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【サンケイホールブリーゼ】関西の一線で活躍する4人の歌手とピアノと電子オルガンによるクラシックコンサート

10月30日、西梅田のサンケイホールブリーゼで『関西の一線で活躍する4人の歌手とピアノと電子オルガンによるクラシックコンサート』が開かれ、光栄なことに司会を担当した。

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このコンサートは、テノール歌手であり関西で27年に渡って合唱を指導している中塚昌昭さんが企画したもので、文字通り関西の第一線で活躍する4人の素晴らしいソリスト、高嶋優羽さん、永松圭子さん、鹿岡晃紀さん、嶋本晃さんと、ピアニストの山口聖代さん山口彩菜さん姉妹が出演した。

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万全の感染症対策のもと、サンケイホールブリーゼに美しいピアノ、電子オルガンの音色と迫力の歌声が響き渡った。

第1部では、カンツォーネナポレターナ、ドイツリート、日本歌曲、オペラアリアなど、クラシックの様々なジャンルの名曲をソリストによる楽しい解説を交えて演奏した。中塚さんが選んだ最強メンバーによる歌唱は圧巻の一言!

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第2部は山口聖代、彩菜姉妹による連弾「トルコ行進曲 JAZZ Ver.」で幕を開けた。アレンジは作曲家・編曲家としても活躍する山口聖代さん本人によるもの。初の姉妹共演で、客席にはご両親とおばあちゃんの姿が。
「姉は目標の1人。尊敬している。」「妹ではあるが演奏家の1人として尊敬している。」というお互いの言葉と、2人の素晴らしい演奏に会場から惜しみない拍手が贈られた。

そして4人のソリストの歌声が1つになる。
源田俊一郎編曲 混声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』は誰もが口ずさめる「春の小川」「朧月夜」「鯉のぼり」「茶摘」「夏は来ぬ」「われは海の子」「村祭り」「紅葉」「冬景色」「雪」を「ふるさと」でサンドイッチする構成になっていて、最後の「ふるさと」の歌唱中、客席は静まり返り、多くの人が目に涙を溜めていた。
それぞれのふるさとを思い浮かべ、ふるさとの人々を想いながら聴いて下さっていたに違いない。
そしてフィナーレはこの日のために結成された精鋭部隊、中塚昌昭第九合唱団とともにベートーヴェン「第九」第四楽章を演奏。
盛大な拍手と共にコンサートは幕を下ろした。

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総合プロデューサーで指揮者の中塚昌昭さん(写真左から2人目)は「自分が聞きたい歌手に、自分が聞きたい歌を歌ってもらうコンサートは最高だった。こんなに幸せなことは無い。コーラスも素晴らしかった!」と満足そうに笑顔を見せた。

ところで中塚さんと私の出会いは16歳の時まで遡る。
中塚さんが指導されている合唱団の1つ「旭区民合唱団 リリオ」のコンサートで、来場者の自転車整理のお手伝いをしたのが最初だった。
その後、アナウンサーを志すようになった20歳の私に、コンサートの司会を任せて下さり、いつも夢を応援して下さった。

中塚先生、素晴らしいコンサートに参加できて光栄でした!ありがとうございました。これからちょっとずつ恩返しします!

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