見出し画像

しゃー SHE 彼女シアター SEASON 2

それにしても、何故、人気アイドルグループHKT48のメンバーをゲスい話のオンパレードで、性的な内容の台詞も多いこのシリーズに起用したのかは全くもって理解ができない。
しかも、今回の第2弾は前作以上にゲスさも性的描写もエスカレートしている。HKTメンバーが出たシーンではないが、同性愛カップルのベッドシーンもあるし、しかも、このシーンは殺害シーンだったりもする。いくら、関東では地上波で放送されていないとはいえ、“いいのか、コレ?”と思ってしまったくらいだ。まぁ、さすがに女優の乳房・乳首があらわになることはなかったし、ベッドが血だらけになるようなこともなかったけれどね。

ただ、このシリーズがHKTの中の女優適正メンバーを育てる役割を果たしていることは間違いないと思う(ゲスい役とか、性的なシーンを演じる=女優として成長という考えはどうかとは思うが…)。

前作に出たHKTメンバーは豊永阿紀と地頭江音々の2人だった。
豊永先生は、前作以前にもHKTメンバー出演の地域おこし映画「めぐり逢わせの法則」や舞台のミュージカル作品「From Broadway with Love~ブロードウェイより愛を込めて~」などで女優としての適正能力は評価されていて、前作でも今作でも、さすがと言える演技を見せている。

音々嬢に関しては前作の時点では未知数な部分もあったけれど、東京では今年1月に上映されたHKTメンバー出演の地域おこし映画第2弾「想い出を、ラブソングにのせて」でチャーミングな演技を披露しているし、来年公開の博多華丸主演映画「めんたいぴりり」への出演も決まっているので、彼女も女優適正能力を見出されたということなのだろう。

そして、今回は豊永先生、音々にプラスして山下エミリーも参加している。3人とも自分が好きなメンバーなんだよね。

HKTオタとしては、エミリーも豊永先生や音々に続いて、女優として開眼してくれるのではないかとつい期待してしまう。

とりあえず、本作ではナチュラルな演技を見せていたと思う。HKTオタの中には、“何故、あの美しいルックスなのにブレイクしないのか不思議で仕方ない”と思っている人も多いと思うが、本作を見た映画・ドラマ・演劇関係者に注目され、もう少し、一般受けする映画・ドラマ・演劇にも起用されれば、注目度が増す気もするんだよね。

イコラブのなーたんは出番が少ないのに、「明日、私は誰かのカノジョ」のホスト狂いの風俗嬢役で注目度が増したのだから(これも、何故、人気アイドルにやらせたのか謎な配役だが)、全国放送されるドラマで、重要な役を演じれば、“あの娘、誰?めちゃくちゃ可愛い!きれい!”ってなると思うんだよね。

舞台版は1作目も2作目も東京では上演されなかったので、いずれもドラマ版での鑑賞となったけれど、3作目が作られるのであれば、東京でも上演して欲しいなと思う。

※画像は公式HPより

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?