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劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:

KINENOTEは深夜アニメの劇場版やイベント上映作品の上映時間は不正確なケースが目立つので映画.comを参照したが、今回の前後編にわけて公開された総集編映画は前編の上映時間が92分、後編にあたる本作が77分だ。前編はよしとするが後編の77分は短かすぎるだろ!

同じく1クール分を前後編の総集編映画とした「魔法少女まどかマギカ」は前編131分、後編111分で合わせると4時間を超えていたが、本作は合わせても169分で3時間にも届かない。焦点を絞って2時間半くらいの1本の作品にまとめるか、これを見ればテレビシリーズを見なくても理解できると言えるくらいの合わせて4時間程度の前後編作品にすべきだったと思う。

結局、オタクを騙してぼったくる商法でしかないと思う。そりゃ、前編の時ほど客が入っていないわけだ。



そして、この後編を見て愕然とした。前編に比べてカタルシスがなさすぎる。どう考えても、主人公ぼっちが自分なりのロックを追求することを自覚して終わった前編の方がしまりがいい。

その後、大きなライブイベント出演を目指すみたいな話があればまだしも、文化祭に出て、ちょっとトラブったけれど、何とかごまかして無事終了という盛り上がりに欠ける終わり方だったしね。
原作を1クールのアニメとして区切りの良いところまで描くとするとこうならざるを得ないのだろうが、映画としてはかなり盛り上がりに欠けている。そもそも、総集編映画にするストーリー展開ではなかったと思う。前編までなら映画っぽい終わり方だとは思ったけれどね。



そして、作画も手抜きが多い。

個人的にはアニオタが絶賛する「涼宮ハルヒの憂鬱」の文化祭のシーンは過大評価だと思う。海外のアニメーションでは音と画が合っているのなんて当たり前だからね。だから、ハルヒの作画をマンセーしている連中は海外作品を見たことがない単なる無知なネトウヨだと思う。

でも、本作を目の前にしたら、ハルヒはかなり作り込んだ作品に見えてしまうと思う。

ストーリー展開の面でも、作画の面でも、そんなに絶賛できるほどの作品ではなかったということだ。やっぱり、ぼっち人気ってステマだったんだね。



確かに楽曲は良いけれど、他のガールズバンドアニメのように担当声優がやっているわけでもないからね。ボーカルだけは担当声優がやっているけど、その他のパートは基本、男のミュージシャンが演奏しているから、結束バンドをガールズバンドのカテゴリーでは語れない。

そのくせ、客がペンライトを振って応援するのが当たり前になっている他のガールズバンドアニメを揶揄するような描写もある。

それって、声優がやっているガールズバンドを見下しているってことでしょ?

個人的には他のガールズバンドアニメ以下だと思うけれどね。

アニオタは可愛いのに陰キャという設定の女子キャラが好きだから、このアニメをマンセーしていただけでしょ?現実世界だと、よくしゃべる女子とか、スクールカースト上位の女子とか、頭の良い女子、ヤンキー女子、そういうのが相手だとアニオタは自分が優位に立てないからね。

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