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≠ME全国ツアー2022「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」9⽉17⽇(⼟) 埼玉 さいたま市文化センター<夜の部>

何年ぶりかでカラオケに挑戦した。

カラオケで曲を聞き流しして、適当にサビのところで♪WOW WOW〜みたいにハモるのは2年前の今頃にやった記憶があるが、とりあえず、歌ってみたとなると、2017年の年末以来のことになるのではないかと思う。
そんなわけで、ここ最近歌ってみたいなと思っていた曲を何曲か歌ってみたが、全然ダメだった。
一緒に歌ったのが、あまり上手くないと自ら主張する風俗嬢、しかも、ヒトカラはやっているけれど、誰かと歌うというのは最近はやっていないという娘だったので、何とかだましだまし歌ってみたけれど、最近の曲って、カラオケで歌うの難しいね…。

SMAPっぽいと言われていた=カラオケ全盛期の90年代から00年代前半っぽい曲調=カラオケで歌うのに向いていると思っていた乃木坂46(正確には4期生)の“I see…”なんて、音程を取るのが難しくて、1番を歌い終えたところで演奏停止してしまったくらいだ。

演歌ならいけるかなと思い、望月琉叶の“面影・未練橋”を歌ってみた。まぁ、るかちの本業はアイドルだと思うが。“I see…”よりは歌えたけれど、やっぱり難しかった。試しにネタで歌ってみたBTS“Dynamite”の方が歌えたくらいだ。

そして、アホな歌詞なので気軽に歌えるだろうと思っていた≠ME“てゆーか、みるてんって何?”も思ったように歌えなかった曲だった。
結構、早口なところもあって、全然追い付かなかった…。

てゆーか、ノイミーって最近、“てゆーか、みるてんって何?”を歌わなくなったよね?
ここ半年ほどの間でノイミーのライブは5回見ているが、そのうち3回がフェスのステージ、残りの2回がメンバー出演舞台のミニライブということもあって、披露できる曲数が少ないというのもあるのだろうけれど、全然、“みる何”を歌ってくれないんだよね。
2月に行われた3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERTでは本編とアンコールで合わせて2度も披露するくらい大プッシュしていたのに、いつの間にかセトリから外されるのが当たり前のようになってしまっているんだからね…。

メンバー出演舞台はともかく、フェスのステージというのは熱心なファンでない人も見に来るんだから、“みる何”のようなネットでバズった曲はそういう人にも盛り上がってもらえる曲として普通は外さないはずなんだけれどね…。とき宣とかふるっぱーなんて、明らかにそういうのを狙っているしね。

というわけで、今回のライブで一番楽しみにしていたことは、久しぶりに生で“みる何”を聞くことだった。しかし、その夢は叶うことなく終わってしまった。それは、“みる何”の主役であるみるてんが体調不良のため、途中で出演見合わせとなってしまったからだ。
パフォーマンス中に誰かが倒れたらしく、他のメンバー2人が抱えて袖に向かっていった様子が視界に入った。そして、その倒れたメンバーを含む3人の中に背丈などから推定してみるてんがいるなというのは何となく分かったが、倒れたのがみるてんだというのは、その後のMCでメンバーが“みるてんは大事には至っていない”と伝えるまでは分からなかった。そんなわけで、今回のツアーではアンコールで歌われている“みる何”は本公演のアンコールでは披露されなくなってしまった。
アイドルのライブで同じ曲を2回やるというのはよくあるけれど、そういう時は大抵、頭のブロックでやった曲をアンコールでもう一度、その名の通り、本当にアンコールに応えて歌うというパターンがほとんどだ。
しかし、今回は本編の終盤(アイドルのライブMCで言うところの“後半戦”)で歌った“す、好きじゃない!”をアンコールの1曲目で歌うんだから(中5曲しかない)、急遽、みるてん不在で回せるセトリに変更したということがよく分かる。
ただ、みるてんが倒れてからアンコールが始まるまでの間、ずっと、スタッフが通路を行き来しているし、携帯で連絡している人もいたので、正直なところ、本編終盤は全然、ライブを見ている気分になれなかった。また、メンバーが“みるてんは大事には至っていない”と説明しているものの、“本当かよ?”という気持ちしか起こらなかった。まさかのケースも想像してしまった。

とりあえず、きちんと休んで、完全に体調が戻るまでは仕事に復帰するのはやめた方がいいと思う。まぁ、あくまでも推測だけれど、心労もあるんじゃないかなって気がするんだよね。“みる何”はイコノイジョイのオタ以外にも知られる楽曲になったのに(Apple Musicのトップソング=最もストリーミング再生されているノイミー楽曲にもなっている)、運営がみるてんに対して、それに見合った評価をしているとは思えないしね。
まぁ、「おジャ魔女どれみドッカ〜ン !」の舞台で重要な役を演じたことくらいかな?彼女に盛大にスポットライトが当たる大きな仕事だったのって。

ライブ自体についても語っておこう。

今回の会場となったさいたま市文化センターはステージの両サイドに、1階席の真ん中くらいの人までが至近距離で見られるような花道的というか、サブステージ的というか、そういうスペースがあるのに、全然、そこにメンバーがやって来ないんだよね。おそらく、ツアー全体の基本演出に則った動きしかしていないんだと思う。会場に合わせた臨機応変なステージングができないと、ライブモンスターにはなれないと思う。その辺はそろそろ学習した方がいいと思った。

ただ、アイドルのライブではおなじみとなっているユニット曲コーナーを自前の曲だけでやれるようになったというのはライブ映えするレパートリーが増えたということであり、彼女たちの人気が安定しているということなのだから、そういう点は評価すべきだと思う。

メジャー1stシングル表題曲“君はこの夏、恋をする”を歌わなかったくらいだから、順調にみんなが聞きたいと思う人気曲が増えているということなんだとは思う。

余談だが、ミニアルバム『超特急 ≠ME行き』でキングからメジャーデビューする前は、フィジカルではイコラブのCDシングルのカップリング曲としてリリースしていたわけで、イコラブの所属はソニー系のレーベルなんだから、キングからのデビューをメジャーデビューというのはおかしな言い方なんだよね。
“じゃ、単独デビューって呼べばいいんじゃない?”みたいに思う人もいるかもしれないが、これはこれでおかしいんだよね。
ノイミー初のオリジナル楽曲となった“≠ME”や菜々風のソロ曲である“空白の花”といったイコラブのCDシングルのカップリング曲になっていない配信シングルもある。この配信シングルは単体でリリースされているから、既に単独デビューはしているんだよね。そう考えると、単独CDデビューと言うのが正解なんだろうけれど、今時、CD単位でデビュー済みか否か、メジャーかインディーズかを判定するなんて時代遅れもいいところだと思うんだけれどね。

そして、ふと気付いたことがある。
3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERTは昼公演と夜公演の両方を見た。
そして、先述したようにフェスで3回(NIG FES、アトジャ、IDOL CONNECT)見ているほか、メンバー出演の舞台「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」のオマケのミニライブも2回見ている。
つまり、本公演は今年になって見た8回目のノイミーのライブということになる。
明らかにイコラブやHKTよりも見ている。一時期通っていた地下アイドルでも現時点で5回しか見ていない。間違いなく今年最もライブを見たアイドル、というかアーティストになっている。やっぱり、自分が今、一番好きなアイドルってノイミーなのかな?

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《追記》
今回はさいたま市文化センターで見たが、ワクチン接種のお知らせを持った係員が入場待機列に割って入ってきているのはなんなんだ?
さいたま市でワクチンが余りまくっているのか?

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