歌ネタをやっていた元芸人がパーマ大佐問題を語ってみた

僕はタカムラ、元芸人のイベンターだ
地下アイドルライブや音楽ライブを主に主催している

パーマ大佐さんのネタが著作権侵害を訴えられ問題になっている

これを初めに聞いたときは「え、この曲アメリカかスコットランドの民謡が元だよな?(実際調べたら
アメリカだったが原文ママ)なんかどこかの老害のじじいがパーマ大佐にいちゃもんつけてるの?」
と思った

実際調べてみたら森のくまさんの日本語歌詞を作った人がパーマ大佐にいちゃもんをつけているだけのようだ

正直いちゃもんつけてる作詞家もビジネスとしてはスキのあったユニバーサル側も両方問題はあるんじゃないか、という
見解だったがどうもこの作詞家はかなり胡散臭い人のようだ

アメリカ民謡であるはずの森のくまさんの著作権を自分だと主張して過去にお金を騙し取ったこともあるらしく
そういう問題のある人物のようだ

この問題知れば知るほどパーマ大佐が可哀想になってくるわけで俺の見解は「森のくまさんはアメリカの民謡が原曲」くらいの
見解なのでこの作詞家の老害が、と思うんだけど事態はそんな単純でもないようだ

パーマ大佐のネタの仕組みを説明すると「森のくまさんの歌詞は辻褄が合ってないのでBメロとサビを作って辻褄を合わせたいと思います
」というシステムだ

笑いのネタとしては普通にある手法だが、洒落がわからない人から見たらイチャモンをつけられたと思うかもしれない

実際は「森のくまさんをサンプリングした違う楽曲」という見方もできるし、これをネタでやるだけなら
こんな大きな問題にはならないだろう

僕もライブで童謡のぞうさんにラップを入れる、ドン・キホーテの「ミラクルショッピング」のメロディーで
クソ真面目なラブソングを歌うというネタをやったこともある
(パーマ大佐に比べりゃはるかにクオリティは下ですが(笑))

だが何一つ問題になってない、なぜならば一円も儲けていないからだ

つまり金を儲けてるから足元見られてるのかな、と思わなくもない

ビジネスにするなら付け入られるスキがあった方が悪いとも思う

どうも一筋縄ではいかなさそうだが着地点をどうにか見つけてほしいものである

いい曲、いいネタを作っただけにパーマ大佐さんが可哀想である

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