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20200603 時折外食がしたくなるという話

不意に外食したいなぁ……という気持ちが生まれてくる今日この頃である。
家で自分で作ろうと、デリバリーしてもらおうと、美味しいし楽しいのだが、時折外食したいなぁという気持ちはどうしても生まれてくる。

外食の良さというのは、食べ物の美味しさだけではない。
多くのメニューから選ぶという楽しさ、作ってもらえる・運んでもらえるというサービスを受ける心地よさ。そして、店内のインテリアであったり店の空気を楽しむというその場の雰囲気がトータルで楽しいのだ。

その心地よさを感じたいがために、私は外食へ行きたくなっているのであろう。もちろん食いしん坊の力は大きいが。

そう思うと、自分のサービスを考える時も、あたり前ではあるが気にするべきは売っているモノ自体だけの話ではなくななる。商品を買うまでの誘導やコミュニケーションの方法であったり、物販であれば配送方法や梱包・電子ファイルや文章であればその納品方法、その後のケアや使い心地がトータルで商品である。(所謂ユーザーエクスペリエンス、UXというやつであろう。)

勿論サービスの「金額」は大きく影響してくるが、色々なことが絶妙なバランスで組みたつ事により、お客さんに好ましいと思ってもらえるものになりつつ、提供者はきちんと利益を得られるものになるのであろう。

例えば金額が安くて美味しいお店の場合、たとえ店の椅子が固かったとしてもまた行くかもしれないが、金額が高くて高さなりに美味しくて椅子が固かったらもっと良いお店を探してしまうかもしれない。ケツの痛みを納得できる理由があるかないかという話になる。

心地よさの感じ方や満足の在り方は人それぞれだし、全て最高のものを提供しようとするとお金や労力がかかるので、多くのものは店の色に基づいて何処かを際立たせたり、トータルで何となく良い感じだったりするのだと思う。
そういう絶妙なバランスとか店の色みたいなものが把握されていて、うまく表現されているものを味わうと、大雑把に「良いなぁ~~」と思ってしまう。

そんな風に、サービス提供について考えたいなと思ったりもするのだが、今はとりあえず外食したいなと思っている次第である。

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