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@ JAM EXPO 2023 supported by UP-T 8/26(土)

アトジャが他のアイドルフェスや対バンと決定的に違うことは何かと言うと、メインステージ限定ではあるが、スタンディングエリアと指定席エリアが並立しているということに尽きるのではないかと思う。

優先エリアとか着席エリアを設けているフェスや対バンはいくらでもあるが、こうした現場では入場規制がかかり入場できないこともある。それは、フェスや対バンでは客は全てのステージを見ないという前提で用意された座席数以上のチケットを販売しているからだ。だから、人気アーティストが続けて登場すると人が動かず入場できないという事態になってしまう。

しかし、アトジャは指定席エリアがあるから、良く見えない席になる可能性はあるにしても、メインステージに出演するアイドルに限っては見られないということはない。地上とか半地下の人気アイドル中心に見に来ていて、チェキなどの物販や小さいステージに出るような地下アイドルに興味がないという人ならコスパは良いと思う。TOKYO IDOL FESTIVALなんて入場規制がかかったりして見たいものが見られないのが当たり前になっているからね。

また、TIFは灼熱地獄の中、野外ステージで行われるライブが多いし、ステージ間の移動距離もあるし、休憩も基本、野外の移動経路でしなくてはならないから、かなりの修行状態となってしまう。
しかし、アトジャは待機列や縁日スペースなど一部を除けば原則室内で全てのステージや物販が展開され、しかも、物販以外は全てのステージが同じ敷地内なので移動にも時間がかからない。なので、指定席エリアのチケットを買っていれば、その座席を休憩スペースにできるという利点もある。

その一方で、盛り上がりに欠ける要因もある。

それは、指定席エリアのチケット購入者は同じメインステージのスタンディングエリアにも入ることができるということだ。
つまり、メインステージがフルキャパ状態になることはまずないということ。

フロアーで弾けたいようなファンが多いアイドルなら指定席エリアはガラガラになるし、あまり、そういうファンがいないアイドルならスタンディングエリアがスカスカになってしまう。



あと、最近は多少は交通の便は良くなったとはいえ、23区東部民からすると依然として会場の横浜アリーナのある新横浜は不便な場所にある。だから、品川と新横浜の1駅間だけ相変わらず新幹線を利用しなくてはならない。料金はともかく、所要時間や移動経路を考えるとこれがベストなんだよね。



とはいえ、全体としてはアトジャはストレスの少ないアイドルフェスではないかと思う。
どの業界でも一番手よりも二番手の方が風通しが良いみたいなところがあるが、TIFほど権威になっていないというのも過ごしやすさの理由なのかな。

と褒めようと思ったが仕切りの悪さに呆れてしまった…。



既に指定席のチケットを購入していてもウェルカムアクト(オープニングアクト)のパフォーマンス開始時間になっても入場できない、というか、待機列が全く動いていないのはダメでしょ!
前物販とかやったら、そりゃ、開場に合わせてオタクが集まるのは分かりきっているんだしさ!
まぁ、入場開始が遅れた理由は転売チケットのせいらしいが、その対策を開催当日までしていなかったってどういうこと?というか、楽天チケットって分配できるシステムじゃなかったっけ?どういう不正が発覚したんだ?

そもそも、スタンディングエリアより高い指定席を買ってもウェルカムアクト開始時間に入場できないアトジャってクソだよね。というか、アトジャの指定席ってTIFでいうところのTシャツ付きチケットみたいなものでは?TIFだとTシャツ付きチケットだとほとんど並ばずに入場手続きできるよね。アトジャはあのクソ運営と言われているTIFより無能ってこと?



去年とか一昨年って、かなりスムーズだった気がするのだが、脱コロナモードで来場者が増えてしまいそうした対応できなくなっただけには見えないんだよね。リストラしてできる人間が去ったのか?



それから、特典会場が何故か横アリの向かいの専門学校というのも意味不明。

しかも動線が狭いエレベーターと階段しかなく、それで演者やその関係者、学校関係者、客の全員を移動させるのが頭悪過ぎ!
当然、演者やその関係者、学校関係者が優先だからいつまで経っても客は移動できない。
やっぱり、アトジャの運営ってTIF以下のクソ運営なのでは?

