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トップクラスの秘境駅、尾盛へ

今日、尾盛駅へ行ってきた。


発端

そもそも事の起こりは今年のGW。
おれはバイクで奥大井湖上駅へ行き、この写真をSNSに投稿。

それに対し友人が「近くにある尾盛駅も行ってみろ」という旨のコメントをした。近くなら行ってみるかと、二つ返事したのが間違いだった。

調べてみると尾盛駅はなんと電車でしか行くことのできない秘境駅で、さらにその電車も一日二往復しかしていないとのこと。

その日はすでに電車がなくなっていたため帰宅したが、とんでもない約束をしてしまった。


んで、その約束を果たすために今日、尾盛に向かったってわけ。

道中

天気もよく、少し暑いが絶好のバイク日和。
国道473号線に入ると他の車もそんなに多くなく、快適なバイクツーリングを楽しめた。

最初に休憩したのは道の駅川根温泉。

ここには無料の足湯があり、以前奥大井湖上駅に行った時も足を休めたのだ。他にもセルフでソフトクリームを巻いたり、走るトーマスを見たり…

道の駅川根温泉、非常におすすめです。

大井川鉄道

今回はまずバイクで終点の井川駅に行き、そこから電車に乗る作戦をとる。坂道、トンネル、草っ原…じゃなくて林道を抜け、井川駅に到着。尾盛までたった二駅だが、片道420円25分の電車旅が始まる。

さすが観光鉄道だけあって、景色も車掌さんのお話も非常に興味深い。
途中にある関の沢橋梁は日本一高い鉄橋らしい。高すぎて見下ろしたら怖さで卒倒しそうになった。

尾盛到着!

電車の甲高いキーキー音に耐えつつ約30分、ついに尾盛駅に到着!

うーーーーん。何もない。

流石は秘境ランキング2位のガチ秘境。まじで駅舎しか無い。元々は井川ダム建設のために作られた駅で周囲に集落も無く、今では観光以外の目的は無い駅…らしい。(何ならクマが出るからあまり出歩くなとも言われた)

電車は行ってしまった。おれ達を山奥に置き去りにして。


遠くトーク

さて。せっかくこんな辺境の地で共に降り立った間柄だ。他のお客さんと少しばかりお話を。

他のお客さんは二人組で、聞けばそれぞれ東京と福井から来たらしい。何でも秘境巡りが好きで全国の秘境駅を巡っているらしい。

更に驚いたのは、ふたりとも新幹線ではなく在来線で大井川まで来たらしい。その鉄道愛、すげーな。こちとら行程の99%バイクで走っているというのに

やっぱこういう所には興味深い人達が集まって面白いな。


余談

最近ゆるキャン見てる。静岡県にはあちこちにゆるキャンの聖地があり、そういうのを知らずに過ごしていることを非常に勿体ないと思ったから。

今日乗った大井川鉄道にも、ゆるキャンの主人公のエンブレムが貼り付けられていた。

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