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ダイナ荘びより

1月期アニメ「ホリミヤ」の最終回が3月の最終土曜日の深夜ではなく、4月の第1土曜日の深夜となってしまった。
テレビ局は基本は1月、4月、7月、10月にクールがわりをむかえ、それに合わせて編成も変更される(11月のような中途半端な時期に編成が変わることもあるスペースシャワーTVのような例外もあるが)。

そして、編成を変えるタイミングはきっかり、クールがわりの月の1日からにするパターンと、その1日の前後の週がわり(月曜日)で変えるパターンがある。

今年の4月クールを例にあげると、

①4月1日(木)
②3月29日(月)
③4月5日(月)

のいずれかのパターンとなる。

つまり、「ホリミヤ」が最終回を迎えた4月3日(土)は、①や②のパターンで編成している局にとっては、4月期の編成だが、③のパターンで編成している局にとっては、まだ1月期の編成ということになる。

そして、「ホリミヤ」を東京地域で放送していたTOKYO MXでは、4月3日時点で4月編成に突入していたので、最終回の放送日である4月3日には番組終了後の24時57分から「ホリミヤ」と直結する形で、ショートアニメの本作が放送されることになった。

普通なら、そこでたまたま1話を目にしたとしても、2話以降を見ることはなかったと思う。

クソとまでは言わないが、そこまで、毎週見たいと思うほど面白いとは思わなかったしね。

ところが、TOKYO MXで「ホリミヤ」を放送していた枠の後番組となった「シャドーハウス」も引き続き視聴することになったので、必然的にそのまま、本作も見続けることになってしまった。

「シャドーハウス」の後番組である「抱かれたい男1位に脅されています。」の再放送は見ていないけれども、半分まで見ておいて、ここで見るのをやめるのもなんだしなということで、本作の放送枠のみを予約録画して引き続き見続けることにした。

まぁ、最終話まで見た感想は1話を見た時と同様、クソとは思わないが、そこまで面白いとも思わないって感じかな。

このダイナ荘びよりのキャラクターってのは、「恐竜科学博」のイメージキャラクターらしいから、結局、「恐竜科学博」に合わせて作られたプロモーション・ビデオのような作品なんだろうね。でも、作中では、「恐竜科学博」ではなく、別の恐竜イベント「恐竜展」の方に言及していたのはよく分からないが。

そして、謎なのはそれだけではない。CHAIによるイメージソング“愛そうぜ!”の扱いもよく分からない。
ショートアニメだから、尺がないのできちんとしたオープニングやエンディングを設けないというのは分かる。

でも、毎週、このCHAIのイメージソングの配信リリースのCMを流すんだったら、きちんと本編に組み込んで15秒でもいいから流せばいいのにって思ったかな。

あと、メインの3人組のキャスティングが、松重豊と田中要次というオッサン俳優2人とお笑い芸人の小峠英二という組み合わせもよく分からない。

まぁ、自分はリアルタイムではなく録画されていたものを見ていたんだけれど、ボーッとした状態のことが多い日曜日の朝に見るにはちょうどいい作品だったって感じかな。

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