そんなわけで、入場手続き終了後、何のステージも見ることなく物販会場に向かった。

ところで、最近のアイドルのチェキ価格って高くななっているよね。9時間1500円のように1枚500円と破格の低価格のところもあるけれど(しかも、ここは指名入場するとチェキ券をくれることも多い)、1500円とか2000円の現場もかなり増えている。あるいは、1000円でチェキ券は売っているけれど、トークとかサインが付く場合は1500円とか2000円になるというアイドルも増えている。

アトジャは先行販売でチケットを買った人を対象に特典会参加券を進呈しているが、アイドルによってチェキ券の価格が違うから、結局、課金しないとトークやサインは付かないところがほとんどなんだよね。



TEARS-ティアーズ-はアトジャの特典券だけではチェキを撮影できず、通常のチェキ券を1枚買ってやっとトークができたという感じだった。というか、トークができたのは指名入場していたからのような気もしてきた。指名入場はトーク付き写メ撮影みたいなことが書いてあったし。そう考えると、この特典って何の意味があるんだ?ちなみに、ここは通常はチェキ券1枚(1000円)だとチェキ撮影のみ、2枚(2000円)だとトークとサイン付きというレギュレーションだ。



点染テンセイ少女。は物販会場でメンバーの1人、平波芽衣(ひらめ)に釣られてしまいチェキを撮ることにした。彼女に渡された新規特典はトークのみ券という不思議なものだった。普通は新規無料特典ってチェキor写メ1枚無料で、トークやサインが欲しければ追加料金を払えって感じなのにね。
まぁ、チェキはフィルム代と撮影者の人件費、写メは2Sの場合は撮影者の人件費がかかるが、トークならアイドルが話すだけで運営は何の手間ひまもかからないという利点はあるが。なので、チェキ券を買ってトーク付きチェキ券にした。チェキ券だけで1500円もしたが、ここはトーク付きだといくらになるんだ?



Brave Mental Orchertraは先日、WITH HARAJUKUで見た対バンの物販会場でメンバーのももかりさに声をかけられたのが興味を持ったきっかけだ。その時はライブを見られなかったので新規特典のチェキだけを撮るのは失礼だなと思い彼女たちの物販には参加しなかった。
今回はその時もらった新規特典券をもらって物販に参加した。この特典券もやはり、フルのレギュレーションは付与されていなかった。なので、サインを付けてもらうために通常のチェキ券1枚を追加で購入するハメになった。どうやら、チェキ券1枚ではサインはつかないというレギュレーションらしい。サインが欲しければ2枚買えということらしい。
とりあえず、そのももかりさというメンバーとチェキを撮った。ビラ配りしているくらいだからそれほど人気が高くないメンバーなのかなと思っていたが(どういう順番なのかは知らないがビラでは3番手だったし)、チェキ列に並んでみたら彼女は圧倒的な人気ナンバー1メンバーだった。というか、他のメンバーと格差があり過ぎるくらいだった。
そして、人気がある理由も分かった。こちらが忘れかけていたビラをもらった時の会話の内容をきちんと覚えていたんだよね。勿論、こちらが野外ライブ焼けしているという身体的特徴があるから思い出しやすいというのはあったとは思うが、それでも大勢にビラを配っているのに、原宿・ビラ・日焼けというヒントだけで会話を思い出すんだから感心してしまう。

それにしても、アトジャの先行販売特典にしろ、各グループの新規特典にしろ、それだけではフルのレギュレーションのチェキを撮れないところが本当に増えているよね。それだけ、運営費が厳しいんだろうが、もう少し、ファンのことを考えた方がいいよねとは思った。
そう考えると、色々と叩かれたり、ネタにされたりするけれど、9時間1500円の運営はファン思いだなって思う。何しろここは、新規は全メンバーとチェキが撮れるし、メンバーの過半数が兼任している別名義のユニットの方では新規は全メンバーと写メが撮れるしね。まぁ、自分たちの主催でないライブだと濃厚接触ができないなど特典券に制限がつく場合はあるけれど、濃厚でなくても密着はしてくるから、今回、名前をあげたグループと比べたら、ほぼ、通常レギュレーションだしね。



