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5月読んだマンガ

春夏秋冬代行者 春の舞 4巻

楽しみにしていた新刊。とても面白かった。前巻終盤の「秋の代行者」の誘拐を契機に春・夏・秋・冬の共同戦線が張られることになるのだが、ここまでの流れがとてもゾクゾクした。前半は、共同戦線を張る流れからの賊の正体判明まで。後半は、冬の代行者である狼星にフォーカスし、春の代行者である雛菊との出会いから、雛菊が誘拐されるところまでを掘り下げる展開。雛菊は誘拐もされているんだけど、それに加えて彼女の生い立ちも非常に厳しいということが分かり、読んでて辛くなった😭そして、今巻は読んでいて春の従者である、さくらの存在感が強く印象に残った。さくらと雛菊の強い気持ちが、周りを動かしたし、それが共同戦線に繋がっている。次巻で、いよいよ賊との対峙みたいだが、とても楽しみ。しかし、どうやら代行者たちの行動が、賊にバレているようなので、内通者が近場に居るのは間違いないのだろうなと🤔しかも、敵は賊だけとは限らないとか!?どういう意味なのか??続きがとても気になる作品。


すご腕エステシャン悦子

とても面白かった。同人作品?それとも一応商業誌作品なのだろうか??作画が、上手。話としては、施術の腕がスゴいということで予約が絶えないエステティシャンの悦子を軸に進む。悦子に取材として施術を受けにきたバリキャリ記者である菅野だが、彼女は悦子の施術を受けても他の女性みたいに感じる様子がないため、それに凹む悦子。そんな菅野を気持ち良くさせたいと躍起になる悦子だが、結局予定の取材を兼ねた3回の施術では、菅野を気持ち良くさせられない。悦子は、最終手段として菅野を個人的にラブホに誘って施術をし、気持ち良くさせることに成功する。そんな感じのちょっぴりエロくて百合なコメディ作品でした。


与えられたスキルを使って稼いで異世界美女達とイチャイチャしたい(コミック) 4巻

相変わらず面白かった。いつもながら、一太が羨ましい😁今巻では、サキュバスのヴェルベットとヴァンパイアのグレミリアが、一太の従者に。二人とも魔族の大物。大賢者がいたりと、一太の従者たちがどんどんスゴくなる。話が淡々と進んでいくぶん、ゆるく読めるのが自分好み。この先どういう展開になっていくのかとても気になる。これ以上女性従者が増えるのかなあ🤔続きがとても楽しみな作品である。


今日、駅で見た可愛い女の子。(3)

妙にクセになる面白さの作品。自分のようなアラフォー世代には懐かしいアイテムをネタにしたコメディもの。ジャンルとしては少女マンガに分類されるみたいだが、少女が読んで面白いのだろうかとは思ってしまう🧐実際の読者は、アラフォー女性なのだろうか🤔アラフォー世代懐かし女子アイテムを身に着けてるのが男の娘というのが、この作品のウリ。まあ、たしかにこれを今どき女子高生でやっていても面白みにかけるかもなと🤔今後も淡々と懐かしアイテムネタが繰り広げられるのだと思うが、それはそれで楽しみである。


冥天レストラン 3

新刊も面白かった。今巻の序盤、人喰いレストランの怨霊との対峙の際、蛾太郎が一時的に怨霊になってしまう。すぐに元に戻ったが、これは一体どういうことなのだろう?どうやら、蛾太郎はいずれ怨霊になりそうなのだが、何が原因?そして今巻の終盤、赤い海の中の鬼と出会ってしまう蛾太郎。赤い海の中の鬼は、人の罪悪感を引き出すそうなのだが、蛾太郎は罪悪感を引き出されてしまう。果たして蛾太郎は無事で居られるのだろうか?続きが気になる!


開花アパートメント 2

今巻もとても面白かった。やはり作画が、すごく上手い。そして作画の雰囲気とストーリーが、とてもマッチしている。基本、開花アパートに関係した特定の人物に対する数話完結仕立てなのだが、裏ではメインキャラである藤についてのストーリーが走っている仕様。今巻は絵画を通して歪な関係を続ける画家とその姪の話と名門の学校に通いながらも出自に劣等感を抱く元・孤児の青年の話を中心に進む。孤児の青年の話の完結は次巻に持ち越しなので続きがとても気になるところ。それと今巻では、メインキャラの藤が歪な関係の画家とその姪との出会いにより、自分がしていること、つまりは亡き師匠・麒島麟太郎の名で流行中の小説『誰が袖』の執筆をしていることに対して気持ちが大きく揺さぶられる描写がある。今後、この藤についての話をどう落としていくのかも気になるところ🤔あとは、これまでの話の主役だったキャラを上手く別話に登場させてくるあたりも上手いなと感じた。特に毒殺婦人の静子と姉を亡くした女子学生は結構登場してくるようになったなと。



魔女と傭兵(1)

