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今季のプレミア振り返り

どうも!指導者2年生、マンチェスター・ユナイテッドサポーター歴14年、モウリニスタ歴8年の油井です!

暑くなってきましたね。5月でも真夏日が記録されたりなどだいぶ暑い日が続いています。さあここから梅雨に入り、梅雨があけると地獄の猛暑日が連続するわけで・・・そもそもなんで日本は秋春制じゃないんだろうか。あんな暑い中で

「集中して授業を受けろ!」

って言われてもきついって。しかも50分×6も。中高専門と日本の学校教育によく耐えたなと我ながら思います。エアコンなんて専門までなかったからね???

一応職がサッカー指導者なんで、声を大には言えませんが、なぜ真夏の真っ昼間に練習や試合があるんですかね。っていうか1回猛暑日の11:00から練習試合があったんですが、熱中症で5人くらいがダウンするっていう現象が発生しました。本当に夏の日中に運動禁止法とか作ったほうが良いんじゃないですかね。ましてや二部練とかやったら死人出るよ。マジで。夏は朝or夕方の活動に限定するか夏休みを設けてオフになる時代がいつか訪れる日を心から願います。


 今日はプレミアリーグの今季の総括を簡単にしつつ、色々なベスト11を選んでみたいと思います!王道からクセが強いのまで幅広いベスト11を選んでいきます。ちなみにメイン画像は、内巻さんのイラストを拝借させて頂きました。現地のタブロイド紙などもやっていますが、今日は(自称)サッカーライターとして真剣にベスト11を選んでみます。と、その前に簡単に総括をしましょう。

 優勝はマン・シティ。降格はバギーズ(ウェストブロムウィッチ)、フラム、シェフィールド・ユナイテッド。まあ大まかな結果を語るならこんな感じか。シティは序盤レスターに大敗したり、モウのスパーズに完敗したり前半戦は苦しんだ印象が強いけど、ルベン・ディアス、ジョアン・カンセロがハマってきてからは無双でしたね。位置的優位性を保って、リーグ戦15連勝などあり、リーグ優勝を果たしました。とはいえ、勝点は86で過去2回優勝したときと比べると落としている試合はあり、2位のユナイテッドも勝点74とこうしてみてみると中堅チームの奮闘が目立った印象が強いですね。

結果的にCL出場権を逃しましたが、レスターとウエストハムの躍進は特に目立ちました。レスターはFAカップ優勝含めて今季も堅守+光る職人技感が凄く出ていました。ジェイミー・バーディーが15ゴール、イヘアナチョが12ゴールと攻撃陣を引っ張り、中盤のンディディ、最終ラインのエバンス、ソユンジュの空中戦、対人線の強さでボールを回収するサッカーで最終節までCL圏内を争い、BIG6を苦しめました。

ウエストハムはTHE MoyesのサッカーでEL圏内を勝ち取りました。正直シーズン前には降格争いするんじゃないかって多分多くの人が思っていたのではないでしょうか?ただFootballが進化しているこの時代だったからこそ逆にモイーズのチームってやりにくかったんでしょうかね笑?得点源はソーチェク、アントニオの取り敢えず身体的優位性を最大限活かしたスタイル。てかアンカーのソーチェクがチームトップスコアラーって流石モイーズ。守備陣はファビアンスキーを中心にオグボンナ、ドーソン、ディオップのセンターラインが締める。そして、このチームを語る上ではデグラン・ライスの攻守の貢献度は凄まじかったです。パスの成功率、ソーチェクとの強固な2アンカーで相手の攻撃をシャットアウトしました。スタイルはまさにTHE English。この2チームが最後まで今季のプレミアを混戦に導いた。


 と、総括するだけで多分朝までかかりそうなので、◯◯11に移ります。僕の文章が長くて最後まで読めない、時間がないという人向けに最初は王道のベスト11を選びます。


王道はこんな感じです。割と路線は外れていないと思いますし、まあこのメンバーの8割は異論がないと思います。

GKのマルティネスはシーズン通して安定感がありましたね。正直今アーセナルいても正GK張れるんじゃないかなっていうくらいのパフォーマンスでした。クリーンシートも15試合達成しているという結果も込みでベスト11に値すると思います。

最終ラインはまあ異論ないでしょう。迷ったのはCB。ソユンジュも良かったんですけど、エバンスのカバーリングでだいぶ助けてもらったと思うんですよね。案の定というかリーグ最終盤エバンスが怪我してからマグパイズ(ニューカッスル)に4点取られたりなど最終ラインの不安定感があったのでエバンスを選出しました。


中盤はいい選手が多すぎました。チームバランスがおかしいことなんて気にしないでください。あくまでベスト11なんで、良い選手11人選んだらこうなったんです。ンディディは先述の通りエアバトル、対人戦で何度チームを救ったんだって話です。ギュンドアン、デ・ブライネは偽9番のような動きで得点を量産したり攻撃の起点になったりなど優勝に貢献しました。B・フェルナンデスはユナイテッドにとって絶対に欠かせない大きなピースになりました。本当にこの人いなくなると、って感じです。忖度枠に見える人は見えるでしょうが、文句はないと思います。

