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散文詩

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そのまま。もうちょっと若いころ(十数年前)書き散らした散文詩です。短歌の収納は今後考えます…。
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2021年12月の記事一覧

【詩】 冬の空気

切れる それだけで 指先がすぱりと切れる そのような 冬の空気 凍てつく その最中に 吹き…

高梨 蓮
2年前
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【詩】オフトゥーン国

冬の朝 ひょいと首出す ひんやりと 底冷えのする朝ぼらけ ひゃっと戻りておそるおそる 再…

高梨 蓮
2年前
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【詩】月夜に

誰かの夢を 誰かの言葉を拾い そして磨く 輝くといい 月の光のように

高梨 蓮
2年前
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【詩】 ふくふくとした言の葉

零れ出す言葉は 今日は 勢いがあるものではないけれど ふくふくと 軽い羽根のクッション…

高梨 蓮
2年前
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【詩】冬の空の色

落ちそうだ またしてもどこかに 冬の空の色に わたしは かつて あのひとのことばを …

高梨 蓮
2年前
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