2020/10/02

読んだ記事メモ

今は文化を作り直すチャンス。小宮山雄飛が語る地元民目線の渋谷

海外の方が来てくれることはもちろんうれしいんですけど、お店も完全にインバウンド向けになっていましたからね。でも、コロナの影響で、そこには依存できなくなったじゃないですか。これを機に住んでいる人はもちろん、遊びに来ている人も、働いている人も、もう一度自分たちの文化、自分たちの商売をみんなで作り直せたらいいなと思うんです。

東京だけに関わらず日本全体がインバウンド向けになってしまっているのではないか。というより各個人レベルで自分の住む街と向き合う時間が圧倒的に足りなかったのではないか。

しかし自分の住む街と向き合うためにはかなりパワーの要ることではある。生活的余裕も経済的余裕も必要してくるし。余裕を得るためには良い政治が必要である。

だから自分の生活の先に政治が色濃く存在していることを認識している。

自分の街に関心の無い人間が統治すればポンコツが甘い汁を吸うことしか考えずに前進どころか街はどんどん後退してしまう。

自分の住む街をどう良くしていくか。

良くしていくってみんな大都市にってことではない。この街はどんな力を持っているかをしっかり量れないと本当の意味での発展は無い。ダイバーシティという言葉をよく聞くがそれは都市全体としてみたときにこそ意味のある言葉で街一つ一つがダイバーシティ化を進めれば良いわけでもない。

各都市の中に無数にある地方(ローカル)が自身の良さを探し、引き出し、尖っていくことでダイバーシティ化は本当の意味で進むのではないか。


飲食店だけじゃないですけど、みんなどうしていいのかわからない状態なんですよ。行っていいのか、行っちゃダメなのか、どのくらい距離を空ければいいのか、どこまで騒いでいいのか、店内でもずっとマスクをするべきか。まだ誰も明確な答えを持っていないので、みんな歯がゆい気持ちだと思うんです。でも、だからといって止まっているわけにはいかないじゃないですか。だから、飲食でも音楽でも、「とにかく一緒にやっていこうね」という感じになっていて、それはいい部分でもある気がするんです。

この基準が所謂情報弱者と呼ばれてしまう方まで分かりやすく届けられることが現状の目標なのでは。テレビが無い、ラジオが無い、新聞が無い、インターネットが無い色んな人がいるけどどこにいてもどれを選んでも正しい情報は正しく伝えられること、そこにプラスα各メディアの見解や解釈がついてくるのは大いに大歓迎である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?