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note始めます。

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとて、するなり。」(土佐日記「門出」より)

はじめまして。森貴信です。ずっとnoteは気になっていたのですが、なかなか一歩が踏み出せずにおりました。スポーツに関するブログを書こうと思いつつもコロナで環境が大きく変わる中、考えがまとまらず、方向性も決まらずで。。。

でも思い立ったが吉日。やってみよう。ここで一歩を踏み出します。

簡単な経歴

ここで書くのは主にスポーツに関することが多くなりそうです。ですのでスポーツビジネスに入る前と入ってからの簡単な経歴をまとめます。

トーメン(総合商社)~在籍中に慶応ビジネススクール派遣~
トヨタ自動車
V・ファーレン長崎(事務局長、取締役)
サガン鳥栖(業務統括本部)
長崎セインツ(社長)
埼玉西武ライオンズ(経営企画部長など)
ちふれASエルフェン埼玉(理事)
マグノリア・スポーツマネジメント(創業/代表取締役)
ラグビーワールドカップ2019組織委員会(チケッティング責任者)
日本ペイントマレッツ(運営室長)
T.T彩たま(顧問)
Sonoligo(スポーツ分野事業責任者)

振り返って

こうやってみるといろいろやってますよね。数年毎にチームを渡り歩くような経歴になっていますが、本人としては最初からそのようなつもりは決してなく、結果としてこうなってしまったというのが本当のところです。でもサッカー、野球、ラグビー、卓球と大きく分けて4種目に携わることができ、そんな人はなかなかいないのかな、これが私の強みなのかもしれないと思っています。中でやる業務は主に経営に関すること。ビジネススクールでMBAを取らせていただいたので、経営的な視点で会社をどうやったら黒字に出来るかをひたすら考えています。

スポーツビジネスの課題

わかりやすくいうとスポーツビジネスの課題は費用に対して売り上げが少なくなりがちなこと。そしてその売上はどうしても不確実な事(勝敗など)に左右されがちだということです。(本当は左右されないことを目指すべきですが、それはまた別途書きます)

シーズン開始前に選手をそろえる必要があるので年間の選手人件費はシーズン前にほぼ確定します。試合の移動に関わる経費も大体読める。それに見合うだけの売上(スポンサー収入、チケット収入、グッズ収入など)が後から確定していくのが怖いところです。それらのバランスをシーズン中にいかに取っていくか。ここが肝になってきます。スポーツビジネスはエンターテイメントビジネスでもあるので、しょぼい興行は避けたい。でも経費は削減したい。そんなジレンマの中でシーズンが進んでいきます。

本を出しました

2019年にこれまでの経験を一度棚卸しようと思い、本にまとめることができました。構想2年、執筆1年の力作?です。

2016年に政府が出した「日本再興戦略」の中で2025年までにスポーツビジネスを15兆円にするという目標が発表されたことが題名の由来です。その再興戦略についてわかりやすく書いているのと、あとは私の様々な経験をちりばめているような本です。結構「わかりやすかった!」という感想をいただいているので、スポーツに興味のある方が一度手に取っていただけると嬉しいです。私もよく本を読むのですが大学教授が書いた教科書のような本やサッカーの戦略本やアスリートの伝記みたいなものとは違い、実務をやった人間が思ったことを綴っているので、仕事の中身に興味のある人にとっては面白く読めるのではないかと思います。

(下記の第1章を試し読みできます)


ということで、これからお付き合いの程よろしくお願いします。私の人となりを知っていただけるように、できるだけ本音で語りたいと思います。

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