AKIHABARA IDOL FESTIVAL

本フェスに参戦しようと思ったのは主現場と言っていいグループに加えて、毎月のようにライブを見ている準主現場のグループや最近見るようになったグループ、最近足を運べていないグループもまとめて見られる、いわゆるお得感満載だからというのが最大の理由だ。

でも、最初はフェス（サーキット形式）なのに会場ごとにドリンク代を徴収されるという不経済的なイベントなので実はそんなにお得でもないから、他のライブに行こうか、アイドル以外の趣味に時間を使おうかと思ったりもしていた。

TOKYO IDOL FESTIVALでは、会場の一つとしてZepp DiverCityが使われている。普段、ここで開催されるライブでは入場時にドリンク代を取られる。売店（ドリンクカウンター）の通常価格の倍くらいのドリンク代なのは納得いかないし、その批判をかわすためにドリンクホルダー用のキーチェーンみたいなものを渡されるのも腹が立つ。

でも、TIFの時はドリンク代を取られることはない。客はZeppで開催されるライブのためだけに入場しているわけではないからだ。

それと同じと考えると本フェスにおける会場ごとにドリンク代を取られるというシステムはクソだ。4会場あるから二千数百円だ。普通の対バンライブの入場料くらいだしね。本フェスだって、1会場入場のみの入場料は2000〜3000円としているんだから、主催はこのシステムがおかしいと分かっているはずだ。それでもやるということはそうしないとハコが儲けられない、主催がハコに払う分が捻出できないということなのだろう。だったら、TIFのような大型アイドルフェスみたいにちょっと高くはなるが客が会場ごとにドリンク代を払うという不便を強いられなくても済むチケット代に設定すればいいのにと思った。

それにフェス（サーキット）と言いながら、4会場中1会場は明らかに離れているしね。まぁ、TIFもフジテレビ本社社屋近くのDREAM STAGEと湾岸スタジオ前のSMILE GARDENでは、ゆりかもめ2駅分の距離があるので、歩く距離や移動時間ではTIFの方が長いけれど、信号を渡る以外は公道に出ることもないからね。でも、このフェスは公道に出なくてはいけないからめちゃくちゃ不便だ。

そんな不満だらけな状況なのに本フェスに参戦しようと決意したのは、思い出とプレゼントがこのフェスで2回しのライブをするからだ。

10月に現体制の初期メンバーが辞めたことにも驚いたが、今月に入り3人が脱退する、しかも年内で抜けると発表されたことにはさらに驚いた。

それは1回でも多く今の体制のライブを見たいと思うよね。

それにしても、去年の年末に7人組となって以降の思プレはメンバー同士の関係にしろ、運営やオタクとの関係にしろ順調に思えていただけに、今回、脱退が発表されたメンバーが抜けると3人組になってしまうというのは何度も言うが驚きでしかない。

一方、契約期間の満了とか学業などの都合で辞めるメンバーが出てもおかしくはない状況であったのも事実だと思う。

振り返ってみるとアレは伏線だったのかもと思うような発言や出来事もいくつかあったしね。
同じ事務所所属の姉気分グループ・蛍はチェキフィルム不足による物価上昇を理由にチェキ料金を値上げしたのに思プレは維持となったのも現体制が事実上終了となってしまう＝これから立て直すことになるからなんだろうね。

今年の思プレを振り返ってみれば、初のワンマンライブを成功させたし、CDショップでの通常の流通はしていないとはいえ初のCDをリリースしてリリイベも行ったし、ステージには立たなかったもののTIFの縁日イベントに登場し、一部メンバーはグラビアイベントにも参加した。また、こちらも一部メンバーではあるものの、近代麻雀水着祭にも出演した。オンラインクレーンゲーム“Giftole”のグッズになったし（全然取れなかった…）、それにあわせてアイドル・グラビア雑誌にインタビュー記事も載り表紙に名前も出た。いわゆるライブアイドル、地下アイドルの現実的な目標はとりあえず一通り果たせたと言っていいと思う。

ここからは完全に憶測だが、目標とするステージに立てたとか、加入⚪︎周年を迎えたなど一区切りついた後の活動って個々のメンバーにとってはかなりの重圧があるのではないかと思う。

イベント主催からはグループの運営に対して、運営からは個々のメンバーに対して、ノルマのようなものがあると思う。

ファンは勿論それを理解している。だから、なるべく応えたいと思うが、それには限界がある。

チケットの予約時やイベント入場時に目当てのアイドルとして指名できるのは1組だけ。個々のアイドル運営の予約サイトで指名できるメンバーは1人だけ。好きなグループが複数あっても、同じグループに複数の推しメンがいても、複数回答はできない。これがアイドルが病んだり辞めてしまう原因にもなっていると思うんだよね。基本、オタクなんて多かれ少なかれDDなんだしね。1つのグループの1人のメンバーにしか興味ないという人はドルオタではないと思うし。

最近、自分がよく行く現場でメンバーの卒業が相次いでいるが、その背景にはインボイス導入による手取り収入の減少とか、物価高やチェキフィルム不足によるチェキ代値上げによる客離れなんかも影響していると思う。でも、メンタル要素も大きいと思うんだよね。やっぱり、この指名制度ってどうにかならないのかな？結局、運営だって、指名入場者数を増やすために特典を付けたりして負担が増えているわけだしね。
せめて、指名できるアイドルを複数にできないのかな。たとえば、その日の対バンで見たいアイドルが10組いたら、それら全てをお目当てとして申告できるようにしてくれないかなって思う。そうすれば、各陣営は入場特典を用意する必要もないし、個々のメンバーの誰目当てかをファンに申告させる必要もない。運営も疲弊しないし、メンバーも病まないし、結果としてグループや個々のメンバーの活動期間も長くなると思うんだけれどね。

