2019年9月前半の読書と振り返り
漫画を収納しているカラーボックスが歪んでしまっている。想定よりも重かったのだろう。わりとすぐに歪んでしまった。そんな状態で一年が経ったのだが、そろそろどうにかしようと。新たな本棚を買おうと。
それで初めてジモティーを使ってみたんですよ。妹夫婦が「うちは結構ジモティー使ってるよ」というので、機会があったら一度使ってみたいなと思ってたんです。そんでたまたま近所で本棚を無料でくれるっていう人がいたんで連絡してみました。つつがなく交渉成立し、本棚をゲットしました。
新本棚をゲットしたけども、漫画は納まりきらず。先月怒涛の漫画大人買いもあったので、圧倒的に溢れてる。壁一面の本棚にいつかしたいなー。
プラナカン 東南アジアを動かす謎の民
「プラナカン」というグループが東南アジアにはいるらしい。名前は聞いたことがあったが、特に調べるわけでもなく、何年も過ごしていたが、本屋さんで偶然見つけ、パラパラとめくって面白そうな雰囲気なので購入した。
中国南部から東南アジアに移住し、その土地の人と交わり住み着いた人達とでも言えばいいのだろうか。「華僑」とはまた違う、独自の発展をとげたプラナカンの歴史をもっと知ると、近代東アジア史がより深く理解できそうだ。そんな気がした。
叢書「東アジアの近現代史」 第1巻 清朝の興亡と中華のゆくえ 朝鮮出兵から日露戦争へ
前述のプラナカンは明から清に移り変わる頃に華南からマレー半島などに流れてきたのがルーツだという。そして中国では清朝が隆盛を極める中、彼の地で着々と根をおろし、清末動乱期には列強に協力したりして乱世を生き抜いてきた。プラナカンの歴史の裏に清朝の歴史がある。
中国史は全体的に好きだが、歴代王朝の中では清朝に一番興味があるかもしれない。漢民族にとっての異民族である満州族によって250年も統治され、しかも比較的強勢を保った期間が長かったような気がする清朝。なぜ平穏が長かったのかの一端を知ることができたような気がする。
また、現在の中国の領土は清朝の領土範囲を踏襲している。西方の諸問題について論じる前にまずは清朝の歴史、西方統治について学ぶのが良い。
19世紀問題 近代のはじまりを再考する
現代の世界の諸問題の発端というか、源流は「第一次世界大戦」だと思ってて、何冊か本を読んだりしているが、その第一次世界大戦に向かう流れの元が19世紀にあるわけで、19世紀も知っておかねばならない。
本書はインタビュー形式で、「たまにはこういう形式もありかな」と読んでみたものの、なんとなく物足りなさを感じた。
EUROPE SOCCER TODAYシーズン開幕号 2019ー2020
毎年買っている欧州サッカー名鑑。アトレティコのジョアン・フェリックスがリーガでどの程度できるのかが一番楽しみかなー。
三寒四温でまだ暑い日もあるけど、ようやく街歩きができる気温になってきた。ちょっと暑いかなと思ったけど、三連休だし、久しぶりに街歩きしたので、そちらもぜひとも。
街歩きで生計をたてて生きていきたい...