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6月20日「天国に近い場所」

ミレイの『オフィーリア』を見てからすっかりオフィーリアの虜になってしまい、太宰治の『新ハムレット』を読んだ。

ん〜〜〜だいすき。おもしろすぎる。太宰治の書いたものをたまに読むと吹き出してしまう。ユーモアがありあまるとはこの人のことだ。太宰治がつぶやくTwitterを見てみたかったと思ったけど、そういう野望はAIが叶えてくれるのかなあ。う〜〜ん。

この一億総サブスク配信時代、気になる新作映画の「地上波初放送」を心待ちにしている史上最後の一人になるのが私であるが、青空文庫を利用する最後の一人にもなりそうだ。

青空文庫に読みにくさなど、電子辞書に載っている名作文学を全て読破した私にとってはなんてことない。『若草物語』のお気に入り部分にマーカーを引くのが最大の娯楽だった中学生の私からなにも変わっていない。


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