ついでに縁日ブースにも参加した。時々ライブを見に行っている蛍がブースに立っていたからだ。そこでゲームに参加しバッヂをゲットした。推しメンのサイン入りだ。
ここで、蛍をはじめとするオリーブのアイドルを手がけているプロデューサーの女性から、TEARSの現場に行っているのか確認された。実はTEARSの物販でも推しメンにオリーブの現場に行っているのか聞かれた。実はこの2人、姉妹なんだよね…。



ちなみに、蛍は物販の方にも参加した。アトジャ初出場を記念した限定のワイドチェキというのをやっていたので試しに撮ってみた。



そういえば、TIFの時も蛍の推しメン・りりこには水着チェキをサイン入りで書いてもらい送ってもらったっけ…(現地で撮ったチェキはサインなしというレギュレーションだった)。

今回、最初にライブを見られたのは会場入りから2時間半以上も経ってからだった。入場の仕切りが悪かったせいで20分おしで開始というスケジュールに変更された。それでも、最初の方はほとんど観客がいない状態だったようだ。

まずはサブステージの“オレンジステージ”に入った。

⚫︎WT⭐︎Egret
おっさんオタにはそんなに興味を持たれないかも知れないが、ファッションや音楽性など、女性や若い男性には好かれそうだと思った。実際、コアなファン層もそんな感じだった。



⚫︎TEARS-ティアーズ-
ライブは何度か見ているが、CDシングル“駆け巡るシーズン”の表題曲を生で聞けたのは今回が初めてだ。

⚫︎点染テンセイ少女。
チェキを撮ったひらめには確実に顔を覚えられていた。

⚫︎アイオケ
楽器奏者を含むアイドルグループは時々見かけるが、こういう可愛い・清楚系でそういうタイプというのは珍しい気がする。どちらかというと、こういうタイプってカッコいい系のイメージだしね。

⚫︎Brave Mental Orchestra
今更だけれど、彼女たちのグループ名の元ネタって「ブレーメンの音楽隊」なのか…。だから、Brave Menを略してブレーメンと名乗っているのか…。



サブステージは狭くて暑いし、ずっと立ち尽くしで疲れたので、メインの“ストロベリーステージ”に移動した。せっかく、指定席が与えられているのでその座席に着いた。

指定席は休める・涼める以外は何の意味もないと思った。常に左右方向はスタンディングエリアに向かう客、上下方向はスタッフが横切るから全然落ち着いて見ることができない。これでスタンディング席にしか立ち入れない客のチケットより高いっておかしいだろ!

ここでは休むのが目的だったのできちんと見たのはAppare!だけだった。

この後、先述した蛍の物販に参加したが、酷暑の外を出て、仕切りの悪い物販会場に入り待っているだけで疲れてしまったので、チェキ撮影後は再び、休息を兼ねて“ストロベリー”に戻ることにした。

そんなわけで戻ってからきちんと見たのはフィロソフィーのダンスだけだった。久しぶりに彼女たちを見て思った。コロナ前に楽曲派と呼ばれたアイドルって、コロナ禍になって以降、存在感が薄れたよね。

コロナ禍に入りたての頃の声出し禁止モードにしろ、脱コロナモードになってからの地下アイドルノリの蔓延にしろ、どちらにしても楽曲派には合わないってことかな。

そして、別のサブステージ“ピーチステージ”に移動した。

⚫︎点染テンセイ少女。
⚫︎WT⭐︎Egret
以上2組はこの日2度目の鑑賞。
テンテンの“キミがスピカ”は疾走感があって、夏っぽい感じもして良い曲だと思った。というか、Merry BAD TUNE.の“真夏のユーレイ!!”とか、乃木坂46アンダーの“踏んでしまった”もそうだけれど、この手の曲ってドルオタは好物だしね。

