ReLIFE14巻感想

卒業旅行を計画した海崎と日代さん。皆で卒業旅行に行く。
ふれあいパークに遊園地に行ったり最後の締めくくりに、海崎が皆を佐伯先輩と見た夕焼けが映える海を見せる。大人になったらまた来ようと玲奈は言うもまたは無いと分かっていながらまた来よう！
と海崎は返す。

卒業旅行も終わり日代さんと一緒に帰っているところで日代さんからこの日の思い出にキスがしたいと言ってくる。でも、海崎は、今は出来ないと断る。
リライフが終わって会いにいった時にすると決めて。

でも、日代にとったら今しかないのにモヤモヤした気持ちでわかったと言う。

両想いなのにリライフ被験者同士

お互いが互いのことを忘れてしまう。

お互いが互い想っているのに忘れてしまうのは切な過ぎる。

そして、卒業式が終わった。

｢この1年ありがとう｣と海崎は、感謝を口にする。

リライフで再び高校生活を贈るようになって

惰性で過してきた日常が高校生達との日常を共に過ごして心の成長を感びさせられた。

日代さんもつられて
自分が変われたことを｢ありがとう、皆大好きですと｣の感謝を伝える。

校庭にて、海崎と日代、
2人して帰るところで日代がご褒美にハグを求めてくる。

日代は、｢忘れたくない！｣と泣きじゃくり、心からの叫びで、人前で感情の変化を見せない日代さんが感情を露にしたのは心を動かされた。海崎は、｢忘れないよ｣と優しい嘘を付くのだった。

心が締め付けられるラストだった。

どうか海崎と日代さんの幸せになるラストを望みたいです。