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東向島なつめ公園再整備問題

墨田区東向島のなつめ公園が再整備のため7ヵ月半もの長期にわたってトイレを含む園内全域が閉鎖されることになった。

同園と周辺の住居の境目にあるブロック塀は崩れかけていて、その上にならず者と化したガキどもがのったりしていて危なかったし、園内の樹木はいたんでいたし、園内で喫煙する連中による受動喫煙問題はあるし、自称動物好きの連中が放置したペットの排泄物や飲食した連中が投棄したゴミの問題もある。
また、コロナ禍になってほぼ皆無にはなったものの、資源ゴミ泥棒が園内で集積所などから盗んできた資源ゴミの整理に使っていたりもした。

だから、再整備するのは当たり前だ。
というか、再整備計画はコロナ前からあった。

うちの母親は自宅マンションの前オーナーからコロナ前に、隣人は子どもの通う小学校の保護者会でコロナ禍になってから聞かされていたらしい。

再整備開始が遅れたのはコロナの影響であることは間違いないと思う。去年の年末に同園で騒ぐならず者と化したガキどもが隣人宅の窓枠を破壊した際に区役所の人に周辺調査に来てもらったが、その時に役所の担当者は計画はあるが予算がおりず延期になっているとはっきり言っていたしね。

つまり、マスコミや他の自治体がマンセーと言っていいくらい、墨田区のコロナ対策(ワクチン対応含む)を絶賛していたので、墨田区も調子に乗り、コロナ関連の方にばかり予算をかけていたが、この前の墨田区議選で左右問わずベテラン議員=老害の落選が相次いだ結果、高齢者や中小企業経営者受けのいいコロナ対策にばかり予算をかけられなくなり、停滞していたものがやっと動き出したって感じかな?

ただ、この再整備計画が新興住民を中心にしたファミリー層のためかというとそうではないのではないかと思う。

再整備に7ヵ月半かかるのは仕方ないと思う。というか、もっとかかるのが普通だと思う。
来年3月上旬までに完成させたいのは、23年度予算でやり切りたいというのが最大の理由だと思うが、春の卒業・卒園、入学・入園、花見の時期に間に合わせたいという狙いもあるのではないかと思う。

問題なのは工事期間中、トイレを含む園内全てを封鎖するとしていることだ。

さすがに隣接マンション住民や宅配便業者などの通路となっている箇所まで封鎖はしないと思うが、近隣小学校の児童が集団登校の待ち合わせ場所にしていることについてはどうするつもりなのだろうか?
機材・資材が置かれているところで待ち合わせさせるのは児童や保護者にとっては危険だし、業者にとっては子どもたちに機材や資材をイタズラされる恐れも出るわけだし、普通に考えれば、NGにすると思うんだけれどね。

同園はほぼ通路と化している箇所を含めて3つのエリアから構成されている。大雑把に分類すると、①遊具エリア②憩いの広場③通路といったところだ。だから、普通は7ヵ月半の工期でこの3エリアを順次改装していき、工事をしているエリアだけ閉鎖をするという形を取るはずなんだよね。

でもそうはせず、全面封鎖とする。その狙いは何かと推察するとたどり着く答えは一つしかない。

園の利用者層をガラリと変えることだ。

これまで利用していた公園が半年以上も使えなくなれば普通は別の公園に行くようになる。
日比谷公園や上野公園のような観光地と化している大規模な都立公園や、墨田区立公園でも錦糸公園のように繁華街にある規模の大きな公園なら再整備で全面封鎖なんてしないし、仮に全面封鎖されても工事が終われば利用者は戻ってくる。そもそも、毎日のように利用するものではないからね。

でも、住宅街の隙間に作られた小さな公園・児童遊園だとそうはならない。半年以上別の施設に通っていたら、そちらが本拠地になるよね。

というか、このなつめ公園で日中騒いでいる暴徒化したガキどもは本来の本拠地とすべき公園よりこちらの方が遠いのにわざわざ来ているように見える。

おそらく、本来行くべき公園は監視の目が厳しく好き勝手できない、あるいは、車の通りがあってボールを蹴るなど本来、都内の住宅街でやってはいけない行為ができないからという理由で、あまり人目につかず、周辺の車の往来が少ないなつめ公園に来ているのではないかと思われる。

