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SAY-LA レコチョクpresents the first japan tour 2022 final & 8th anniversary one man live 「採集キネマティクス」~supported by WIZY~

SAY-LAのライブを見るのは、単独公演、リリイベ、フェスを含めて今回が4度目だ。単独公演は去年12月の7周年公演以来2度目となる。

ちなみに初めて買った彼女たちのCDは2019年1月リリースの3rdシングル“Yes, 肯定ペンギン”で、これ以降発表されたCDシングルは全て買っている。“肯定ペンギン”はかなりの神曲だった。というか、彼女たちに興味を持たせてくれた名曲だったが、その後の4th“正統派の夏が来る”(2019)、5th“感情リバーシブル”(2020)、6th“水色ラフレシア”(2021)、そして、最新7th“運命マグネット”(2022)といずれも神曲なのだから感心してしまう。

オリコンのデイリーチャートで首位を獲得したり、海外の配信チャートで上位にランクインしたりしているのに地下アイドル扱い。というか、活動の場がライブハウスなどでの対バンライブとその会場でのチェキ撮影がメインなんだから、完全に地下アイドル扱いして問題ないという不思議なポジションなのも興味を抱いてしまう理由でもある。

解散した26時のマスカレイドとか、体制が大幅に変わってしまうまねきケチャあたりが世間一般的には地下アイドルの最上位みたいな扱いだけれど、この辺は武道館公演を行っているから、どこが地下なんだよって感じだしね。

そういう視点で考えると、真の地下アイドル最上位というのはSAY-LAのような気もするかな。自ら地下アイドルと名乗っていることもあるしね。

でも、彼女たちの特典会(物販、というか接触イベント)には1回しか参加したことがない。やっぱり、オリコン上位に入るようなグループだから、一般的な地下アイドルよりはファンは多いし、そんな状況だから、たまにしか彼女たちのライブを見に行けない自分なんて認知されないだろうなみたいな複雑な感情があるんだよね…。

ちなみに、私の推しメンは最年長メンバーの沙藤まなか(もんちゃん)だ。現時点で唯一、SAY-LA現場でチェキを撮ったのが彼女だ。元保育士だけあって、オタクの扱いがうまいよね。

ちなみに本公演は自分にとって、アーティストやジャンルを問わず、コロナ禍に入ってから見たフェスや対バンでない単独公演では初めて、チケット発売時から声出し解禁をアナウンスしていたライブとなった。

チケット発売時は何も言っていなかったのに現場入りしたら声出しOKの公演になっていた高嶺のなでしことか(レギュレーションを変えたならチケット購入者にメールを送付し、場合によっては払い戻し対応すべきだよね)、洋楽ということで運営側が何も言っていないのに観客が好き勝手に声出ししていたマルーン5(まぁ、運営側がアーティスト側に日本のレギュレーションを説明していないから、アーティスト側も声出せ、歌えと煽っていたが)のような後出しケースはあったけれど、そういうのはどうも気分が悪いんだよね。

本公演のように、最初から声出し解禁をうたっているライブなら、来場した人が体調を崩しても自己責任と言えるけれど、後出しでレギュレーション変更した現場に行って、コロナだインフルだにかかったら、ふざけんなって思ってしまうよね。

まぁ、ジャニーズやAKBですら声出し解禁になったということは、世の中には声出しできないとライブを楽しめない観客、観客に声出しさせないと場を盛り上げられないアーティストがジャンルを問わず多いってことなんだろうね。
実際、声出しNGの現場だと動員が弱いから、アーティストや会場側は1円でも多く稼ぐために、これから、どんどん、ジャンルやアーティストを問わず声出し解禁の方向になっていくんだろうね。

ゼロコロナ政策を実施していた中国ですら最近は締め付けを緩めつつあるから、この流れは好むと好まざるとにかかわらず止められないんだろうね。

その一方で、明確な締め付けがない分、ライブハウスとか、ロックとかアイドルとかに偏見があるような上司がいる職場だと、これまで以上にライブ現場に足を運んだ従業員への偏見が増し、ライブ参戦後に体調を崩したら、それだけで降格とか解雇の対象にされそうだよね。
そう考えると、声出しNGが主流だった時の方が堂々とライブに参戦できたんだよね…。

まぁ、ライブ会場やアーティスト、騒ぎたいだけのファンにはこうした苦労が分からないんだろうね。諦めるしかないのかな…。

それにしても、入場の仕切り悪いな…。
1人とか2人単位で整理番号順に呼び出すのは効率悪いぞ。寒空の中、入場に時間がかかる非効率的なやり方をするのはどうかと思う。狭いエレベーター利用だから動線も良くないしね。

あと、東京キネマ倶楽部に来たのって今回が初めてだけれど、不思議な作りの会場だな…。
というか、鶯谷のこの辺に来たのって超久しぶり…。学生の頃はよくこの辺に来ていたんだよね…。潰れてしまったけれど、この辺の専門学校に通っていたしね。

ライブ自体はとても良かった。というか、SAY-LAの曲は本当、良い曲ばかり!

最新シングル収録曲は全て聞けたし、自分がSAY-LAを好きになってからリリースされたCDシングル表題曲は1曲以外は聞けたし、ユニット・ソロコーナーもあったし、A席(スタンディングだけれど)なのに、メンバーの表情もクリアに把握できたし、しかも、花道まであるから、結構近くで拝むこともできた。

なので久しぶりに満足度の高いライブを見たという感じだった。

そして、長いこともんちゃん単推し(SAY-LAに興味を持ちはじめた頃、最初に誰を好きになったかは忘れてしまったが)だったが、今回のライブを見て、遂に二推しができてしまった。ももちもも、可愛いね。

でも、もんちゃん一推しであることは変わらない。というか、今日のもんちゃん、可愛いさがさらにアップしていた。


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