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20200621 「制限」のはなし

近頃といえば、どうしても「制限」が多くなりがちなご時世となっている。「制限」とは限界を決めて制する事であり、ある程度皆が平和に暮らせるように決められているものだと私は思っている。

何かが上手くいかない時に、「この制限があるからだ」みたいに思う事も出来るがそうではない考え方もきっとできるはずである。

「制限」があるという事は、危険から身を守るためにあるにしても何だか窮屈なように感じる事が多々あるものだ。「制限」の理由に納得がいかないとその中に居ずらいものでもある。
しかし、よくよく考えると良い面もあるのかなぁとも思う。制限の中に入った時に、その範囲の中でだけ考えれば良いので、その範囲に集中できるという利点もある。

ええ感じに制限のラインが設けられるとパフォーマンスがあがる事もあるんだろうなぁなんて思っている。あえて制限を設ける事でシンプルに捉えられる事もあるだろう。

選択肢が減ると自由が無い感じがするが、選択肢が多すぎると迷いも生まれやすくはなる。なので、ラインをうまい事設ける事が必要なんだろうなぁと思う。制限の中で生きる事もあるし、制限を自分で作る事もあるだろう。

力を持つと、感情に任せてむやみやたらと制限をかける事も出来るようになるが、ええ感じの制限をかけるという事と制限が何を守っているのかをわかって貰うという事は、難しいが大切な事だなぁとぼんやり頭をよぎる今日この頃である。


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