そして、2トップの一角に何故かいるけど、レフティーフォーデン。3年前くらいから期待の新星として評価は高かったんですが、出番にも恵まれずに時が経ちましたが、今季覚醒しましたね。主戦場は主にウィングでしたが、まさにバルセロナの10番のような軽いボールタッチと鮮やかな得点で今季のシティを引っ張りました。多分今季の最優秀選手に選ばれるんじゃないですかね。それくらいのパフォーマンスでした。

 

 さあさあ、ここから脇道にそれますよ。線路は脱線するために敷いてあるのです。ということで、ここからはクセありの◯◯11をやっていきます。まずは、

「裏ベスト11」

です。シンプルに選考に入ったけど、王道ではない選手を選びました。少し脇道にそれますが、王道にいてもおかしくはない人が多いと思います。それではどうぞ!

 作ってて単純に思ったんですけど、全然王道と戦えそうやん!って。笑

GKのロリスはチームの波の激しさはありましたが、結構止めていました。多分ハートだったら、UCLにすら出れていなかったと思います。っていうかあんなガバガバな最終ラインなぜ補強しなかった・・

ターゲット、タルコフスキーはフル稼働で最終ラインを支えました。特にターゲットはマルティネスとともに最終ラインの安定をもたらしました。ワンビサカは相変わらずのサイドの守備の安定感。アスピリクエタも今季のチェルシー特にトゥヘルチェルシーには欠かせないDF担ったのは間違いないでしょう。

ティーレマンスはFAカップのスーパーゴールの印象も強いですが、実は守備面でもチームに貢献していました。タックル数はンディディクラスで、前線からのプレス、トランジション時のボール奪取に貢献していた1人です。

サラーはなんだかんだで22ゴールを挙げるあたり流石の一言。チームが不調なとき、何故か首位にいた時期を支えました。っていうかあれだけ散々だったのに最終的に3位フィニッシュするのはリバプールらしくない気が・・・


 どんどんクセ強めに行きましょう。次は、

「BIG6+EL圏内以外のベスト11」

です。なんのためにアイツやアイツを選んでいなかったと思う!そうだこのためだ!ということで、BIG6とレスター、ウエストハムを除いたベスト11です。

はい、ビッグイヤーいけます。生きの良い若手から、まだまだ頑張れるおじさん、クセ強いひとを揃えました。多分モイーズ、サム・アラダイスが率いたら冗談抜きで結果出せそう。

ジョンストーンはチームは降格したけど、よく頑張りました。マジでシティ戦とかリバプール戦何本止めたんだって話です。

最終ラインはもう今季ブレイクしたゴットフリー、リーズの躍進を最終ラインから支えたエイリングにブライトンのサッカーのキープレーヤーとして今季もビルドアップの起点であるダンクにバルサ時代から見違えたセメド。

中盤は職人+旬の若手をチョイスしました。プレスキッカーのウォードプラウズに中盤の守備は任せろザンボアンギサ、ビルドアップどうにかしてくれるルベン・ネベス。そして、今季もブレイクグリーリッシュ。グリーリッシュなんてビッグクラブ行っても通用するのに、クラブ愛でビラにまだ残るなんて性格もイケメンだし、このチームの中で間違いなく人気投票1位ですな。


2トップはイングス、バンフォードというリバプール、チェルシーでは花咲かずに、移籍で人生を変えた2人を選出。お互いチームの得点王で間違いなく存在感を発揮しました。この2人で35点取ればリーグ優勝いけます。


 はい、だいぶクセの強いカレーが出来上がりました。なんか隠し味がもはや隠れず、メインになったチームです。ハッハハ。異論は認めます。

 

 デザートは今季のワースト11です。お前もっと頑張れや!という選手を選出しました。

 はい、これもデザートとしては良いメンバーなんではないでしょうか?というかこの人達本領発揮すれば、これはこれでリーグ戦で結果出せそうですけどね。配置とか無視すれば。

ピックフォードは正直消去法というか、期待も込めて。W杯のときから本当に成長していないと言うか、伸び悩んでいる印象。

それ以外に関しては特に言うことはありませんが、この人にだけはいいたい。そう、南野拓実。


 正直ボールを持ったらゴールとか結果を残すから印象が良いのかもしれないけど、リバプール、セインツはボールを持っていないときのプレーが重要視されるだけに明らかにオフザボール時の立ち位置、プレスの掛け方はだいぶ評価に値せずという印象。そしてインテンシティの高いプレミアでは明らかに身体能力が劣るだけに、立ち位置、プレスに関しては明らかに磨かなければいけない。来季は背水の陣で臨んでほしいです。プレミアで活躍する日本人がなかなかいないなかで、南野には期待も込めて、ワースト11に選出しました。


 最後までご試読ありがとうございました。いよいよ欧州リーグも残すところCL決勝ですね。正直ユナイテッドサポーターの私にとってはつまらないファイナルであることには間違いないのですが、シティvsチェルシーっていつでも見れるやん!って。そしてどっちが勝ってもなんか憂鬱な1戦(シティが勝ったら最悪)というサポ心情はありますが、ここは1サッカーファンとして欧州最強を決める1戦を見届けましょう!

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