BLACKPINK THE MOVIE
個人的には不定型サイズのCDは保管に不便だと思っているので、そうしたものが多いK-POPアーティストの韓国語歌唱作品の輸入盤CDを買うことはほとんどない。
買うのは定型サイズで発売される日本語歌唱曲を中心に収録されている日本バージョンのものだけだ。だから、BLACKPINKのCDも数えるほどしか持っていない。
また、去年、Netflixで公開されたドキュメンタリーもまだ見ていない。ネトフリと契約しているにもかかわらず。
なので、私がブラピン(ブルピンの方がファンっぽい言い方なのか?)について、ああだこうだと語る資格はないのかもしれない。
じゃ、何でお前はこの映画を見たんだよと言われてしまいそうだが、元々、BLACKPINKの楽曲は好きだし、ここ最近の睡眠不足気味の状態を考えると上映時間の長いものや、色々と思考を巡らさなくてはいけない映画は体力的にもたないので、1時間40分程度の音楽ドキュメンタリーという見やすい内容の本作を選んだって感じかな。
とりあえず、映画としての出来はイマイチだった。ドキュメンタリーとして見ても、ライブ映画として見ても中途半端だった。
ファンのための映像作品なんだから、別に細かいことはいいんだよと言われてしまえば、それまでなんですけれどね。
ドキュメンタリー寄りにすると、去年のネトフリ映画との区別がつかなくなるし、ライブ寄りにすると、今年1月に行われたオンラインコンサート「THE SHOW」の模様を収録した映像作品と区別がつかなくなるし、みたいな感じなのかな?
まぁ、その「THE SHOW」の様子の一部は本作でも見られるんだけれどね。
とりあえず、BLACKPINKのライブは生バンド演奏つきだから欧米でも人気があるってのは何となく理解できるかなとは思った。
それにしても、締めコメ的なインタビューが挟まれたと思ったら、ライブパフォーマンスが映しだされ、それで終わりかと思ったら、また、締めコメみたいなのが出てきて、今度こそ、それで終わりかと思ったら、そうでなくてというのが繰り返されていて、酷い編集だなと思った。
まぁ、全メンバーでやっていたかどうかはきちんと確認できなかったが、メンバーの個別インタビューコーナーでハリウッドの映画会社のロゴをパロったイラストが出てきたのは面白かったとは思う。
ところで、ワールドツアーで世界各地を巡った際の映像が出てきたが、この中に日本公演の様子が入っていなかったのは何故?
世界各地での公演が終わって、ちょっと経ってからの開催だったから、日本公演はワールドツアーにはカウントされないってこと?でも、地図には日本も映っていたよね?
それとも、日本で行われる公演では、日本のプロモーターや会場の都合で、オフィシャル、ファン問わず、動画撮影に色々と制限がかかるから、撮れ高が悪かったとか?
あるいは、BLACKPINK自体が日本市場や日本のファンに思い入れがないとか?楽曲の日本語バージョンを作っているのは金のためだけで、実は日本人が嫌いなのか?
もしくは、韓国のファンに配慮して日本的な要素を排除したとか?
まぁ、どうでもいいか…。
どうでもいいついでに、ふと思ったことを列記。
その①
BLACKPINKというグループ名、よく考えるとイメージの異なる色が組み合わさっているけれど、それって、BLACKPINKにはカッコいい部分と可愛い部分の両方があるってことなんだろうね。確かにメンバー全員、カッコよくて可愛いしね。
その②
BLACKPINKの楽曲でよく耳にする“BLACKPINK IN YOUR AREA”ってフレーズは、DJキャレドの“WE THE BEST MUSIC! ANOTHER ONE! DJ KHALED!”みたいなものなのかな?
その③
観客は女子ばかり…。ジャニーズメンバー主演映画を見に行った時と同じくらい居心地が悪かった…。
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