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ROAD TO @ JAM EXPO 2024 LIVE Vol.4

最近、オリーブ所属アイドルが揃って出演するライブが減っている。5月は全グループが揃って出演する事務所主催ライブ「OLIVE LAND」もないので、 尚更、共演機会が減っている印象になっている。

同じ事務所のアイドルが揃って同じ対バンやサーキットに出ることは多い。
ONEtoONEのアイドルが5〜6組まとめて出演した時なんて、ここの最前管理が幅をきかせてウザいくらいだ。

オリーブと並ぶ主現場の一つであるT.S.Pは所属アイドル2組が揃って同じ対バンに出ることがほとんどだ。片方しか出ない対バンなんて、月に1〜2回しかない。

ただ、こうした同じ事務所のアイドルが同じ対バンやサーキット、フェスに出ることにはメリットとデメリットがある。

メリットはライブを見てくれる人や物販(特典会)に来てくれる人を確保できることだ。

地上アイドルの場合だと、例えば、=LOVEのファンの中には≠MEや≒JOYのライブに行かない人や、乃木坂46のファンに櫻坂46や日向坂46に興味がないという人がかなりいる。

でも、地下アイドル・ライブアイドルだと、自分の推しているグループと同じ事務所のグループのライブは対バンでかぶればセットで見るという人が多い。特にONEtoONEのように同じ所属事務所のアイドルが何組も続けて出てくるタイムテーブルを組むところだと尚更だ。

仮に同じ事務所に3組のグループがいて、この3組が揃って同じ対バンに出た場合、タイムテーブル上で極端に出番が離れていなければ、その3組のそれぞれのファンが3組全てもしくは、そのうちの2組のライブを見てくれる確率が高い。

一方でデメリットもある。

それは、こうした対バンやサーキットの多くが指名入場制を取っていて、チケット購入時や入場時にどのアイドルが目当てかを聞かれるからだ。

つまり、3組全てのライブを見て、3組全ての物販で金を落としても、イベント主催やアイドル運営はその客は、その3組のうちのどれか1つの客としてしかカウントしないということだ。

一般的に同じ事務所のアイドルの場合、デビュー順とファンの数が比例していることが多い。
つまり、デビューした時期が古いグループほどファンの数が多く、新しいグループは少ないということだ。

例えば、指名入場の数で言えば、
2021年デビューのA:30人
2022年デビューのB:20人
2023年デビューのC:10人
といった感じだ。

CのライブはAとBのファンの大雑把に言えば、7割くらいは見てくれるし、物販にも半分くらいは来てくれる。
ライブを見た人ならこの事務所のアイドルのファンだけで計45人になるし、物販に来てくれた人なら計35人となる。

しかし、公式サイドの動員はたったの10人としかカウントされない。

でも、このCが単独で対バンに出れば、揃って出た時ほどではなくても、AやBをメインで推しているが、事務所全体をハコ推ししているような人も多少は来てくれるから、揃って出演の対バンだと10人しか動員できなくても、それが15人とか20人の動員になる。

そういう効果を最近のオリーブは狙っているような気がする。

そんなオリーブの戦略がどこまでうまくいっているかを測定するのが今回のイベントではないかと思う。



横浜Bpovtnに来たのは1年ぶりだ。去年、別のグループのアトジャ予選を見に来て以来だ。残念ながらその時の推しグループは敗れてしまったが。

その時も思ったが、スタッフの上から目線はなんなんだろうか?このハコの体質?それとも、アトジャの体質?あるいは、横浜の気質か?

それから、開場前の場内BGMが去年と同じだったような気がするが手抜きか?

