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=LOVE WINTER TOUR『You all are "My ideal"』@東京都・TDCホール

これだけ、新型コロナウイルスの感染が拡大しているのに、予定通り実施するんだというのが正直な感想かな。

まぁ、日本の芸能界なんて自転車操業だから、中止・延期で払い戻したくなんてしたくない。政府も東京都も何もする気がないなら、こっちだって予定通りやるよというのが運営側の本音なんだろうね。でも、海外の事情に比べると日本の芸能界は危機感がなさすぎると言わざるをえないかな…。

しかも、グッズ付きプレミアムチケットを買った人は、会場でグッズを受け取れなかったら、後日、着払いで郵送になってしまうし、「グッズはいらない」「グッズ代の返金もいらない」と言ってもキャンセルは受け付けず、着払いで郵送するっていうんだから、本当に感染症対策する気あるのかなって思う。体調不良で来場できない人に対しては、チケット代金を払い戻しして、グッズの強制着払い郵送もやめるべきだと思うよね。結局、そういう対応がきちんとしていないから、ちょっとの体調不良だったら、会場に行こうってなってしまうと思うんだよね。

それから、アイドルやアニソン、ロックなどのライブでは市松模様の座席販売で着席鑑賞、発声禁止というのが定着しているけれど、いくら、公演中は黙っていても、開演前や終演後に場内でペチャクチャ喋っているんだから意味ないよねって思う。あと、笑うのはいいの?笑うのも発声でしょ?で、笑う原因というのはMCなんだから、MCもやめるべきでは?本気で感染症対策しているなら、そこまでやらないと。

あと、タオルを回すのは禁止なのに、ペンライトをふったり、バットを叩くのはOK。拍手や手拍子もOKというのも矛盾している。タオルだろうと、ペンライトだろうと、バットだろうと、拍手だろうと、手拍子だろうと、指や手についている汗は一緒に飛び散るのにね。それに、入口で強制的にアレルギーのある人でもアルコール消毒をスタッフの目の前でやらせているのに、トイレの石鹸が切れたままというのはどうなんだろうって思う。結局、感染症対策しているフリだけなんだよ!政府も東京都も何かしているフリだけで実際は何もしていないってのと一緒。

それにしても、通常料金の倍以上の額のプレミアムチケットを購入しても、アリーナ席ではないって限りなく詐欺に近いのでは?結局、市松模様の座席販売では利益が出ないし、グッズ販売も事前申込制にしているから通常ほどは売れない。だから、グッズと抱き合わせ販売の高額チケットで通常レベルの利益を得ようと考えるのはやり方としては間違ってはいないのだが、せめて、プレミアム席はアリーナ席の中におさめるべきでしょ。それができないなら、このご時世でコンサートなんか開くべきではないんだよね。

 何か、イコラブ関連のライブに行くと毎回のように運営に対する不満ばかり出てくるの、なんなんだろうか…。

 そうそう、肝心のライブの話をしなくては…。

イコラブも自前の曲だけで2時間ほどのライブをやれるようになったんだというのは感慨深いかな。まぁ、1曲目とアンコールの最後の曲は同じだったけれどね。今までは、秋元系アイドルの楽曲などのカバーをセトリに入れていたけれど、それなしでも場を盛り上げられるだけの曲数が揃ったってことだからね。

そういえば、「CAMEO」って、歌詞にあるDangerの部分は英語の発音に近い“デインジャー”って発音するのに、タイトル部分は“カメオ”ってローマ字読みなのは謎だな…。“キャメオ”じゃないんだ…。まぁ、“キャメオ”って言うと、“ワード・アップ”って叫びたくなるが…。

ところで、アイドルとか声優のライブって、“後半戦まだまだ盛り上がれますか?”って煽ると大抵、7割以上終わっていて、そこから4〜5曲歌うと本編終了ってのがお約束なのはなんなんだろうか?

あと、今回、カメコ席の観客に向けて、“ここで撮影タイムはいったん終了です。それでは次が最後の曲です”みたいなMCをやってしまったが、一応、アンコールは客が盛り上がった時のみやるという設定なんだから、“いったん”って言葉を使ってはダメでしょ…。

ついでに、アイドルのライブでよく聞く言葉で気になるものについて触れると、〇枚目シングルって言い方をよくするけれど、変な言い方だよね。英語の〇thシングルの直訳なんだろうが、やっぱり、しっくり来る日本語は〇枚目のシングルだと思うな。それから、MVをエムブイって言うのもなんだかなって感じ。文字で書くときはMVでいいけれど、口に出すときはミュージック・ビデオの方がいいのでは?昔、ミュージック・ビデオがプロモーション・ビデオと呼ばれていた時(海外ではとっくの昔に死語になっていたが、日本では2000年代に突入しても使われていた)にPVと略し、ピーブイと読んでいたのになれているのかもしれないが、何か違和感。

ところで、邦楽・洋楽問わず、どのライブでも本編終了直後からアンコールを求めるのが当たり前となっているが、何故か、AKBグループではしばらく経ってからでないとアンコール発動してはいけないという決まりがあるのは謎だよな。

まぁ、AKBグループのファンは中高年が多いから、“休む時間を与えないとメンバーがかわいそうだろ!”とか“着替える時間を考えろ!”とか、休息や着替えに時間がかかる自分基準で考えているのかもね。イコラブはAKBグループ出身者がプロデューサーということで、そちらから流れてきたファンもいるので、他のアーティストよりは若干待ってからアンコールを発動するけれど、AKBグループよりは若いファンが多いから、そんなに長くは待たないって感じかな。

 それにしても、一番好きなアイドル・グループであるHKT48のライブは、今年は一度も見ていないのに(みくりんのソロコンと複数メンバーが出演したコント劇は見たが)、何故、イコラブは今年3回も見ているんだ?まぁ、どちらも指原チルドレンだからいいか…。

 

そして、コロナ禍になって以降、ライブに参戦するたびに思うが、着席鑑賞のライブって睡魔に襲われそうになるよな…。ジャズとかクラシックとか、元々、着席鑑賞のスタイルのジャンルならそうでもないけれど、やっぱり、アイドルとかロックとかはねって感じかな…。

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