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カラハナソウ Sour Ale

ビールについて
Fruited Sour Ale
ABV 4.5%
pH 3.12

原料:
梅(東京都八王子市産)
麦芽
オーツ麦
ホップ

ラベル:
福岡和政(イラスト)
高尾ビール(デザイン)


どんなビール?
東京薬科大学との共同研究も4年くらいになろうかと思うのですが、いつから話そう。
最初は学内の植物からビール酵母のサッカロマイセスを単離培養することがスタート。やまゆり、あざみ、やまもも。と酵母の候補はまだまだたくさんあるのですが、今回は酵母でなくて乳酸菌を探しました。

そんな乳酸菌を使ってケトルサワリングという方法でビールを仕込みました。
通常の仕込みプロセスに加えて、途中で乳酸発酵を挟むため、2-3日がかりでの仕込みとなりました。

カラハナソウは東京薬科大学にあり、副原料も同じエリアで育つ梅をチョイスしました。
なんの確信もない話ですが、同じエリアだと同じ菌が関与してることもあるかなと思いまして。梅にもともといた乳酸菌が、風にのってカラハナソウに付くことも、0ではないかもしれません。

なお、今回は素敵な繋がりがうまい具合に作用して、八王子市に研究所を持つ乳酸菌に強いメーカーが協力してくれました。
研究所の1000以上に及ぶ乳酸菌ライブラリを使っての同定作業はとても頼もしい存在でした。
そのあたりは話せる時が来たら、あとから話そう。
カラハナソウ。




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