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福知山線のダイヤ

 福知山線は、大阪から福知山間での運行がほぼ一体となってされています。

特急こうのとり

 福知山線では、「こうのとり」号が最も最速の列車となります。現在は減便ダイヤで2時間に1本ほどしか運転されていませんが1時間に1本の時間帯もあります。メインは城崎をはじめとする兵庫県北部エリア・但馬と大阪を結ぶ列車です。

 ただ、福知山では京都方面からの特急「きのさき」号や「はしだて」号と同じホームでの乗り換えが出来るようにダイヤ設定されています。これにより、大阪から天橋立方面もアクセスする一翼を担っています。

日中は運転本数は減らされた

 尼崎から篠山口は複線です。大阪への通勤に便利な路線であるからでしょう。ただ、日中は宝塚以北は、各駅停車が15分毎にしか来なくなりました。厳密には「区間快速」です。そして、新三田以北は30分に1本です。新三田以北は以前と変わりませんが三田から大阪を結ぶ本数の少なさには驚きを隠せません。

 大阪から篠山口を結ぶメインは「丹波路快速」でした。設定された当初は同区間を利便性良く結ぶ目的だったので目標所要時間は1時間だったと思います。結局、1時間で結ぶものはなかったようです。2006年以降はゆとりダイヤの導入で65分程度が標準でした。

 しかし、昨今は「区間快速」に格下げされたことと相まって途中の新三田で10分ほど停車するものも現れ、かなり所要時間が伸びてしまっています。80分程度かかるのが標準になってしまいました。これは低迷する特急への誘導を意味するのかな?と考えさせられるほどの伸びです。

ワンマンカーも走る

 篠山口から福知山はワンマンカーで運行されています。この区間は単線ですので、行き違いの都合によって所要時間がまちまちです。標準的には1時間ほどです。篠山口駅での大阪方面からの列車との接続は良好で短時間でかつ同じホームでの乗り換えが多いです。

 特急を使わず、大阪~福知山を乗り通そうとすると、2時間半ほどかかります。特急では1時間半ほどなので約1時間違います。

まとめ

 日中では、区間快速による所要時間の間延びは利用者少なさによるもので影響が少ないからなのか?利便性が低下したから乗客が減ったのか?ちょっと考えさせられるようなダイヤです。 


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