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【ぴんもん卒業公演】9時間1500円×透視能力を手に入れた世界線でヲタクがしたい!単独公演

最近、9時間1500円関連(&DreaMy、透視能力を手に入れた世界線でヲタクがしたい!を含む)の現場に足を運ぶ機会が減っている。対バンで彼女たちのライブを見ても、物販に行かないこともある。

足が遠のく背景にあるのは運営のモノの言い方に時々、“それは違うんじゃないの?”というものを感じることが増えたからだ。

元々、そういう傾向はあったけれど、この半年くらい、そうした“おかしなモノの言い方”はさらにエスカレートしつつある。

ここの運営はオタク出身で大手アイドルの運営側にいたこともあるから、オタクが喜ぶことも理解しているし、ビジネスセンスやネットメディアの操り方にも長けている。

ただ、アイドルに対することに限らずモノの考え方が10年くらい前でストップしているのが彼の発言の至るところで感じられてしまうのが難点ではある。

ライブ現場の盛り上がり方だって、10年前、20年前とは違うのは当たり前なのだから、それが受け入れられなければ現場からフェイドアウトしていけばいいだけだと思う。自分がアニソン系や地上アイドルのライブへの参戦回数を減らしているのはそういう理由だ。

金を使わなければファンではないという考えは、映画や音楽をサブスクによるストリーミングサービスで楽しむ人が大多数となった現在では通じなくなっている。

新規顧客獲得のため、もしくは指名入場した常連へのサービスとして無料チェキ券を配布しておきながら、有料チェキ券を購入しない奴は来るなみたいな言い方をするのはどうかと思う。入場特典のチェキ券だけを利用して帰ってしまう客が気に入らないなら最初からそんなものは配らなければいいんだよね。
新規特典の無料チェキ券とか写メ券を配らないアイドルだっているし、いわゆる重要ライブの時以外では無料チェキ券・写メ券を指名入場者に渡さないアイドルだっている。そうすればいいんだよね。

口では強がっているけれど、おそらく、去年10月に導入されたインボイスや、ここ最近の物価高などの影響を何らかの形で受けているから、やたらと、発言が“金!金!金!”だらけになっているんだと思う。

あと、炎上発言をしておきながら、それが、他のアイドルやその運営、ファン、ネットメディア、場合によっては自分のところのファンからも批判されると、“炎上させるためにわざと投下したネタだ。全て事実でない”みたいな言い訳をして逃げるのもダサいと思う。

ネタだろうと、捏造だろうと、事実だろうと、何でもいいが発言した以上は全責任を取るか謝罪するかどちらかにしろよって思う。責任も取らず謝罪もせず、“ネタが分からない奴はバカ”みたいな言い方をするのはバブル思想が抜け切れていない老害って感じで好きになれない。

それから、膨大な量の情報をSNSで告知しているが、こんなの9時間のライブに行く以外の趣味がない人でないととてもではないが追い切れない。それなのに、ちょっとでも質問されると、“前のを見ろ。情弱め!”みたいな言い方をしてぶち切れるのは自分勝手もいいところ。XとかLINEのように流れていってしまうタイプのSNSでは全ての情報を把握するのは難しい。

というか、ここの運営はころころとレギュレーションやライブ・物販の時間帯を変えるから、質問が相次ぐんだよね。普通のアイドルなら滅多に変更はないから、告知はXとかLINE、Instagramといったあたりでも問題ないけれど、ここのように変更が多いところだと対応できるのは全通レベルの客だけ。それでいて、その全通レベルしか知らないことをその他の客が知らないとぶち切れるんだから、それはあなたの伝達能力不足でしょって思う。

まぁ、トライ&エラーを繰り返す=チャレンジする精神は評価できるとは思うが、それなら、新規とか数ヵ月ぶりに来た客でも分かるように告知しないとダメだと思う。お気持ち表明と告知を同じアカウントでやるのはダメでしょ。

それから、メンバーの卒業・脱退に関して裏事情をあからさまにするのもどうかと思う。
あれだけお気に入りだった、かぷりこですら辞める時には、ワガママに付き合ってやったのに、結局、辞めていったみたいなニュアンスで発言していたし、どこまで本当かは分からないが、ここの運営のセクハラ・パワハラを指摘して辞めていった者もいる。

一方、濃厚接触チェキや水着パフォーマンスが風俗だと批判されると、きちんと風俗営業の許可を取り、普通のアイドルではできないレベルの“サービス”までやるなど、実行力やサービスの面では他の運営にはマネできないことがかなり多い。

そもそも、濃厚接触チェキをはじめたのだって、コロナ禍前後あたりから変わってしまったアイドルシーン、というか、女性ファン優遇の運営が増えたことについていけなくなったオタクにコロナ前の地下アイドル界隈の下世話さを想起させてもらおうという狙いだったと思う。

そして、&DreaMy(あんどり)という別名義での活動をはじめたのも、9時間1500円=指チューチェキ=風俗・水商売みたいなイメージが定着してしまい、他のアイドルやその運営、ファンから“共演NG”のような空気が蔓延することになったことへの回避策として、うちらは別に濃厚接触だけが売りじゃない、曲やメンバーのビジュアルだって、あんたらよりマシだ。濃厚接触サービスを行わない別名義での活動ですら共演NGにするなら、あんたらこそ差別主義者だという挑戦状を叩きつけたようなものだと思う。

また、透視能力を手に入れた世界線でヲタクがしたい!という水着姿でパフォーマンスする名義を始動させたのは普通の地下アイドルっぽくなってしまったあんどりとしての活動に物足りなさを感じるオタクも多いことへのサービスだと思う。そうした層への指チューなど濃厚接触にかわる刺激材料として提供したものだろう。やっぱり、どうやっても指チュー全面アピールには戻れないからね。コンプラとかあるし。

そして、この度重なる方針変更についていけないメンバーも多いのだろう。人気トップだったかぷりこの卒業もそういうのが背景にはあるのでは?

