみると、結構、カッコいい路線もいけるんだよね。今後、どちらへ進むのか気になるところではあるかな。

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《追記》
2日連続で1駅だけ新幹線を利用。
列に割り込んでくる奴はいるし、荷物を置いて人が座れないようにしている奴はいるし、飲食しているわけでもないのにノーマスクの奴は多いし、ずっと携帯で話している奴もいるし、本当マナーが悪い奴ばかりだ。

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それから、改札内の券売機で新幹線のチケットを買ったり精算するシステムが複雑すぎる。そりゃ、いつまで経っても列が進まないわけだ。JRと私鉄・地下鉄間だけでも色々とあるのにJR各社間ですら仲が良くないから、こういうことになるんだろうね。

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