フェアリー ゴッドマザー アイズ メソッド15色の才能 〜家出少年・家出少女にしないために〜
家出した少年少女への性被害が世間では取り沙汰されています。
何故子どもたちは、
家や育ての親との連絡を絶って別の居場所を求めるのでしょう?
それは
(1) 安全で安心できるはずの家が、そうではないから(親からの虐待や育児放棄)
(2) 家にいると、自分が自分ではいられなくなるから(親からの強い支配やコントロール)
(3) ネット上で知り合った相手に共感するから(助けてあげたい、そばに居てあげたい)などの理由があげられます。
それがなぜ起こるのかといえば、
(1) は、親が感情的で自分軸がなく、子育ての意味や覚悟を知らないまま、
家庭を持つことで自分が幸せになるだろうと勘違いしてしまったことが原因です。
(2) は、親の人生で不満な部分を、子どもを使って解消(リベンジ)しようとするからです。
(3) は、グッドプレゼントの犯罪や法律についての知識を、子どもに授けていないからと、
子どもの自分軸が形成されていないために、まず自分を一番に大切にしなければならないという意識が弱く、時間やお金を使って人生の一部を犠牲にしても、他人の悩みを解消したり奉仕したりしようとするからです。
では、どうすれば良いのかといえば、
(1) 子どもを感情ではなく、愛と理性を持って育てること
(2) 子どもはそのままで完全であるから、人生や人格を弄ろうとしないこと
(3) 社会に出るために必要な知識とマナーを教えて人間の怖さを知ること、
まず自分を大切に幸せにすることが最優先という自分軸を強くしてあげること
です。
全てまとめると、「叱らないで!」ということになります。
(1) 叱られると居心地が悪くなり、安心できる港ではなくなります。
(2) 叱られると自分の人生の迷子になり、自分探しを他の場所でしようとします。
(3) 叱られると自己肯定感が育たず、自分を大切にできなくなり他人のために生きます。
家庭において、子どもたちに
「どうせ親に言っても分かってもらえないから。」
「この親は信用できないから。」
そう思わせることは、犯罪に巻き込まれる入り口でもあり
大変危険なことなのです。
だから、
*毎日を笑顔で一緒に楽しむこと。
*本人の興味に沿って経験値を積んで、根拠のない自信を持たせ、
*夢と可能性の素晴らしさについて語り、
*挑戦と失敗を繰り返し、ユーモアと笑いを教え、
*食と睡眠と運動とリラックスと整理整頓の大切さを伝え、
*犯罪や法律、マナーを知らせ、
*人の弱い部分や怖い部分をニュースなどで客観的に伝えるだけで良いのです。
「人生は夢と可能性に満ちている。この素晴らしい世界で一緒に楽しもう!」と。
逆の生活はどのようになるかと言えば、
*毎日鬼のような顔で不機嫌で子どもを叱り、
*文句や悪口を教え、足りないところを指摘し、
*本人の興味とは関係のない経験値を積ませ、根拠のない恐怖を煽り、
*安定と安心を求めさせ、真面目で努力し常に一生懸命にやることを強要し、
*人との競争で勝ち抜くことを教え、
*社会に出るために必要な知識は授けず、
*本人の悪いところとダメなところを指摘して、自己否定と劣等感を植え付けることです。
「世の中って、そんなに甘いもんじゃないの。もっと頑張りなさい。」と。
後者のように育ててしまうと、
一見成功して勝ち組のように見えても、本人の中は違和感でいっぱいです。
自分が自分でいられずに生きていることに気が付いているのに、
安心や安定から降りることも出来ずに頑張ってしまうので、
ストレスは自分の中や他者に向けられます。
「もっと早く知っていたら良かったのに。
子どもが成人した今となっては、もう遅いですよね。」というお母様方には、
「遅いということはありません。気が付いたところからで大丈夫。
ちゃんと謝れば子どもは許してくれるし、幸せになれますよ。」
そう、お話しています。
子どもは多くの気づきと学びをもたらすために
その親の元に生まれてくると言われています。
子どもへの愛ゆえに、
転んで痛い思いをさせたくなくて、
支配したりコントロールしたりするのは間違いです。
子どもはそのままで完全で、
ただ一緒にいる時間を楽しんで、経験値や価値観、知識やマナーを授け、
自由に好きなことをして生きなさいと社会に送り出すだけで良いのです。
親御さんや周囲にいる大人がそう気がつけば、
家出する少年少女はいなくなるでしょう。
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