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なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない   東畑開人

題名が気になって借りた一冊。

心が複雑のプレーヤーで成り立っている、それを明らかにし解き明かす
心の分割法 補助線をひく。

働くことー目的があり達成するために「する」こと
愛することー何かを「する」ではなく何かとともに「いる」こと

傷つけないシェアのつながりと、傷つけあう(深いところまではいる)ナイショのつながり

スッキリー傷つきを「心から追い払う」:非自分を排除して自分らしさを
モヤモヤー傷つきを「心に溜める」:非自分を溶かし自分の一部にしてくれる

などなど、暗い海を小さい小舟で航海していきます。

小舟はいかにして方向を見出し、いかにして航海をしていくのか。
言い換えるなら、この自由で過酷な社会を「いかに生きるか」。

まえがきより

生きていくうえで、こんな時、どう対処したらいいの?
に答えてくれているようで、とても分かりやすく読むことができました。

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