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「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」40周年

個人的には「スター・ウォーズ」最高傑作だと思っている「帝国の逆襲」の日本公開から6月28日で40年とは!

 アンダー30の映画ファンにはそうでもない人が多いし、我々より年上の世代には1作目(エピソード4)至上主義の人が多いが、今、40代くらいの人には「エピソード5帝国の逆襲」が一番好きって人が多い気がする。

 この作品って、自分の記憶にある限りでは最も古い映画館での洋画体験なんだよな。

まぁ、自分の記憶なのか、両親や祖父母が話していたことを自分の記憶と思い込んでしまったのかは分からないが、2歳か3歳くらいの時に名画座みたいなところで西部劇を見たような記憶があるが、それが何の作品かは覚えていないので、小3の時に渋谷の映画館で見たコレが一番古い洋画の記憶なのかな。

ちなみに渋谷パレス座(のちにシネパレスとなり、今はシネクイントになっているところ)で見たという記憶も残っている。

邦画では、小学校の低学年の頃に見た「東映まんがまつり」かな。実写の邦画だと、東劇で見た「象物語」かな。まぁ、「象物語」には邦画感はあまりしないが。「帝国の逆襲」と同じ1980年の作品らしい。

 ちなみに「帝国の逆襲」だが、この時見たのは吹替版。冒頭の状況説明スクロールも日本語になっていた。席についた瞬間には、このスクロールが既に始まっていた。父親は、映画を途中から見ることを何とも思わない人だったからね。

 その後、「ジェダイの復讐(現在は「ジェダイの帰還」に邦題が変更)」との2本立てで再上映された時は字幕版で見たが、その時も、スクロールは日本語だったな…。そして、この時は同級生と見に行ったが、上映中に同級生が飽きたのか、館内をグルっと探検するハメになったな…。(どちらの作品の上映中に探検したのかはハッキリとは覚えていない)

 なので、映画館できちんと誰にも邪魔されずに「帝国の逆襲」を見ることができたのは、1997年の「特別篇」ってことになるのかな。

 とりあえず、「帝国の逆襲」を最初に見た時の印象は“怖い”だったな…。

ベイダー卿が怖かったんだよね…。「帝国のマーチ」が流れると、アレ(ベイダー卿)が出てくるって分かるから、本当、あの曲を聞くだけで怖かった。子どもにも音楽だけで理解させられるんだから、ジョン・ウィリアムズって本当、天才だよな!

 そして、もう一つ怖かったのは、終盤のルークの義手装着シーン。自分が義手や義足を怖いと感じるのは、「帝国の逆襲」と、子どもの頃、雷門でよく見かけた義手でアコーディオンを演奏する傷痍兵の影響だと思う。

 それから、今でこそ、2部作とか3部作の映画は珍しいものではなくなったけれど、当時は尻切れトンボで、キャラクターたちの命運が中途半端なまま終わる作品なんて画期的だったよな…。まぁ、昔の連続活劇に戻っただけと言えば、そうなんだけれどね。

 それにしても、本作は「アイ・アム・ユア・ファーザー」とか、「アイ・ラブ・ユー」&「アイ・ノウ」とか名台詞そろいだよな。まぁ、笑っちゃうくらい短い台詞だけれど…。

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