マンガ一巻読破でオススメされていたので、気になり読んでみた作品だが、とても面白かった。異世界バディ冒険譚ものとでも言えばいいのかな。もともと原作が「なろう」でかなり支持されている作品だそう。面白いわけである。そして、作画もなかなか良い。“沈黙の魔女”と呼ばれるシアーシャの討伐に参加した“双刃の傭兵”ジグ。二人の初対峙の際、一人でシアーシャを追い詰めるジグだが、依頼者死亡ということでシアーシャのとどめを刺すわけでもなく見逃す。一方、ジグを見初め護衛を依頼するシアーシャ。彼女は、誰からも狙われない世界を求めていた。それを受け、ジグはシアーシャに異大陸に渡ることを提案する。異大陸に渡ってからは、シアーシャは冒険者としてやっていくことにする。冒険者としての初仕事終了後、他の冒険者パーティーの戦いを覗き見していたシアーシャとジグ。そこで、冒険者パーティを背後から襲う魔物に遭遇というところで今巻は終了。続きがとても気になる終わり方。楽しみに待ちたい。


あめとむち(2)

2巻も面白かった。パパ活/ママ活、P活女子(PJ)など、とても今どきな設定。話としては、PJのめありがP活相手として人妻・小夜子に出会うことで動いていく展開。2巻の序盤は、小夜子にどんどんのめり込んでいくめありのことが気に入らないP活友達、ひな。そんな二人の間にトラブル発生。ひなが、めありのP活で稼いだお金を盗む。それに動揺しためありは、小夜子に助けを求める。小夜子が現れ、その流れで二人は旅行に出かける。一方、ひなはユウという女性に拾われ身体の関係を持つことに。そんな感じで今巻は終了。しかし、イマイチ小夜子の真意が見えない。元々は、旦那のP活相手だっためありを陥れたいのだろうか?でも、なんかそんな感じにも見えない。めありへの恋心?それとも、ただの遊びなのか?小夜子が時折言う、「私にはお金しかない」という言葉の意味はどういうことなのか?色々と謎だらけ。今後どういった展開になるのか、とても気になる。


古本屋台

孤独のグルメの原作者でおなじみの久住昌之さんの作品。久住さんのXのポストで知る。読みたいなあとは思っていたが、紙版しかないので残念なんて思っていたところ、つい最近電子化されたと知り、即購入。良い、とても良い!そして渋い!!古本を肴に一杯やれる屋台を舞台にした作品。白波1杯100円安い!でも、おかわりNG。なぜなら、飲み屋じゃないからと。屋台のおやじさんのキャラが良いし、あそこに集うお客さんたちも良い。続きが読みたい!


異世界男優~汁男優が異世界転生してエロ知識フル活用で無双男優になる話~ 6

今巻も面白かった。相変わらずバカバカしくて良い。今回は、SAVの現場への潜入編って感じ。SAVは、いわゆる同人AVってことなのだろうか。現場潜入からのSAV界のボスと対峙することになる征史たち。なんだかSAV側の言い分にも一理あるなと思ってしまった。果たして勝負の行方は?続きが気になる!


彩純ちゃんはレズ風俗に興味があります!: 5

今巻も一応面白くは読んだ。主人公が幼馴染に出会うためにレズ風俗を利用するという話だったのだが、なぜか今巻ではその目的から離れ、後輩とセフレ関係になりエッチ三昧。うーん、どうしたのだろう🤔作者あとがきに、5巻を目標にしていたとあり、先延ばしのため?なんて思ってしまった😅一応今巻でも主人公はレズ風俗に行ってたけど、あまり印象に残らなかった😅この先どうするのだろう🤔本来の話からあまり離れるようだと、読者も離れるのではと🧐続きは気になるので、一応フォローはしていくが・・・。


夢でフラれてはじまる百合 (3)

今巻も面白く読んだ。陽花への恋心を伝えようと決めた月詩と月詩からの告白を心待ちにする陽花の二人は友人たちと海へ。告白するのに絶好のロケーション&チャンスにもかかわらず、ひよってしまった月詩。それでも、次の日に家で陽花に告白。幼なじみから晴れて恋人になる二人。個人的には、二人がカップルになってめでたしめでたしでお終いの作品だと思っていたので、カップルになっても続くんだとちょっと驚き😯付き合う以降の話もすると、終えるに終えづらくなるのではなんて思ったりするが🤔意味もなくダラダラと続かないのを期待したい。


