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【10月6日(金)19:00】舞台「星よ女王に堕つ」〈Coffin・藤井彩加〉

驚くべきことに本作は馬嘉伶にとって今年6本目となる舞台出演作品だ。

とはいえ、このうち本作を含む4作品が品川区の六行会ホールというほとんどの人が知らない会場での上演だし、公演期間が7日以上あるのは本作だけだ。しかも、主演作はない。だから、舞台女優と呼んでいいほど舞台中心のスケジュールにはなっていない。

また、本作を含む5作品の主催はILLUMINUS だ。だから、特定の界隈に気に入られているだけなんだと思う。



今年上演された6作のうち5作品を見ている自分でもまちゃりんを舞台女優とは思っていないしね。

そもそも、日本語ネイティブの役者と一緒に日本語で演技するほどの日本語力があるわけではない。留学生とか帰国子女とか異人みたいな役ならそれでもいいが、そういう役でないならちょっと無理はあるよねと正直なところ思う。演技は下手とは言わないけれどね。

彼女の出演舞台をちょくちょく見に行っている限りなくファンに近い自分ですらそう思うのだから、彼女に興味がない観客はどう思っているのか非常に気になる。

まぁ、可愛いからいいか!

そして、例によって本作もそんなに出番は多くはなかった。重要な役ではあったとは思うが。

でも、本作は今年見たまちゃりん出演舞台では一番面白かったと思う。

途中まではドロドロとした人間関係の宮殿を舞台にしたミステリーって感じで、どんな展開になるのか、誰が犯人なのかワクワクしながら見られたしね。
ただ、後半に入り、黒ミサとか悪魔とか出てきてオカルト風になってきた辺りからはカルト映画みたいになってしまったが…。

というか、込山榛香演じる主人公が悪魔と契約して吸血鬼のような存在となり、エサを求めて残虐に人を殺したりしたのに、そのことに関してほぼお咎めなしのは謎展開だった。というか、終盤は不死の存在になったという設定が忘れ去られているようにも見えた。

ツッコミどころだらけの話だったと思う。面白いけれどね。

そして、込山榛香の演技力及び歌唱力の高さに驚いた!非常に魅力的だった。


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