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オススメ!美味しい日本酒⑦宮坂醸造「眞澄純米吟醸 辛口生一本」

長野県は諏訪市にある宮坂(みやさか)醸造の「眞澄 純米吟醸 辛口生一本」をご紹介しよう。これは、最高に美味しい!間違いない。

宮坂醸造は1662年創業の老舗。江戸幕府四代目将軍・徳川家綱の時代だ。
宮坂家のご先祖は諏訪地方を治める諏訪氏の家臣だったが、諏訪氏、武田氏、織田氏の戦乱に翻弄され「武士なんていやだ~!や~めたっ!」と刀を捨てて酒屋さんになった。現在ワイン造りをしているトルシエもビックリなジョブチェンジである。

しかし、見事に酒造りの才能を開花させ「眞澄」には、諏訪で半生を過ごした松平忠輝(徳川家康の六男)が座右に置いたとか、赤穂浪士の大高源吾が喉越しを絶賛したとかいう逸話が残っている。名前の由来は諏訪大社のご宝物の1つ「眞澄の鏡」だ。大正時代に若き天才杜氏の手によってさらに味が向上し、昭和18年の全国清酒品評会で第一位に輝いた。

そんな眞澄の「純米吟醸 辛口生一本」は、黒いラベルに金で眞澄と書かれていて王者の風格。

全米・日本酒歓評会2019金賞受賞。
全国燗酒コンテスト2018金賞受賞。
フランスの日本酒コンクール「KURA MASTER 2017」にて金賞受賞と、
多くの賞を受賞している。

大変美しい味のお酒で、透き通っていて雑味が一切ない。
全くイガイガするような引っ掛かりがないのだ。
日本酒度+3前後という数字以上に辛口に感じる。
非常にシャープで、まさにその名にふさわしい澄み切った味だ。

特に魚料理との相性は抜群で、DMZディレクターとお寿司屋さんでずーっと眞澄ばっかり呑んだことがある。
またあのお寿司やさんで眞澄をいただきたい。

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