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思い出とプレゼント 1st ONEMAN LIVEー Present for You ー

思い出とプレゼントのメンバー、かえちゃんとの出会いの場はTOKYO IDOL FESTIVALだ。当時、RAISEというグループに所属していた彼女は会場周辺でビラ配りをしていた(デビュー間もないアイドルや地下アイドルにとってはTIF会期中のビラ配りは恒例行事ななっている)。
その際、声をかけられてなんとなく好みのタイプだなと思ったのが彼女に興味を持ったきっかけだ。
しかし、RAISEはすぐに解散してしまったし、その後メンバーとなったスタガロというグループからも卒業してしまったので、かえちゃんと会う機会はそのままなくなっていくのかなと正直なところ思っていた。

ところが去年11月、突如、RAISEの再結成ライブが行われた。そして、このライブを主催していたのが、現在所属している思い出とプレゼントを運営する事務所だ。つまり、かえちゃんが思プレのメンバーになるプレイベントとして、彼女がかつて所属していたグループの一夜限りの再結成が実現したということなのだと思う。

その再結成ライブの場で彼女と交わした会話をきっかけに密かな目標ができた。それは、TIFのステージに立つ彼女を見るというものだ。

TIF会場周辺でビラ配りをしていた地下アイドルがTIFのステージに立つというのは、少なくともアイドルにとっては最上級のサクセス・ストーリーだと思うしね。

その再結成ライブの直後、彼女の思プレ加入が発表された。

そして、彼女がメンバーになってからはまだ4ヵ月しか経っていないが、早くもワンマンライブ(複数の女性メンバーが所属するグループでもワンマンと呼ぶこの日本の音楽業界用語はどうかと思う)が実現となったことには驚いた。

TIFに出るためには出場権をかけた地区予選にエントリーして勝ち抜くか、人気や実力で注目されるしかない。
CDリリースもダウンロード販売もサブスクもやっていないアイドルが注目されるにはライブで人気という肩書きが必要だ。そのためには、ワンマンライブを開催しているという実績が必要だ。
ファンが推しグループが出演する対バンライブ全てに参加するのは金銭的にも時間的にもまず無理だ。地下アイドルは、よく、“ピンチだ”と煽って1人でも多くのファンを来させようとするがそれは無理というもの。だから、対バンの場合、自分たちのファンが少ないアウェーの現場でやらなくてはならないことも多い。
でも、ワンマンなら付き添いで来たとか招待されて来たという人、たまたまふらりと入場したを除けばほぼ全員がファンだ。
そのアイドルの熱気を知ってもらうにはワンマンの方が分かりやすいということかな。

なので、今回、思プレがワンマンを実施できたことは、かえちゃんのTIF出演に一歩近付いたのではないかと思う。
正直言って、過去に所属していた2グループに関しては運の悪い面もあったと思うしね。

なので、今後は定期的にワンマンを開催し、TIF出場権をかけた予選にエントリーしたり、TIF関連イベントに出たりしながら、チャンスを広げていってもらえればと思う。

そんなわけで初のワンマンライブを見た。
生で聞いた記憶が定かでない曲もあったような気もするが(何しろ思プレを追いかけはじめてまだ5ヵ月くらいなので)、そうした曲も含めて、本当、驚くほど、どの曲も良い曲ばかりだ。
“WILD LAND”や“トワイライトダンス”のようなカッコいい曲もあれば、“Draw the story”や“恋心変わり”のような可愛い曲もあるし、どんなタイプのドルオタでも好きな曲を見つけられるのではないかと思う。

そして、ライブの終わりにサプライズがあった。これまで、サブスクとかダウンロード販売でもしてくれるとありがたいかなと思っていたが、まさか、CDリリースが決定したとは驚きだ!

CDリリースとなればアイドル界における注目度も増すと思われるので、TIF出演への夢に向けても着実に一歩一歩近付けているような気がする。
そして、確実にかえちゃんがグループのムードメーカーになっているというのはSNSにアップされた動画や画像で何となく感じていたが、今回のワンマンでそれは、推しだからそう思っているというのではなく実際にそうなんだなというのを実感した。


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