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福島つまみ食い旅記(1/2)

12月10日〜11日の1泊2日で福島県をちょーっとだけ旅してきた。

その思い出を綴ろうと思う。


八槻都々古別神社へ

1日目は陸奥国一宮、都々古別神社へ。
調べたところ八槻の方の大祭が12月9日〜10日の日程で行われるらしい。これは行かない訳にはいかない。

午前6時、日はまだ昇っていない。
自宅を出て常磐道。寒いのは当然わかっていたから靴下を二枚重ねするなど、防寒対策をしてきたのだが…やっぱり寒い。友部までノンストップで行く予定だったが、寒すぎて手がかじかむので千代田PAにて休憩。

途中友部SAで192円のガソリンに涙したり、下道ので休憩を考慮していなかった計画の甘さを悔やみつつも、人生初の福島へ上陸。


都々古別神社は2箇所あるのだが、今回大祭が開催されるのは茨城側にある八槻の方。

午前10時に八槻都々古別神社に到着し、参拝と御朱印をいただく。

これ結構驚いたんだけど。
他の一宮を掲げる神社と比べるとここはだいぶ質素だね。

御朱印をもらう時に社務所の中にいた神職らしき方々が
『さっきつくばナンバーのバイク来てたよ』
『へーやっぱ一宮の大祭だから観光客来るのかね?』
みたいな会話をしていた。

いやいや、あなた達が盛り上げたり広報したりしなさいよ!笑

馬場都都古和氣神社

さて、八槻では13時半から雅楽の演奏会があるらしい。
それまでにもう一箇所の一宮、馬場都都古和氣神社へも参拝しておこう。

バイクで行っても良いのだが、戻ってきた頃には駐車場が埋まっているかもしれないし、最近始めた駅メモで駅の記録をしておきたいという思いもあり電車を使用。

JR水郡線にて近津駅→磐城棚倉駅まで、快適なおでんちゃツアー。
けっこう新しめな車両で、しかも操縦席ではiPadでダイヤ管理のようなことをしていた。


楼門には陸奥国一宮の文字が

到着した馬場都都古和氣神社は八槻にも増して物静かなところだった。社務所は無人で、御朱印などの対応は近所にある神主の自宅にて対応してくれるらしい。

手書きの地図に苦戦しつつも、なんとか御朱印を頂戴できた。

昨今はコロナの影響で『御朱印は書き置きのみ』のところが多かったけど、都々古別神社は二社とも直筆でいただけて嬉しかったね。

雅楽

八槻まで徒歩で戻り、雅楽の演奏会を見学。
(地方の電車、本数少なすぎるよ…)

今回演奏していた楽器は3つ。笙と龍笛と高麗笛。

笙は雅楽特有の ふぁ〜 っていう感じの音を出す楽器。

最初おれはこの音を録音で出していると思っていたから、笙から出ている音だと知ったときには驚いた。

なんていうかさー、管楽器の音とは思えないじゃん。弦楽器の音だと思っていたから。

演奏後、この楽器の楽譜を見せてもらったのだが。全く読めなかった。。。

龍笛、高麗笛

ごめん龍笛と高麗笛の解説は何も覚えてない。

ただ、この横笛のいずれか一本+笙の組み合わせが雅楽演奏の必要最低限の要素らしい。


やっぱこういう普段身の回りで見かけないものに触れ合える機会ってホント貴重だよね。

係員が「拝殿に上がって見ていいよ」とか「写真撮っていいよ」とか言ってたんだけど遠慮してたのを今更になってちょっと後悔。聞くは一時の恥だね。


余談

高速を降りて都々古別神社へ向かう途中の話。

対向車線をいわゆる族車みたいなのが40台くらい走っていた。

「今どきこんなんいるのか〜 まあ別に交通ルール守ってるから文句はないけど」

みたいに思いながら走っていたんだけど。

族車の最後尾にパトカーが2台もマークしていた笑

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