と、勝手なことを言いたくなるくらい思プレメンバーが3人も一挙に、しかも、発表からほどなく抜けることはショックだった…。発表を見た当日や翌日はやらなければいけない細かい仕事を忘れてしまうくらいだったしね…。

そんなわけで今回のライブの感想。

まずはEDOCCO STUDIOに入場。

⚫︎deeper²
以前見たことあるはずだが、その時と何か印象が違う気がする。清楚と水商売の中間みたいな衣装が印象的だった。

⚫︎My placious
可愛い系の衣装だし、昭和アイドルっぽい楽曲をやったりもしているのに、何か性的な雰囲気を出しているなとちょっと不謹慎なことを思ってしまった…。
それにしても最近、対バンライブでよく音声トラブルの現場に遭遇することが多い…。あらゆる業種で人手不足状態となっていて（ほとんどは賃金や休日など労働条件が悪いせい）、エンタメ関連でもスタッフが集まらずにライブが中止になったケースもあるようだが、そうした影響で慣れないスタッフが音出しをしたりしていることが多いからこういうトラブルが最近目立つのだろうか？
まぁ、このトラブルをものともせずアカペラで歌った彼女たちとコールで盛り上げたファンのおかげで見応えのあるパフォーマンスとなっていたけれどね。

⚫︎思い出とプレゼント
3人も卒業してしまうのはマジでビックリ…。
今回のライブの出来もかなり完成度が高かっただけに残念で仕方ないと思ってしまうのが正直なところだ。メンバーの卒業とかグループが解散の危機を迎えているとか、そういうピンチの時のライブやレコーディングがめちゃくちゃ良いものになることがどのジャンルでも起こるのは不思議なことだ…。
思プレのライブを見るようになったきっかけは、前世というか前前世の時から知っているかえちゃんだし、さらにハマるようになったきっかけは実は前世の時のライブを見ていたことに気付いたみゆちゃんだったので、この2人が抜けてしまうというのは正直なところ、かなりこたえる。

でも、2人を含む卒業するメンバーの話を聞いたりSNSを見たりしている限りではネガティブなものではないようなので一安心といったところではあるかな…。

⚫︎AiVER.
完全に複数のメンバーに顔と名前を覚えられているようだ。しかも、SNSで自分がアイドルのことだけでなく、色んなジャンルについて好き勝手に言っていることもバレている。まぁ、いいか。隠しているわけでもないし。

この後、秋葉原ZESTに移動

⚫︎HIGH HIGH BEAM
やっぱり、“エブリデイエブリデイ”は最高だ！
かえちゃんと同じ元RAISEののえちゃんはやはり、かえちゃんの卒業を寂しがっていたようだ。
あと、つぴの釣り具合はすごいなと改めて思った。

⚫︎ My placious
また見てしまった…。今度はトラブルはなかったようだ。そして、EDOCCOで見た時ほどエロスは感じなかった。まぁ、ちょっとやらしめなパフォーマンスはあったけれどね。道玄坂69をまじめにするとこんな感じなのかなと思ってしまった。

⚫︎夢幻のプリューム
韓国人メンバーがいるとのことだが、見た目も話し方もキャラも日本人にしか見えない。日本語の方が得意と言っていたから、ほぼ日本式の生活をしてきたのかな？

⚫︎思い出とプレゼント
この日2回目となる思プレのライブ。もしかすると、思プレを2回ししたのって初めてかも知れない。何かどの思プレの曲を聞いてもウルウルしてくる…。カッコいい系、奮い立たせてくれる系の曲である“WILD LAND”ですら聞くとウルって来てしまうのだから、かなり自分は思プレが好きになっているんだろうなと改めて思った。

本当にみゆちゃんはあと1回のライブで終わってしまうのだろうか？信じられないくらいだ。あまり生で見た記憶がないポニテ姿もめちゃくちゃ可愛いかった。

そういえば、数日前にハロウィンの時の通販チェキが届いた。みゆちゃんがびっしりと書いてくれたメッセージを読んで感動してしまった。

そして、かえちゃんからは以前頼んでいた私物プレゼントをもらった。前世の時も前前世の時もこういうのを頼んだことなかったな…。職場を辞めていく人が出勤最終日にみんなに配るお菓子みたいな感じになってしまった…。何か例えが違うような気もするが…。

休憩を挟んでTwinBox Akihabaraに移動

⚫︎ONE NEXT GIRLS
というか、ここからはONEtoONE祭りだった。薄手のセーラー服姿が失礼な言い方かも知れないがAVや風俗のコスプレっぽく見えて妙に艶めかしく感じた。

⚫︎アンダービースティー研修生
どうも見るたびに、こちらとONE NEXT GIRLSがどっちがどっちか分からなくなる時がある…。

⚫︎蓋然性オルトイズム
何気に好みの曲が多いなとライブを見るたびに思う。

⚫︎にとくり。
彼女たちって可愛い系なんだということをすぐに忘れてしまうのはやっぱり、グループ名に“ニート”という言葉が入っているせいだろうか？

⚫︎TEARS-ティアーズ-
思プレが出るライブにTEARSもいる時は彼女たちも一緒に見るのが恒例になりつつある。
こちらのグループもメンバーの卒業を控えているんだよね…。本当、アイドルの卒業が最近多いな…。その卒業する予定のかほちゃんとは毎回のように彼女のお姉さん（＝思プレP）の話をしているような気がする。