BADON 8巻&9巻

マンガは基本シーモアで読むようになってしまい、これまでKindleで読んでいた作品をあまりフォローしなくなり、BADONも8巻購入しながら読んでいなかった。でも、最近Xで9巻発売と9巻が最終巻だとの情報を知り、9巻を購入し、8&9巻を一気に読んだ。結果としていえば、8&9巻を一気に読んで良かった。というのも、8&9巻は一連の続いた話だった。なので、8巻を先に読んでいたら、むしろ9巻発売までヤキモキしていただろうと思う。8巻を読んでいなかったのが逆に功を奏していたみたい😁
8巻では、タバコ業界の衰退が嘆かれながら、バードンにおいてヤッカラからの新規参入店(ピノクル)の話題が中心に話が進む。そのピノクルが売上を伸ばしているそうだが、どうやらヤッカラの裏組織が関与していそうということ。しかも、その組織がプリミエラのハートが元居た組織みたいだと。そんななかで、ハートのヤッカラ時代のことが描かれ、8巻終了。9巻では、ピノクルの真相が暴かれる。ピノクルは、結局のところヤッカラの闇組織由来の店らしく、小汚い手を使い、バードンのタバコ理事協会の中枢にまで浸食していた。ハートたちがその情報を掴み、結局はバードンのタバコ理事協会の自浄を促すことになる。それとは一方、やたらとマルティの使いとしてプリミエラに関与していたジャコモが、実は組織に潜入した警察の内偵者だったと判明。しかも、それは少年のハートにおせっかいをしていた巡査で、リリーちゃんの父親、リズの因縁の相手だったという、えーという驚きの事実😯最後になって、いろんな伏線を一気に回収してきたなと🤔9巻は、少しハラハラドキドキする展開があったけど最終的には万事解決。嫌なやつだったけど、マルティのあの最後はちょっとエグく感じた😢あの終焉でなくても良かったのでは?とも思ったけど、まあ正直イヤなやつだったので読者はスッキリした感はあるのかも🤔そして、最終話がほんとに良かった。いろんなことがピースフルな感じでとてもいい終わり方だなと思った。ハートとハチクマのお姉さんが、ちゃんとくっついたのも嬉しかった。もうこの物語の続きが読めないと思うと、正直悲しい😭でも、ほんとにいい作品でした。また、1巻から読み直したい✨


紛争でしたら八田まで(15)

安定の面白さでした。MASTERキートンっぽくてとても好き。地政学を身近に感じられる良作。今巻では、イギリス(パレスチナ問題)後編、ギリシャ編、インドネシア前編が収録。
イギリス(パレスチナ問題)後編。イギリスを舞台にパレスチナ問題を扱っていたのは面白いと思ったな🤔パレスチナ問題がより拗れたのはイギリスの三枚舌外交のせいでもあるわけで、それを遠巻きに揶揄しているように感じたなと🧐
ギリシャ編。ギリシャの財政破綻はなるべくして起きたのだと思わせる話だった😁大昔の栄光にすがっているような国であり、国民性なのかもなと🤔それと、隣国のトルコとの間には根深い問題があるのだなというのを知る。
インドネシア前編。今どんどん発展してきているインドネシアが舞台。インドネシアが横に長い国というのを改めて知る😲しかも、パプアニューギニアがインドネシアの隣国なのをまったく気づいてなかった😅パプアニューギニアに隣接する地域パプア州の住民たちは、他のインドネシアの人たちとは出自が異なる民族らしく、それが差別の対象になっているみたい。こういう話ってどこにでもあるんだなと。こういうのが、今後インドネシアが発展していくうえでの足枷になるのかもしれないな。インドネシア後編は、どんなふうに展開されるのか楽しみである。


居酒屋ぼったくり 9

傑作居酒屋人情譚の新刊。安定の面白さでした。東京下町設定だったというのを今頃気づく🤣ずっと地方都市をイメージしていた🤣作中に出てくるショッピングプラザの名前が「shita_machi」なのは、そういうことなのね。東京下町エリアにショッピングプラザなんてイメージつかないのと、ショッピングプラザがあるのって郊外のイメージだったのもあり、余計に地方都市だと思っていた。本巻では、振り込め詐欺に合いそうだったお年寄りの話、町の本屋の閉店話、身分違いの恋についての話といった3つの話が収録。
振り込め詐欺に合いそうだったお年寄りの話。振り込め詐欺なんてまだあるの?なんて思った🤔最近は、振り込め詐欺がかわいく見えるようなエグい犯罪が増えてるからね。
町の本屋の閉店話。町の本屋の閉店が相次いでるよね😢作中にもあるけど、たしかに自分も最近町の本屋で本を買ったかというと・・・。そもそも、リアル本屋の存在意義が問われてたりする現状😢今後リアル本屋は、何かのウリがないとやっていけないだろうなあと🤔むしろ、何かウリがあれば特定の顧客がつきそうで、実際そういう本屋も少しずつは出てきているよなと。
身分違いの恋についての話。身分違いの恋なんて、まだあるの!?いつの時代だよっていう話だった。要と美音の場合も、身分違いの恋になってしまうみたいだけど、要はそういうのを全く考えてないと思うけどなと🧐
作中のネタがどうも東京下町感よりは、地方都市感なのよね🤔あと、一昔前感ね。まあ、なんだかんだで続きも楽しみにしている。


やえの酒めぐり ~日本ふるさと百景~(2)

2巻も面白く読んだ。日本酒の銘柄をタイトルに冠し、その日本酒銘柄にちなんだような話が一話完結型に進む。読んでいてとても日本酒が飲みたくなる作品。色んな日本酒の銘柄やおつまみ、日本酒の知識が知れて良い。主人公のやえが失踪した父の帰りを待っているという設定を、時折話のスパイスとして上手く使っているなと。今後も楽しみな作品。


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