日記初め

 記念すべき最初の日記に綴るべき事柄は何が適当か、なんて今年一番頭を回転させながら気取った文体で色々書き連ねていたが、このエディター画面の右端を占拠する「noteのヒント」なるポップアップが中々為になる教えを説いていた。曰くnoteに投稿される以上は文章も音楽や漫画と同じく創作であり、楽しみ、継続し続けることが最も重要である、と。つまり駄文でも何でも気軽に書いて気軽に投稿しろとのことである。


 創作の文字列に惹かれ諸手を挙げて賛同してしまった以上気軽に書かねばならない。ブログや日記の類の価値は洒落た言葉遊びでも驚くべき伏線でもなく、ふと浮かんだ筆者独自のアイデアや視点にこそあるのではないか。脳内のそれを歪めることなくそのまま記録することを取り敢えずは目標に、日記を始めようと思う。

 とは言ったものの明日から何を書けばいいんだ?

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