見出し画像

乃木坂モバイルついに退会

ここ最近、乃木坂46運営サイドは数々のスキャンダルや世間から批判を受けた言動をスルーしてきた。

ざっと挙げても去年以降だけでこんなにある。

⚫︎5期生となった中西アルノのパパ活疑惑
⚫︎中西アルノの植物状態の人への差別発言
⚫︎5期生となった岡本姫奈が乃木坂のイベント開催時にデートしていたことが発覚
⚫︎岡本姫奈による解禁前の情報漏洩
⚫︎コールやMIXは不可のはずの日産スタジアム公演でメンバーや運営がコールやMIXを煽るような発言をした
⚫︎夏の神宮球場公演で掛橋沙耶香が転落したものの軽傷と発表。しかし、実際は重傷でいまだに復帰していないのは翌日以降の公演を中止・延期したくなかったための虚偽報告と見られている案件
⚫︎与田祐希の不倫疑惑はそれだけでイメージダウンだが、さらに、大麻などと結びつく確率が高いシーシャバーに通っていたことも発覚

アルノ・おかひなに関しては活動自粛措置を設けたが、5期生出演のバラエティ番組「新・乃木坂スター誕生!」の放送が決まっていたため、両者の活動自粛期間は形だけのものとすら言えないほどごく短期間のものに終わっている。つまり、実質スルーしたのと変わらない。

パパ活問題に関しては真偽が不確かな面もあるし、デート問題も恋愛や休日取得を禁止するのは非人道的とされるのでこれに関してスルーというのは百歩譲って仕方ないとしよう。

でも、植物状態の人への差別発言や情報漏洩はNGだ。本来なら契約解除、最低でも正規の5期生としての起用を見送り、研修生としてイチからやり直させるのが普通ではないかと思う。結局、“コンプライアンスガー”と言う人たちがうるさいから対処したフリをしただけってことでしょ。

しかも、一応対処したのはアルノ・おかひな問題だけでそれ以外の問題は原則スルーとなっているのだから呆れてしまう。

そして、ここへ来て乃木坂コンサートの演出家SEIGOのパワハラ・セクハラ・モラハラ問題が発覚した。

メンバーに対してやる気を出させるという名目で“⚪︎ね!”とか“ブス”とか言って叱責するやり方をいまだにやっている老害がいることに呆れてしまう。

また、本人や運営は否定しているようだが、掛橋の転落事故はメンバーのせいだと責任転嫁したとされている。

運営サイドは当初、一部メンバーが騒いでいるだけで、信者化したファンは擁護してくれると思っていたのかスルーを決め込もうとしていたようだ。

しかし、文春が報じたことでスルーできなくなってしまったのだろう。
最近、ジャニー喜多川や市川猿之助、山川穂高といった連中のセクハラ・パワハラ・性加害が問題視されていて、その流れでSEIGOや乃木坂運営に対する批判が高まるのは間違いなく、対応を急がねばならないと判断したのだろう。

また、これまでのスキャンダルや不祥事では運営擁護のファンも多かったが、今回は批判の声の方が多いようだ。

おそらく、その背景にはファンの間でストレスがたまっていることがあるのではないかと思われる。
ストレスの最大の要因は何かと言えばチケットが当選しないことだ。

これまで、運営やメンバーを批判すると、SNSなどをこっそりチェックしている運営サイドによってコンサートなどのチケットを落選させられるのではないかと思い、擁護側に立っていた人も多かったのでは?

でも、秋元真夏乃卒コンを含む「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」、齋藤飛鳥の卒コンと相次いで落選させられたら、そりゃ、自分は何のために乃木坂46 Mobile会員になったんだって思うよね。
それで、女性や20代以下の男性、ファミリー層を優遇して当選させておきながら、結局、この選民たちが次から次へと転売をしまくるんだからね…。マスコミ取材の際の見映えを気にして、オーバー30の男を排除した結果がこれだよ。

自分は11thバスラも飛鳥卒コンも落選させられたし、2021年の東京ドーム公演も落選だった。

何とか当選した22年の日産スタジアム公演は天空席だったし、同年夏の神宮公演(転落事故を起こしたやつ)もクソ席だった。

こんな状況だからモバイルに入っている意味なんてあるのかなとずっと思っていたが、今回のSEIGO騒動で退会を決意した。

クソ席しかよこさない櫻坂46や日向坂46のモバイルも一緒にやめようかと思ったが、一応、櫻坂は去年の東京ドーム公演、日向坂は去年の東京ドーム公演、今年の横浜スタジアム公演という重要なライブは当選させてくれているし、日向坂に関しては事実上のソロコンである齊藤京子のMTVアンプラグド公開録画も当選しているので、とりあえず様子見することにした。というか退会方法が分かりにくいから断念した。

本当、SEIGO問題に関する運営の声明はクソでしかない!
飛鳥卒コン落選でモバイル退会者が増えたが、このSEIGO問題でさらににやめる人は増えるのでは?

