たかのり。

マイナー格闘技を10年継続した経験をここに記します。(ブラジルでの修行経験有)

たかのり。

マイナー格闘技を10年継続した経験をここに記します。(ブラジルでの修行経験有)

最近の記事

練習と試合のマットの違い

練習と試合はマットが違います。 結論から言うと練習と比べて試合はガードパスがしやすいです。   試合に出場される方はマット毎の特性を頭に入れた上で戦った方が技を効率的に仕掛ける事が出来ます。 それぞれの特性について記します。 練習時のマットの特性 ①柔らかいので安全性が高い。 ②ガードパス(特に密着系)が勢いだけで逃げやすい。 試合時のマットの特性 ①硬いので比較すると安全性が低い。 ②普段の練習で勢いで逃げられたガードパスが逃げられない。 ①と②の特性の違いの理由

    • ブラジルひとり旅(4)

      ブラジル生活10日目。 合間、日本の家族や友人にLINE通話で電話して寂しさを紛らわせながら練習して家で寝てという生活を繰り返す。 毎日自炊していた訳ではなく偶にインドカレーや日本食を食べにダミアンと共に外出していた。 (アジア人街、リベルダージでのダミアンとの1枚。) ここでシェアハウス内に新しい住人が入ってくる。私にとって大きな転機だ。 バルボーザジムで柔術をする為に韓国から黒帯の40代、通称ボスと20代前半の紫帯が2人の計3人組である。 3人とも英語すら話さ

      • ブラジルひとり旅(3)

        起床。 前日にスーパーで買ったYAKISOBAを作る。日本の焼きそばをイメージした物でパスタみたいな乾麺を茹でて付属のソースで炒めたものだ。 結構マズい。 そして、ブラジルでの初めての練習。 ダミアンと仲良くなったので2人で行く事に。 家から徒歩5分ほどでジムに着くのでシェアハウスの立地は非常に良かった。 ジム到着。 1階が居酒屋で2階がジムである。 毎週金曜日の夜練の後に皆で1階に降りてビールを飲んでいた記憶がある。 ジム玄関の受付にて事務員の人に挨拶と支払い

        • ブラジルひとり旅(2)

          写真はシェアハウスに置いてあった謎のチャンピオンベルトを勝手に拝借している恩人のダミアン。 彼はポーランドから観光兼柔術の練習に来ている格闘家で母国ではムエタイ、キックのチャンピオンだったらしい。私が渡航した2週間後にポーランドに帰国したが、それまで二人で近くのレストランに行ったり、練習したり、家で一緒に料理したりした。彼に言語を教えてもらったのでブラジルでの生活を送る事が出来た。 紛れもなく恩人である。 ブラジルでのシェアハウス生活スタート。 オーナーのエドが先住民

        練習と試合のマットの違い

          ブラジルひとり旅(1)

          写真は渡航直前での家族との最後の晩餐、 姉との1枚。 出発前日は大阪の友人宅に泊まらせてもらい、 当日は空港近くまで送ってくれた。 ありがとう。 空港着、初めての空港はテーマパークに行った時みたいにワクワクした。 右も左も分からないので、インフォメーションにてチケットを見せて案内してもらう。 余裕を持って飛行機出発の1時間前に来たので、ゲートを把握した後、探索に。 レストランから本屋、薬局に様々なお店が揃っていた。 とりあえず、港内の松屋に。 家の近くにも松屋はあ

          ブラジルひとり旅(1)

          ブラジルひとり旅(プロローグ)

          2017年1月、ふとブラジルに行きたいと思う。 理由は、単純に日本の真裏が見たくなったから。日本でも関西と関東で文化が違うのに地球の表と裏の距離で離れていると、どこまで文化や環境が変わるのだろうと気になり、ブラジル渡航への計画を立てた。 本場の柔術を体験したいという理由もあったが、正直後付けだ。 まず現地での生活費、飛行機のチケット代等、 お金が必要だろうと大学を1年間休学し、アルバイトをする事にした。 重視していたのは短時間で他のバイトと比べて稼げる、短期間のみでも雇

          ブラジルひとり旅(プロローグ)

          自己紹介。

          ブラジル一人旅。の前にまず簡単に自己紹介。 17歳の頃より日本では多少マイナーであるブラジリアン柔術という格闘技を習い、現在まで試合で勝ったり負けたりを繰り返している25歳の社会人である。  中学3年生のある日、クラスの上位カーストの人間にプロレスごっこの延長で学校の芝生にて腕十字固めを掛けられる。制服はドロドロで肘は痛いし何より屈辱感で頭の中が埋め尽くされ、帰って泣いたのを覚えている。 その後なんとか復習出来ないか考えた結果、 関節技でやり返す方向でプランを練り学校を

          自己紹介。