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SAY-LA ワンマン@Zepp Shinjuku 青春イグノランス ツアーファイナル 約束の継承-藤沢泉美卒業SP-

リリイベを除くとSAY-LAのワンマンに行くのは2022年の年末に行われた周年ライブ以来となる。2021年も周年ライブには参戦していたので去年も行きたかったが仕事の都合で断念し、かわりに日程が近い、しかも、リーダーの卒コンを兼ねている本公演に足を運ぶことにした。まぁ、今回も本来なら仕事の都合で行くのを諦めざるを得ない日程だったが、チケットを購入した時はこういうシフトになるとは思っていなかったからね…。



MCで気になる点がいくつかあった。

まずは卒業メンバーのいずみん。

アイドルがMCなどで感謝を述べる際、関係する人たちの呼称に関して一般的には、スタッフは年上も多いことから“スタッフさん”とか“スタッフのみなさん”、年齢に関係なく自分たちに出資してくれていることからファンは“ファンのみなさん”とか“(変な言葉だけれど)ファンさん”、後輩メンバーが先輩メンバーの話をする時でもメンバーは“メンバーのみんな”とすることが多い。

ところが、いずみんはスタッフには“みなさん”と呼び掛けていたのに、ファンに対しては、メンバー同様に“みんな”だった。これは、ファンをメンバーと同じくらい身近な存在だと思っているということなのだろうか?

そして、いずみんが去った後のグループを引っ張っていくことになるしおのMCも気になった。
それは彼女がZeppでのライブ程度では満足できないといった趣旨の発言をしたからだ。

オリコンの成績とかを考えれば、SAY-LAはデイリーのランキングで1位になったこともあるくらいだから、本来、半地下・地下のトップは彼女たちのはずなんだけれど、何故かアイドルのヒエラルキーについて語る時って、SAY-LAの存在って無視されているんだよね。2年くらい前までなら、26時のマスカレイドやまねきケチャ、虹のコンキスタドールあたり、今ならFRUITS ZIPPERやiLiFE!、現体制終了を発表したが、chuLaや#ババババンビあたりがトップ集団とされている。
後から出てきたのが日本武道館公演をやったりしているんだから納得いかないよねって思う。
同じZepp公演でも、本公演と同じZepp Shinjukuで高嶺のなでしこがライブをした時はもっと混雑していたし、先日のZepp Hanedaでの≒JOY公演では消防法違反になるんじゃないかと思うくらい身動きができないレベルの客が入っていた。
だから、初のZepp公演実現くらいで喜んでいてはダメだという危機感を持つのもよく理解できた。



そうそう!開演前にやたらと会場で中国語が聞こえるので、SAY-LAって中国のオタクにも知られているのかなと考えたりもしたけれど、MCを聞いて、そうか、香港出身メンバーがいるからかと納得した。



ちなみにライブ自体は非常に良かった。というか、SAY-LAの楽曲って良曲だらけだしね。シングル表題曲は特に良い曲ばかり。メッセージ・ソングの“YES, 肯定ペンギン”も王道アイドル曲といった感じの最新曲“青春イグノランス”もドルオタなら好きになるよねって感じの曲だしね。
それから、半分ネタなんだろうけれど、ちょいちょい発表しているイタリア料理路線の楽曲なんて神曲だらけだしね。まぁ、“永遠ナポリタン”のナポリタンは正確にはイタリア料理ではないが。
あと、いずみんのソロ曲“THIS IS ME~心の泉~”のIS MEの部分がダジャレだということに今頃になって気付いた。



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