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TIF2024全国選抜LIVE 東日本Aブロック 決勝ライブ

TOKYO IDOL FESTIVALや@JAM EXPO出場をかけた予選ライブや、動員数などが本選出場に向けた参考資料となる関連イベントは数多く開催されている。

とはいえ、こうしたものは出来レースで最初から出場するアイドルは決まっている。オタクは単なる金稼ぎに利用されているだけだという声がよく聞かれる。
オタクが課金したものはイベント主催の利益やイベントに呼びたい大物のギャラの養分になるだけで、個々のアイドルの運営やメンバーの収入にはならない。
運営やメンバー、オタクは心身ともに疲弊し、大量に課金できるオタクとそうでないオタクとの間でギスギスした関係になってしまうのも事実だ。なので、運営の中にははっきりとTIFやアトジャ出演に向けた予選やイベントの課金レース・動員レースは意味がないと断言するところもある。

それはおそらく事実だと思う。

でも、半地下(半地上)アイドルや地下アイドルがアイドルとして世間に認知されるにはこうした大型アイドルフェスへの出演が欠かせないのも事実だ。
iLiFE!が一気に有名になったのは去年のTIF出演時にフジテレビのワイドショーに出演したことも影響していると思う。

ひと昔前に“たしかな野党”なんていうアホなキャッチフレーズを掲げた政党があった。それって、ずっと野党でいることをよしとしているってことだからね。与党になることを目指さない政党なんて存在意義はないと思う。所属議員が少なくて単独は無理だとしても、連立で与党に入ることは目指すべきだ。与党にならなければ、どんなに素晴らしい策だって実現はできない。極論ではあるが野党でいるうちは意見を言うことしかできない。

それと同じで、アイドルもどんなにTIFやアトジャのシステムがクソでも、そうした大型イベントに出るチャンスが少しでもあれば挑戦すべきだと思う。

ただ、運営やメンバー、TOレベルのオタクは一般のファンに課金しない奴、動員を呼べない奴はファンではないという態度は出さないこと。そして、レース期間中であっても、SNSや配信で他の話題にも触れること。これはきちんとやるべきだと思う。

それにしても、このTIF予選の物販だが、並行も終演後もなしで中物販のみ。しかも、1組あたりの持ち時間が30分しかないというのはTIF側のアイドル運営には金儲けさせてやらないぞという意地というか、意地の悪さを感じるよね。

しかも、アイドル運営側は1人でも多くの動員を呼び込みTIF側にアピールしたいから特典をつけまくっているが、この30分では全然、消化できない…。やっぱり、TIFとかアトジャって害悪なのかな?

そんなわけでお目当てのグループで予約していたが、会場に着いて特典券を受け取ったと同時に物販は終わってしまった。ぶっちゃけ、チェキ券なら後日使い道はあるけれど、私物サイン券とか写メ券なんて、というか、チェキ券以外の入場特典でもらえる券の類って、その日に消費するから何となく楽しめるけれど、わざわざ、後日に改めて使おうと思うようなものでもないしね。微妙なテンションだ…。

あと、SHOWROOM投票をやっていたが、ネットが繋がりにくいぞ!投票時間が短いのにこれではダメでしょ!

というわけで会場に到着したのはAブロックの投票の頃だった。なのでライブを見ることができたのはBブロックからだった(その後の決勝はお目当てが敗退したので見ていない)。Aブロックの方は誰がどう見てもMORE*の勝ち抜きは確実だけれど、Bブロックは強豪揃いと言うか勢いのあるのが3組はいるので、正直なところ、公平なブロックわけではないなと思った。

【予選Bブロック】
⚫︎疾風RUN舞
会場の盛り上がり方は圧倒的に4組の中でトップだった。実際、総合でも会場投票でもSHOWROOM投票でも1位だった。

⚫︎iTRiP
申し訳ないが、ライブ中の盛り上がり方は4組の中で一番弱かった。フロアーにも空きスペースが目立っていた。

⚫︎momograci
Aブロックも含めた8組の中で最も知名度のあるグループは間違いなくここだと思う。球場でのファンへの遠隔フードおねだりとか、9時間1500円のコアラの親子チェキ拡散など炎上芸人イメージの強い志柿じゅみだが、まぁ、こうして実物を見ると可愛いよねとは思うし、人気はあるよねとも思う。
でも、疾風RUN舞よりフロアーの盛り上がり方が弱かったのは意外だ。その結果、知名度の高いmomograciが1位ではなく2位でブロック突破という形になってしまった。結局、炎上芸人イメージのせいで知名度はあるけれど、iLiFE!のような人気を獲得するまでには至っていないってことなのかな?

そして、審査員投票が4組中最下位というのもなるほどねと思った。結局、集客要因として予選に呼ばれているけれど本選には出す気はないってことでしょ。やっぱり、炎上路線のグループはTIF運営には好かれていないんだろうね。9時間1500円の運営がTIFなのか何なのかは知らないがアイドルフェスの予選に出る話が来ても直前でレギュレーションを変更されて自分たちが出られなくなったみたいなことを言っていたのはこういうことなんだなと思った。

そして、その審査員投票をおかしいと思い、ドルオタの怒りが炸裂したのか、決勝では見事、勝利した。まぁ、敗退したアイドルのファンで決勝まで残った人が投票するとすれば、まぁ、一番知名度のあるここになるよね。

⚫︎いつだって青い春。
フロアーの混雑率を見れば、疾風RUN舞やmomograciより物足りないのは事実だった。でも、楽曲の力で他のグループのファンもわかせていたと思う。
でも、このイベントって会場投票にしろ、SHOWROOM投票にしろ組織票(動員)がモノを言うし、何故か、グッズ購入による投票(=TIF運営が儲かるだけ)というアホな課金指標もある。
こういうのはライブデビューから半年、サブスク配信開始からは10日しか経っていないグループには不利だと思う。今年は無理して挑戦しないで来年で良かったのではないかと思う。
組織力や資金力=太客が揃っていない現状で挑戦するのは無理があったのではないかと思う。

少なくとも、楽曲やパフォーマンスは評価されたのだから、腐ったりせずに地道にファンを増やす努力をしていけばいいと思う。
まぁ、逆の言い方をすると、わずか半年でmomograciに迫る盛り上がりを見せられるようになったとも言えるわけでもあるから、何かのきっかけさえ掴めれば一気にファンは増えるんじゃないかなとは思うかな。

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