![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142481452/rectangle_large_type_2_b8f6e6662b860843f3c1e6ebfb4965b6.jpeg?width=800)
アーティゾン美術館
株式会社ブリヂストンの創業者、石橋正二郎(1889-1976年)は1952年に東京・京橋に新築したブリヂストンビルの2階に美術館を開設し、自ら収集したコレクションを公開しました。1956年には美術館を永久の事業として育成発展させるため財団法人石橋財団が設立されました。
2019年にブリヂストン美術館からアーティゾン美術館に改称し2020年に今のアーティゾン美術館をオープンした。
この美術館で私が素敵だと感じた所は、現在もコレクションを続けている事だ。常設展を眺める中で新しくコレクションに加わった作品にキャプションが掲示されている事でとてもわかりやすい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717152627255-K1is0xITgw.jpg?width=800)
入館料が企画展を含め窓口2000円という事で、初めは少し高い印象を受けた。しかし、常設展のアーティゾン美術館のコレクションの充実さに驚き、企画展と合わせて満足感を得ることが出来た。
最近のミュージアムショップでは、企画展のTシャツはデジタル印刷のもので5000円を超る。しかし、アーティゾン美術館のTシャツはきちんとしたクオリティの印刷で3000円代で手に入れられる。とてもリーズナブルだと感じた!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142555606/picture_pc_b718f3cdfea3d53f251594d9c893038b.png?width=800)
また、「ブランクーシ 本質を象る」の展覧会ではブランクーシが愛犬と写っている写真がある。この写真から愛犬のマスコットが販売されていた。この展覧会を楽しんだ私はこの着眼点に顔が綻んだ。しかも、愛犬と似ていないフォルムも、ゆるさを感じて面白いと思った。
アーティゾン美術館は立地や美術館の建造物から、敷居が高そうにも感じる。しかし、訪れてみると文化活動に対して真っ直ぐに向き合い、コレクションをきちんと発表し、素晴らしい美術館だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?