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ドイツテレコムのHR factbookより。ドイツ企業の人的資本開示第15弾

自己紹介

4,400社30万人のお客様が使うミツカリ適性検査のミツカリ代表。社会全体の適材適所を目指して邁進しております。4児👦👦👦👧の父で子供好き。教えることで教えて頂くことが生き甲斐の多動人間。
下記の本からドイツ企業DAXの人的資本開示が進んでいることを知り決算資料を見ていく企画第15弾(以前の記事はこちら)。

今回はドイツテレコム

ドイツのボンに本社を構えるドイツテレコム。西ドイツ時代の連邦郵便が母体だったそうで、全然しらなかったです。そしてなんと東証一部にも以前は上場していたとのこと!知らないことだらけですね。

https://www.telekom.com/en/investor-relations/publications/downloads

この中のHR Factbook2021が人的資本開示に関する内容といえそうです。38Pにわたる内容は社員の内訳、カルチャー、コスト、生産性、人材開発、リーダーシップ、心身の健康などなど多岐にわたる内容。HR factbookという別立てのレポートがあるだけでテンションが上がりますね!先に申し上げると切り口や見せ方などとても参考になるレポートでした。ちょっと多いですがいくつか抜粋します!

平均的な従業員像
年間平均のトレーニングやエンゲージメントスコア77/100なども面白い
ドイツとそれ以外で従業員および管理職満足度も表示
ドイツ従業員の比率がどんどん減っている(デザインがわかりやすい)
エンゲージメントスコアを重要ししている(よりこまかな内訳も)
パルスサーベイの結果も
TWQというコストをレベニューで割った数値を計測し生産性をきちんと定義


出されたアイディアと削減されたコストを表示

感じたこと

勝手なイメージですが調べる前は重そうな内容を想像していたのですがいい意味で裏切られるほどデザインからして洗練されたレポート。切り口も今までレポートで出てきた良さをかなり網羅しており、生産性やエンゲージメントとパルスサーベイの結果などもまとめられていてめちゃくちゃ努力がありコストかかっている感じを受けました。独自の指標もバランス良くみられて盤石のレポート。2022版もそろそろ出てくるのでとても楽しみです!

自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!