ちょっと脱線するが、公園でボール遊びをしたり花火をやるのはダメだと言うと、公園でそういうことができないのはおかしいとほざく連中がマスコミやリベラル層にもいるが、そういうことを言う連中は自ら田舎者だとアピールしているようなものだからやめた方がいいと思う。

住宅街にある公園を野原や競技場と勘違いしているんだよね。住宅街の中に小さな公園があるという環境で育ったことがないから違いが分からないんだろうね。

今から半世紀以上の漫画でも野球遊びをしていて周辺住民にボールを入れてしまった子どもがそこの住人に雷を落とされるという描写があったのはそういうことなんだよね。それが都会の公園のルール・マナーなんだよ。

話は戻るが、こうした園内でボール遊びなど危険な行為をするのみならず大声で騒いだり、壊れかけたブロック塀に乗るなどして周辺住民に迷惑をかけているガキどもについて区に苦情がかなり届いていたのだと思う。

また話は脱線するが、公園で騒ぐ子どもの声をうるさいと言うと、“お前が子どもが嫌いだからうるさく感じるだけだ”と言う連中が多い。
こうした連中に一言言いたい。“お前ら現場に来てみろ”と。自分はこれまでの人生のうち、数年間を除き、ずっと公園の隣に住んできた。その自分でもここ十数年の騒ぎ方は異常だと思う。

昔の子どもとは騒ぎ方のレベルが違うんだよね。

その背景には子どもがストレスを過度に抱えているいるというのもあるとは思う。
欧米の児童虐待の概念を表明的な面だけで勘違いして理解し、親が働いている間は子どもだけを家にいさせてはいけないと思い込み、無理矢理、外で遊ばせていることがストレスになっているのでは?

あるいは、コロナ禍になって、小学校が校内で子どもが声を出すことに制限をかけているから、学校で騒げなかった分、外で騒いでいるとか?

まぁ、最大の理由は難聴になっているんだと思うが。

今の子どもって、家にいてもテレビ番組を見たりゲームをする際にはイヤホンをしているみたいだしね。テレビモニターでなくスマホやタブレットで見る・遊ぶだからそうなるんだろうね。

隣人一家にも小学生が2人いるし、洗濯物とかを見ているとアニメとか特撮は見ているようだけれど、全然音は漏れてこないから、年中イヤホン生活なんだろうね。そりゃ、難聴になるよ。

昔から耳が遠い人は声が大きいって言うしね。

イヤホン生活のせいで難聴になっているから、本人たちは普通の声で話しているつもりなのに、まわりからすると、騒音レベルの大声になっているって感じなのかな。
この子どもたちの親も当然、イヤホン生活だから自分の子どもたちが騒いでいる声が騒音に聞こえない。
それが、今の子どもの遊んでいる声が騒音に聞こえる理由だと思う。

再び本筋に戻ろう。墨田区が排除したい人々には、異常なレベルで騒ぐガキどもにプラスして、園内で喫煙する連中や、飲食した際に出たゴミを放置する連中も含まれているのだと思う。

公園利用者のマナーの悪さを指摘すると、指摘した方が老害クレーマー扱いされる風潮があるが、さすがに周辺住民からのクレームも多く、クレーマーレベルの問題ではないと区役所も気付いたということなのだろう。

だから、そうしたならず者のガキどもやマナーのなっていない喫煙者などを排除するためには、こうした連中が同園に興味を持たないようにすればいい。そして、そのためには長期間出入りできないようにすればいいという考えなんだと思う。

普通に考えれば7月18日という夏休み直前(中高生は期末試験後の休みのことも)に公園なんて封鎖しないしね。子どもたちが同園に興味を持たないように工事期間を前倒ししたという面もあるのでは?というか、暴徒化したガキどもの排除が目的だね。

ところで喫煙者の中に自宅では吸わないのに、わざわざ公園に出てきて吸う奴って結構いるけれど、あいつらってなんなんだ?

こいつらがそうする理由って家が汚れるのが嫌、子どもに受動喫煙させたくないって感じだと思うが、じゃ、公園が汚れるのはいいのかよ?通行人が受動喫煙するのはいいのかよ?って言いたくなるよね。結局、自分や家族さえ良ければいいってことでしょ!ふざけんな!うちの隣人もそうなんだよね。

喫煙に関しては、今度は騒ぎまくっているガキどもの親が、子どもに悪影響だから喫煙させないようにしろと訴えている可能性はあるよね。

いずれにせよ、非常識な連中が多い世の中だから、公園の利用者をいったんリセットしようって感じになったのかな?


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