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切れる それだけで 指先がすぱりと切れる そのような 冬の空気 凍てつく その最中に 吹き…
冬の朝 ひょいと首出す ひんやりと 底冷えのする朝ぼらけ ひゃっと戻りておそるおそる 再…
誰かの夢を 誰かの言葉を拾い そして磨く 輝くといい 月の光のように
零れ出す言葉は 今日は 勢いがあるものではないけれど ふくふくと 軽い羽根のクッション…
落ちそうだ またしてもどこかに 冬の空の色に わたしは かつて あのひとのことばを …