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2020年1月の読書と振り返り

あけましておめでとうございます(もう2月!)。
12月後半はわりと忙しく、また風邪をひいてしまってバタバタした。1月もあっという間に終わった。今年の目標は年間60冊!


反共感論

cotreeの櫻本さんと話してて、共感には情動的共感と認知的共感というのがあると聞いて、そうなんだーとツイートしたのが上のやつ。そのツイートにタカヤオオタさんが『反共感論』という本があることを教えてくれて、すぐに購入。結構高いのね...。

めちゃくちゃ簡単に言うと「共感というのは往々にして人の判断を誤らせるからよくない!」という主張が延々と書かれている本。確かにその通りだなと、その主張には納得するんだけど、こんなにくどくどと書かなくても。

サイコパス 秘められた能力

サイコパスってのは犯罪者だけではなく、起業家や医者など、成功した部類の人たちにもたくさん存在している、という本。普段起業家と多く接するので、サイコパスとは言わないけど、「普通じゃない」人は多い。ただ個人的にはもっと犯罪者の方のストーリーを読みたかった。それにはたぶんこの本じゃない。

五胡十六国―中国史上の民族大移動

世界史が好きなんだけど、この広い世界の中のどこの歴史が好きなのか?というのが自分でわかってなかった。三国志が好きなので、中国史か?というとなんかちょっと違う。で、ようやくその答えがわかった。中国北部、西部の遊牧民になぜか興味が惹かれる。それにようやく気づいた。遊牧民に多いと言われるB型血液の持ち主だからだろうか?

五胡十六国時代というのは、三国志の後の晋の時代に政治がグダグダで、中国北部を異民族(漢民族にとっては)に征服されてた時代を指す。異民族(主に騎馬遊牧民)が派手に入り乱れて活躍した時代なので、めちゃくちゃ面白かった。もっとこの分野を研究したい。

JRA重賞年鑑Gallop2019

毎年恒例。

世界史のなかの蒙古襲来 モンゴルから見た高麗と日本

五胡十六国時代から700年くらい後の時代の遊牧民の活躍の話。内容的には少し期待外れの部分もあったけど、まぁまぁ面白い。ただちょっと作者の偏りが気になった。

島を救ったキッチン シェフの災害支援日記inハリケーン被災地・プエルトリコ

400ページもある大作。ハリケーン・マリアの被害にあったプエルトリコで素早くボランティア活動をしたシェフ、アンドレスの回顧録。期待してたよりも面白く、スラスラ読めた。いかに政府や官僚が役に立たないかがわかる(もちろん協力的な人もいる)。


今年の目標は年間60冊!残り58冊!

街歩きで生計をたてて生きていきたい...