かぷりこは元々、指チューNGだったから、そりゃ、水着もNGになるだろうし、運営が水着で話題集めしようとなれば、それについていけなくなり卒業するというのは納得だ。

ただ、ぴんもんも卒業というのはちょっと意外だった。何しろ、指チューチェキとかコアラの親子チェキといった濃厚接触チェキの顔としてSNSなどに登場していたからだ。

でも、最近、運営側が発表したメンバーの濃厚接触積極度ランキングだと上位ではないらしい。

そんなに乗り気でなかったってことか?とりあえず、濃厚接触までは何とかこなしていたけれど、さすがに水着となると、“そりゃ無理だ”ってなったってことなのかな?

まぁ、ぴんもんは他の地下アイドルグループのメンバーだったとしてもビジュアル面でもパフォーマンス面でも人気が出たと思うから、9時間の顔としてのイメージが薄れたら何らかの形でアイドル業界に復活できるのではないかと思う。

それにしても、運営の守銭奴主義はさらに悪化しているね。



今回のぴんもんのチェキ料金は2000円だ。本来の定価とされていた500円の4倍だからね…。

いつの間にか生誕メンバーとか、水着メンバーはチェキ料金が1000円というのがデフォルトになっていたし、最近はイレギュラーでなくても、人気メンバーとかは1000円になっていたし、全然、破格の500円チェキ現場ではなくなっている。
普通は卒業公演などの時は料金そのままで、トーク時間を減らすとか、サインなしにするとか、そういう風にするんだけれどね。
あと、集合チェキは500円券×人数分(今回だと13人分)というのはすごいレギュレーションだね。そこへ来て、新規特典とか指名入場特典だけで帰る奴は客じゃないとか言っているんだら、やっぱり、金は潤沢ではないんだと思う。



それから、ファストパス使用者が山程いて、全然、ファストになっていないのはどうにかならなかったのか?個々のメンバーのチェキ料金を上げるとか集合チェキでアホみたいな額を取るなんてレギュレーションに変更するよりも、生誕とか卒業公演の時は通常のファストパスとは異なるその日限定のファストパスを発行した方がいいのではないかと思う。それこそ、通常は入場特典などで配っているファストパスをこうした特別なライブの時は500円とか1000円で売ればいいのにって思う。あるいは、VIP席購入者限定で配布するとかね。

結局、2時間近く並んで全然進まないので公演後にぴんもんとチェキを撮るのは諦めることにした。ファストパス利用者が2時間以上列を作っているために、利用しない人の列がいつまで経っても進まないなんて機能不全状態だ。そんなのファストでも何でもない。
そして、ぴんもん列がすごいから、ぴんもんを諦めた人が他のメンバーに並ぶのでそちらも行列になっている。偉そうなことを言う割に仕切りが悪いんだよね、ここの運営は。まぁ、きちんとした卒業公演はおそらく今回が初めてだからよく分からなかったのだろう。



というか、行列で列が進まずチェキを撮るのを諦めるケースが最近多い。先週はAiVER.が出演した@JAM EXPO予選でも撮れなかった。
卒業公演やワンマン、大型フェス予選などのようなイレギュラーなライブの時は、通常のレギュレーションを無視するくらいのことをやった方がいいと思う。

その@JAM EXPO予選はAiVER.などを破って思い出とプレゼントが決勝進出を決めた。物販は通常のレギュレーションを全廃し、時間の許す限りチェキを無料で撮れるという仕組みにしていた。正直なところ、何度も階段の昇り降りをさせられて面倒くさかったし、その昇り降りするシステムをオタクに認知させるまでに多少の時間はかかったけれど、すぐに軌道にのってスムーズに進むようになったからね。やっぱり、決勝進出を決めるようなところは運営もファンも優秀なんだと思う。

それはさておき、9時間運営に対する不満は多いけれど、その運営が作る楽曲は驚くほど良曲揃いなんだよね。まぁ、2010年代前半くらいまでのAKBグループっぽい曲も多いけれどね。
AKBグループっぽい要素のほとんどない“イケメンアナフィラキシー”なんて、キワモノ扱い、風俗・水商売扱いされている9時間1500円の曲だから知る人ぞ知る存在になっているけれど、普通の地下・半地下アイドルなら、FRUITS ZIPPERの“わたしの一番かわいいところ”とか、iLiFE!の“アイドルライフスターターパック”、高嶺のなでしこの“可愛くてごめん”に迫るくらいの人気曲になるポテンシャルのある曲だと思う。
それだけに、運営の炎上路線、拝金主義路線が前面に出てしまうのは惜しいと思う。

ちなみにこの日は、9時間1500円として2公演(2公演目はぴんもんの卒業公演&新体制披露)が行われたほか、水着ユニット・透視能力を手に入れた世界線でヲタクがしたい!の公演、さらに、チェキスタによるユニットCheck it StarS☆(そのまんま…)のライブも行われた。どんどん、別名義が増えていくね…。まぁ、例によってトライ&エラー作戦なんだろうが。





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