⚫︎UPローチ
AKB48っぽい雰囲気の衣装のアイドルをどこかで見かけた気がしていたが、彼女たちだったのか…。



⚫︎蛍
この日の個人的メインイベントであるアトジャ初出場の蛍のライブを見た。オリーブ所属アイドルが遂にアトジャに登場というのは感慨深いものがあるなと思った。常連になって、そのうち、メインステージに出られるようになったらいいよね。あと、同じ事務所の思い出とプレゼントやHIGH HIGH BEAMも出られるようになるといいよね。

メインの仕事を終えた後は、比較的広い“ブルーベリーステージ”に移動した。

ここでiLiFE!を見た。彼女たちを見たのはこれが初めてだ。人気メンバー・あいすが所属するユニット、i-COLは見たことあるが、本体(本隊)を見たのは初めて。そして、あいす人気を改めて実感した。
それから思ったことがある。ワキワキ系の振り付けといい、メンバーがコールやMIXの類を叫んだりするところといい、やたらと9時間1500円との共通点を感じる箇所が多いんだよね。
おそらく、大元の発想が同じなんだろうね。それで、ベクトルが下世話な方に寄っているのが9時間1500円で、場合によっては非オタにも見つかる可能性も秘めた一般寄りがiLiFE!って感じなのかな。

この大発見の後は再び、“ストロベリー”に戻り、ちょっと休憩してから私立恵比寿中学を見た。長いことドルオタをやっているのに、エビ中を見たのは今回が初めてだ。
それにしても、最初はコミックバンド的なネタ曲のイメージだったのに、いつの間にかカッコいい系の曲が増え、そして、最近ではオシャレな曲を含むサブカルっぽい雰囲気だからね。しかも、メンバーもよく変わるしね。
そして、エビ中に限らずスタダ系のアイドル全般に言えることだけれど、最近、CDを出さず配信のみのリリースという楽曲が増えているせいで、なかなか、最新の動向を追い切れないんだよね。
半地下や地下ならサブスクのみ、下手すると、それすらなくYouTubeや旧ツイッターにアップされている中途半端な画面サイズで場合によってはフルコーラスで聞けないライブ映像のみでしか楽曲を聞けないというのが多いけれど、仮にも地上にカテゴライズされているんだったら、CDは配信と一緒に出そうよって言いたくもなる。
他のジャンルと異なり、地上アイドルの新曲って配信のみだとスペシャとかでMVを見る機会も少ないから(Billboard JAPANなどの総合チャートに女性アイドルの配信楽曲なんてまずランクインしないしね)、なかなか情報を処理しきれないんだよね。

エビ中の次は久々となるももいろクローバーZを見た。メンバーが結婚しても、ももクロはファンに支持され続けるなんて言われているが、そんなことはないというのを今回のステージを見て実感した。明らかに紫色のペンライト(結婚した高城れにのメンバーカラー)を点灯させているオタクは少なかったしね。
まぁ、このステージはフェスでライト層が多いというのも影響はしているのかも知れない。ももクロの単独公演に行けば信者化したコアなモモノフ(ファン)だらけだから、紫支持は相変わらず多いのかも知れないけれどね。
でも、ライト層からは完全に見限られている気がするんだよね。

結局、男性オタクは推している女性アイドルが結婚したり、彼氏が発覚した時点で興味を失ってしまうということなんだよ。

そりゃ、そうだよね。男性アイドルの女性ファンは推しの妻や彼女にはなれなくても、愛人やセフレとして推しの子どもを産むことはできる。
でも、女性アイドルの男性ファンは推しが妊娠していたら自分の子どもを彼女に妊娠させることはできない。女性は同時に複数の男との間の子どもを妊娠できないからね。

女性蔑視だなんだとフェミとかパヨクは言うかも知れないが、こればかりは生物の本能として仕方ないことなんだよね。

だから、信者化していない一般のドルオタがれにに対する興味を失うのも自然なことなんだよね。

それにしても、ももクロも最近、配信シングルばかりだよね…。

とりあえず、今回のセトリで最後にやった“走れ!”は超名曲だ!いつ聞いても良い!




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