「誤解を招く発言があったこと、及びSEIGO氏の意図とは異なる認識をしてしまったメンバーがいた事実等を鑑み」ってなんだよ。

パワハラ・セクハラ・モラハラをするヤツって、ほぼ100%がこういう言い訳するよね。というか、SEIGOが言うならまだしも(ダメだけれどね)運営がSEIGO側の肩をもつってダメダメでしょ。

全然反省していないよね。

というか、SEIGO問題に限らず、ジャニー喜多川の性暴行を巡るジャニーズ事務所、市川猿之助のセクハラ・パワハラを巡る歌舞伎界や松竹、山川穂高を巡るNPBや西武の対応もそう。

どいつもこいつも、運営サイドは何も反省していないし、問題を指摘した方が悪いみたいな風潮を作ろうとしているよね。

また、一般人にも告発した方に対して売名行為とか金儲けと思っているのが多いのも問題だ。

うちの母親もそうだしね。結局、芸能人やスポーツ選手、政治家など権力者を訴える=金が欲しいからという洗脳をされてしまっているんだろうね。

それから、ジャニーズ、歌舞伎界、球界、乃木坂全てに共通しているきちんと謝罪しない問題だけれど、こういう態度の者が増えたのって第2次安倍政権以降だよね。

それまではスキャンダルが発覚すれば、謝罪して辞職(議員は辞めなくても大臣などのポジションは降りる)というのが当たり前だったけれど、本当、最近はほとんどの奴がスルーするようになってしまった。

自民党周辺のマーケティング能力というか洗脳の仕方には感心してしまう。

政権批判・自民批判=反日・在日というキャッチフレーズを刷り込ませて批判できない雰囲気を作り、それに慣れてくると批判してはいけないと思うようになるから、批判する野党やマスコミが異質なものに見えてきて、反日・在日に違いないと短絡的に考えてしまうようになったんだよね。

これを悪用したのが、芸能界やスポーツ界だ。

ファンならどんな問題があっても批判してはいけない。その問題を起こした者のみならず、その者が属する集団(グループ、所属事務所、球団など)も批判してはいけないという風潮ができてしまったからね。

この批判してはいけないという悪い風潮を女性アイドル界に蔓延させたのは指原莉乃だ。彼女は権力に媚びる天才と言ってもいい。彼女もSEIGOが好きだしね。

ただ、指原は権力には媚びるけれど空気を読むことにも長けている。ジャニーズや歌舞伎界、球界を含めたセクハラ・パワハラ・モラハラに対する世間の目が厳しくなっている中、乃木坂のコンサートでパワハラ・セクハラを働いたSEIGOを使い続けるとなると、彼女がプロデュースするイコノイジョイに対するイメージも悪化することは避けられない。なので、SEIGOを外す、もしくは起用を続けてもメイキング映像などでSEIGOの存在を消すようになるのではないかと個人的には思う。

そういえば、先週放送されたアニメ「推しの子」のエピソードは、誹謗中傷が相次ぎ自殺をはかろうとしたリアリティショー出演者の話で、その内容が実際に起きた騒動に酷似していたため、実際にリアリティショーに出演し自殺した木村花の母親が激怒するという問題が発生した。

被害者の関係者が実際に起きた騒動に似た展開の作品を批判するのは被害者が抱く当然の感情だ。
その一方で、リアリティショーを巡る似たような騒動は国内外で相次いでいて特定の人物や番組をモデルにしたわけではない。こうして名指しで批判されたら、やらせや自殺を描いた作品は作れなくなるという反論も至極真っ当なものだ。

でも、オタクって自分が好きなものを批判されるとムキになって怒るからダメなんだよね。そういう意見もあるで済ませばいいのに、被害者側を批判するから大騒動になってしまうんだよ。フェミとの長年の対立だってそう。

子どもの視界に入るようなところで巨乳を強調したキャラなど性的なイメージのあるものを掲示するのはどう考えたってダメでしょ。

まぁ、フェミにも極端なところはあるけれどね。連中は存在そのものを否定するところがあるからね。 

子どもの目に入らないところで掲示するのは問題なし。ただそれだけの話なのに、オタクもフェミも感情論になっているからね。

というか、今回の「推しの子」で印象的だったのは、木村花問題よりも、作中で言及されていた“謝ったら負け”という考えを大っぴらにしていたことだと思う。だから、アニメ制作サイドは今回の炎上では謝罪しないのでは?

謝罪しないのは、ジャニーズ、歌舞伎、野球、乃木坂どれにも共通しているというのは先述した通りだが、その背景にあるのはこうした思想で、そういう考えが蔓延したのは、第2次安倍政権以降、政治家がスキャンダルをスルーするのが当たり前になったことにあるのでは?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?