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墓じまい

墓じまいという言葉、ここ数年前から聞くことがあった。
親戚の実家でも、後継者がいないということで、数年前に合同墓への納骨したとのこと。
毎年、お墓参りしても、かなりの数(大きな霊園なのです)で合同墓へ移行されているのが見受けられる(北海道というのも大きな理由かもしれない)

少子化や住まいの多様化、後継者の墓への思い、家族によって理由は様々でしょう。  

私の実家はちょっと異例で、宗教が変わったため、寺の墓を撤去しなければならず、その後、市の分譲する墓地へ、新しく墓を建て直しました。
あの時の叔母さんたちの表情は、今も忘れられず、難しい問題と感じていました。 

数年前から、我が家にもこの問題が時々話され、直系の男子はいるものの、独身で、今後負担であるとのこと。
兄弟や義理の姉など交えて、相談の上、墓じまいへと動いたというわけです。 
昨日、除草をし、花を手向け、生きているこちら側の心を鎮めてきました。

そして、今日合同墓への納骨の儀式が行われ、一段落という感じです。

改めて、墓とはなんぞや、と考えさせられる日でした。



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