あと、どこのオタクとは言いたくないけれどマナーの悪いのが結構いるね。人のスペースを勝手に奪うのがいるし。

本題に入ろう。

自分が参戦したこのVol.4というブロックの組み合わせはこんな感じだ。

⚫︎AiVER.
⚫︎ヒロイックニューシネマ
⚫︎思い出とプレゼント
⚫︎ai*ai

サッカーで言えば、死の⚪︎組とか呼ばれるような感じの組み合わせだ。

というか、この4組のうち、AiVER.とヒロイックニューシネマはロック系アイドルだし、ai*aiも衣装やルックスは可愛い寄りだけれど披露した楽曲のほとんどがロックテイストだ。
少なくとも音楽性だけで言えば完全に思プレはアウェーだ。

そして、自分が通ったことがあるAiVER.に関して言えばオタクが組織化されているので、こうした動員力を競うイベントは得意だ。
というか、今回のライブのレギュレーションで“ダイブ・サーフ・リフト・モッシュ等危険な行為は一切禁止”と明確に提示されているのは異様な盛り上がりを見せるここのオタクを意識している面もあるのでは?

思プレというか、オリーブは全通レベルのオタクはたくさんいるけれど、TOレベルのオタクにちょっとクローズド(内向き)なところがあるから、ロック系が相手だと少々、分が悪いところはあると思う。ロック系同士だと横の繋がりとかあるからね。

ただ、相手がロック系ばかりだからと言って、そちらに合わせてカッコいい系の曲ばかりをやるという安易なセトリに走らなかったことは評価したいと思う。

造反して推しでないアイドルに投票するオタクなんてほとんどいないんだから、だったら、自分たちのオタクに造反させないように彼等が満足するものを届けてフロアーが盛り上がっている感を出した方が主催や他のアイドルのファンに向けた印象が良くなるしね。

そもそも、アトジャの予選の投票方法ってこれでいいのかって気がする。

観客は入場時に推しグループを指名してから入場するということは基本、入場者は今回の出演4組のいずれかのファン(動員協力を頼まれて来場しただけの人もいるとは思うが)ということになる。なのに投票券は1枚しかもらえないし、投票するところをスタッフが監視しているから、代理投票はできない。

ということは、指名入場(動員)と投票結果がどうしたってほぼイコールになってしまうんだよね。

本来なら、1位4点、2位3点、3位2点、4位1点といった具合に出演アイドル全てに点数をつけてもらって、それを集計するのがベストだと思う。

まぁ、これだと投票にも集計にも時間がかかるからやりたくないのだろうが。

だとしたら、せめて、点数はつけなくてもいいから来場者に投票券を2枚渡して、自分の推し以外のグループにも投票できるようにすべきだと思う。パフォーマンスや楽曲の良し悪しで判断するならそうすべきだ。

現在のシステムだと結局、最もオタクを動員できたところ、というか、そこのオタクではないが、組織力を使って知り合いのオタクまで動員できたところが勝利ってなってしまうから、場内でペンライトふったり、コールしたりするオタクの数で勝者の予想はだいたいつく。

というか、去年もそうだったが、投票後の物販でフロアー内に入れなかったところは、おそらく、本命でも対抗馬でもないんだと思う。事前にイベント主催が把握している動員予定で物販の位置は決めていると思われるしね。

そういう意味で言えば、思プレはトップ争いをしているんだと思う。今回、ステージ前で物販をやらせてもらっていたからね。

まぁ、時間が許す限り、何枚でもチェキ撮り放題というサービスが行列必至だだったから、混雑緩和のためという判断かも知れないが。



とりあえず、全メンバーとチェキを撮ることには成功した。あもさんに関しては2枚も撮れた。でも、トーク時間は体感的にいつもの3分の1くらいだし、何かずらっと並べさせられたし、結構疲れた気はした。

そして、予想通りではあったが、これまで1回しかチェキを撮ったことがなかった新メンバー4人はあまり、こちらのことを認識していなかったようだ。まぁ、最近は1回だけで覚えてくれるアイドルって減っている気がするから、こんなものだよねとは思っているが。



ちなみにAiVER.は5人体制になって初めて見るライブだったけれど、思プレの物販の行列に並んでいるうちに、チェキ券販売が終わってしまったし、そもそも、AiVER.に投票していないのに、こちらの顔と名前を認識しているメンバーのところに行くのもなんだしなと思い今回は断念した。

【追記】
思プレは予選を通過したとのこと。やっぱり、他の3組がロック寄りだから、コアな客層がかぶらなかった思プレが優位に立てたのはあったと思う。もし、他の面子に合わせてカッコいい系の曲ばかりやっていたら勝利はなかったかも知れない。

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